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PC版「モンハンワイルズ」を快適プレイ! GALLERIAのミドルレンジ「ドスパラおすすめPC」を検証してみた
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- GALLERIA
2025年2月28日 17:00
遂に発売を迎えたカプコンのハンティングアクションゲーム最新作「モンスターハンターワイルズ」。本作を機にゲーミングPCを購入したいという方が増えているが、実際に購入するとなるとCPUやGPU、メモリ、ストレージなど考慮すべき点が多く、コンソール機でゲームを遊んできたユーザーの中には“どれを選べばいいのかわからない”という方も多いだろう。
今回は「モンハンワイルズを快適にプレイしたいけど、なるべく価格は抑えたい」というゲーマーに“ちょうどいい”ミドルレンジモデルを「GALLERIA(ガレリア)」からお借りして、製品版「モンスターハンターワイルズ」がどこまで快適にプレイできるのか検証。WQHD・高設定もプレイ可能なコストパフォーマンスに優れたPCの魅力を探っていこう。
さらに後半では、本日28日に発売される、特典までついた「モンスターハンターワイルズ 動作確認済みPC」について紹介していく。
WQHDでも快適! 「RTX 4060 Ti」を搭載したデスクトップPCを検証
最初に「モンハンワイルズ」ドスパラおすすめPCの一つである「RM5C-R46T」を検証していこう。こちらはミドルタワーサイズのデスクトップPCとなっていて、大きな筐体でエアフローを確保することで、重量級ゲームである「モンハンワイルズ」を長時間プレイしても安定したパフォーマンスを発揮することができる。まずは採用されているパーツを確認していこう。
CPUは“自作er”にも人気の「Core i5-14400F」を搭載!
PCの頭脳となるCPUにはインテルの第14世代「Core i5-14400F」を搭載。高性能コアにあたるPコアを6個(ハイパースレッディング対応)、省電力コアにあたるEコアを4個搭載し、10コア16スレッド構成となっている。コストパフォーマンスに優れており、自作PCユーザー(いわゆる自作er)にも人気のCPUだ。
このCPUを基本構成では12cm大型ファン搭載の空冷式CPUクーラーで冷却。「Core i5-14400F」はベースパワー65W、最大ターボパワー148Wと比較的発熱しにくいため、空冷式CPUクーラーでも全く問題ないが、ゲーム配信や動画編集などより高負荷な作業を予定している方は、カスタマイズすることで水冷式CPUクーラーも選択できる。
ゲームで最重要となるGPUは「RTX 4060 Ti」! WQHD解像度でも快適
続いてゲームをプレイする上で最も重要になるGPUは、NVIDIA「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。「GeForce RTX 40」シリーズのミドルエンドで、PC版「モンスターハンターワイルズ」におけるWQHD解像度“高”設定の推奨環境を満たす。今回お借りしたPCにはPalit製のショート基盤モデルが採用されており、映像出力端子はHDMI×1、DisplayPort×3の構成となっている。
メモリは16GB DDR5。ストレージはSSD 500GBを搭載で推奨環境を満たす!
そしてメインメモリは高速なDDR5メモリを16GB、ストレージはPCIe 4.0規格のM.2 SSDを500GB搭載しており、どちらも「モンスターハンターワイルズ」の推奨スペックを満たしている。メモリとSSDはそれぞれカスタマイズして増やすことができるため、自分の用途に応じたスペックにすることができる。
筆者のオススメはSSDの増設。「モンハンワイルズ」の容量は75GBとなっていて、基本構成の500GBでも十分足りるのだが、折角のゲーミングPCということで他のゲームをプレイしたいという方も多いだろう。昨今のAAAタイトルは100GB越えも多いため、より多くのゲームをダウンロードしたい方はSSDの増設をオススメしたい。
フロント・リア合わせて10基のUSB-Aポート搭載! 様々な機器を接続可能
最後に接続ポート周りを見ていこう。斜め45度にカットされたフロントパネルには電源ボタンやヘッドホン端子のほか、USB 3.2 Gen 1を4つ備えており、デスク下に置いた際のアクセス性向上が図られている。またリアパネル側にはより高速なUSB 3.2 Gen 2を2基のほか、USB 2.0も4つあり、合計10基のUSBポートを備える。マウスやキーボードのみならず、ヘッドセットや配信機材など、多くの周辺機器を接続可能だ。
また有線LANポートは2.5Gbpsに対応しており、高速な光回線を契約している場合は「モンハンワイルズ」をはじめとするAAAタイトルを素早くダウンロード可能。