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ゲームジャンル特化型周辺メーカー「GRAPHT」ブース詳細レポート【TGS2026】

“ペルソナ”仕様のゲーミングイヤホンで「P4R」も遊べる。6ボタンパッド「Omni 6 for PC」などにも注目!

【東京ゲームショウ2026】
開催期間:9月17日〜9月21日
ビジネスデイ:9月17日・18日 10時〜17時
一般公開日:9月19日・20日 9時30分〜17時/9月21日 9時30分〜16時
会場:幕張メッセ/TKP東京ベイ幕張ホール

 ゲーミングデバイスを幅広く取り扱っているMSYのゲーミングライフスタイルブランド「GRAPHT(グラフト)」。「東京ゲームショウ2026」では「LIMIT BREAK」をテーマに、ゲーミングハードウェアコーナーと物販コーナーに出展を行なっている。

 ゲーミングハードウェアコーナーの展示ブースには画期的な発想のデバイスから人気ゲームとのタイアップ製品まで、同ブランドの新製品が勢ぞろい。さらに一部デバイスに関しては、「オーバーウォッチ」と「ストリートファイター6」、「ペルソナ4 リバイバル」の試遊台が用意されており、実際にゲームで用いた際の使用感を体験できるようになっていた。

 そこで本稿では同ブースで展示されている注目の新製品を取り上げ、それぞれの性能について紹介していきたい。

好みに合わせてカスタマイズできるアケコン! 格闘ゲームコーナーの新作製品

 まず格闘ゲームコーナーでは、格闘ゲームに特化した新作ゲームパッド「Omni 6 for PC」が展示されている。

 あまり市場に選択肢がない“天面6ボタン”の設計となっており、ボタン部分には耐久性にすぐれたKailh製メカニカルスイッチを採用。実際に触った感触としては、ボタンを押した際のしっかりとしたクリック感が心地良かった。

「Omni 6 for PC」の価格は5,980円。9月17日予約開始、10月16日発売

 またグリップのすべり止めがラバーではなく、彫り込みによる加工となっていることも特徴的。長いあいだ握っていても、手汗でボロボロになりにくい仕様だ。

 このゲームパッドのもう一つの特徴は、フロントパネルを交換できることにある。別売りで交換用フロントパネルが用意されており、ラインナップには「ストリートファイター 6」のコラボパネルも。

 さらに、十字キーやアナログスティックにカスタマイズ性を持たせていることも大きなポイント。3つの形状の十字キーが付属しているほか、アナログスティックとスティックリングも2つのタイプから選択可能。アナログスティックを外してカバーを付けることもできるので、十字キーメインでプレイしたい場合にも便利そうだ。

 その一方、レバーレスタイプのアーケードコントローラー「GRAPHT Command Trigger for PC」も目玉製品。本体が薄型となっていることに加えて、スイッチ部分も1.8mmというかなりの薄さを実現している。これは同製品のために独自開発されたスイッチで、反応の速さと精度を両立しているという。

「GRAPHT Command Trigger for PC」の価格は16,980円。10月23日発売

 またポーリングレートは8,000なので、反応速度にこだわるゲーマーでも安心できるはず。後ろにケーブルロックが付いていて、試合中にケーブルが抜けないようになっている点など、細かな部分までこだわりが徹底されている。

「ストリートファイター 6」のアートを用いたコラボレーションモデルは各19,800円。12月10日発売

FPSゲームコーナーは“痒いところに手が届く”デバイスが多数!

 続いてFPSゲームコーナーでは、「THE SHOOTER」シリーズの注目製品がラインナップされていた。

 ゲーミングデバイスと一口に言っても、特定のジャンルに特化した製品というのは中々珍しいもの。そんななか「THE SHOOTER」は“FPSゲームに特化したデバイス”ということを打ち出しており、「どの製品を選べばいいのか分からない……」と悩んでいる人にとって安心のシリーズとなっている。

 まず新製品のゲーミングモニター「THE SHOOTER – Gaming Monitor 27 Essential」は、27インチのMini LEDディスプレイ。黒の深さや明るさのコントラストが特徴だが、それに加えて残像感を低減する「MPCS TECH」という機能が付いている。

 ここで目を引かれたのは、3万円台という価格設定。27インチのゲーミングモニターは高いスペックを追求するものが多く、その分価格も高額になりがち。しかし同製品はリフレッシュレート240Hzという必要最低限の数値に抑えることで、手の届きやすい価格を実現している。これからFPSゲームを本気で始めたいユーザーにとって、選びやすい製品ではないだろうか。

「THE SHOOTER – Gaming Monitor 27 Essential」の価格はスタンドレスが36,980円、スタンド付属が39,980円。9月17日予約開始、10月16日発売

 マウス周辺アクセサリの注目製品は、「THE SHOOTER – Glass Mouse Pad Nexus」。1.5mmという薄さのガラス製ゲームパッドだ。

 極端なチューニングにはせず、滑りの良さとマウスの止めやすさのバランスを取った設計となっている。サイズは490×420mmと大きめなので、ローセンシのプレイヤーでも扱いやすそうだ。またエッジの部分が丸みを帯びたデザインとなっている点も、使い勝手の良さを感じた。

「THE SHOOTER – Glass Mouse Pad Nexus」の価格は12,980円。9月17日予約開始、9月30日発売

 また同シリーズでは、ガラス製ゲームパッドに必須とも言えるマウスソール「THE SHOOTER – Mouse Sole Swift/Nexus/Anchor」も展開されている。スピード重視の「Swift」、バランス重視の「Nexus」、コントロール重視の「Anchor」といった3種類があり、自分のプレイスタイルやゲームに合わせて最適なものを選択できる。ブースではこのうち「Anchor」の使用感を試したが、ガラスならではの滑りの良さと精確なマウスの静止を実感することができた。

「THE SHOOTER – Mouse Sole Swift/Nexus/Anchor」の価格は各880円

 そのほか「THE SHOOTER – Mouse Grip Air/Cloud/Ground」はマウスのホールド感を高めてくれるグリップテープ。こちらも「Air」と「Cloud」、「Ground」と性能が異なる3つの製品が展開されている。

「THE SHOOTER – Mouse Grip Air/Cloud/Ground」の価格は各1,450円

 その一方でユニークな発想を感じたのが、現在開発中の「THE SHOOTER – Custom Gaming Keybord 68(仮称)」というゲーミングキーボード。エンターキーが小さく、一見すると英語配列キーボードに見えるのだが、スペースキーは日本語配列キーボードのような長さとなっている。しかも日本語/英語の切替キーが右上に配置されているので、誤タッチもしにくい。FPSユーザーにとってはまさに“いいとこどり”の作りだ。

「ペルソナ4 リバイバル」で圧倒的な臨場感を体験! ゲーミングオーディオの注目デバイス

 「GRAPHT」のゲーミングオーディオは、「サウンドからゲーム体験をデザインする」というコンセプト。たんに音質の向上を目指すだけでなく、ゲームに特化したサウンド体験をデザインしていることに強みがある。具体的には音の近さ、音圧の強さ、LRの方向感覚の分かりやすさといった特徴があるという。

 それをよく実感できたのが、初音ミクとコラボしたイヤホン「THE STANDARD HATSUNE MIKU Edition Art by ケイゴイノウエ」だ。スマートフォンにつなげて試聴したところ、音が間近で鳴っているような迫力を感じられた。

「THE STANDARD HATSUNE MIKU Edition Art by ケイゴイノウエ」の価格は8,800円

 そして「ペルソナ」シリーズ30周年を記念したコラボレーションイヤホン「THE SPECIAL – EARPHONES PERSONA 30th Anniversary Edition」も、注目の新製品だ。こちらは「THE STANDARD」をベースとして、「ペルソナ」シリーズの音楽やゲーム体験に合わせたチューニングを複数パターン実施。そのなかからアトラスのサウンドチームが選んだサウンドを選択した……というまさに“ペルソナ特化”のイヤホンだ。

 同ブースでは、現在開発中の「ペルソナ4 リバイバル」の試遊を通して、このイヤホンを実際に体験した。音の解像度が高く、お馴染みの戦闘BGMが流れた時には思わず気分が盛り上がったが、それ以上に驚かされたのが、登場人物のセリフが圧倒的な臨場感で聞こえてくることだった。会場に足を運んだ際には、ぜひこちらを体験してみてほしい。

「THE SPECIAL – EARPHONES PERSONA 30th Anniversary Edition」の価格は9,900円

 その一方、ゲーミングオーディオでは3種類の「GRAPHT Mini DAC」も存在感を放っていた。DAC(Digital to Analog Converter)とは、デジタルデータを音として再生するためのアナログ信号に変換する装置のこと。PCやスマートフォンにUSBで外付けすることで、安定したサウンドの出力をサポートしてくれるという。

「GRAPHT Mini DAC」シリーズ3種の価格は各5,500円。9月17日予約開始、9月30日発売

 面白いのは、たんに音質を良くするだけでなく、ゲームジャンルに合わせたチューニングを追及していることだ。「THE STANDARD – Mini DAC for Gaming」はゲーム全般に使えるオールラウンドモデルだが、キャラクターボイスが重要なゲームに特化したVOCAL MODE、壮大なRPG向きのTHEATER MOD、リズムゲーム向きのRHYTHM MODEといったゲーミングEQモードを搭載している。

 また「THE SHOOTER – Mini DAC」は、FPS・TPSゲームに特化したモデルで、足音などの効果音を際立たせるFOOTSTEPS MODEなどを搭載。「THE SPECIAL – Mini DAC Horror Edition」はホラーゲーム特化モデルで、作品の音響演出をより強く味わえる設計となっている。

新製品が当たるキャンペーンを開催! 人気格闘ゲーマーが参加するステージイベントも

 そのほか同ブースでは「TOKYO GAME SHOW キャンペーン 2026」として、「Omni 6 for PC(LIMIT BREAK)」などが当たる抽選を実施。また会場限定モデルの製品販売なども行なわれている。

 さらに9月19日から9月21日までの一般公開日には、さまざまなステージイベントも開催予定。立川選手やどぐら選手、べてぃ選手などの人気プロゲーマーが登壇するほか、倉持由香さんプロデュースの“育成型”女子esportsチーム「G-STAR GAMING」なども出演を予定している。

「GRAPHT 東京ゲームショウ2026 特設サイト」

 格闘ゲームやFPSゲームなど、特定のジャンルに特化した性能のデバイスを展開している「GRAPHT」ブース。プレイスタイルや好みに合わせてカスタマイズできる製品が多いことも、大きな特色だ。ブースには試遊台が豊富に用意されているので、気になったデバイスがある人は、ぜひ現地で実際に体験してみてはいかがだろうか。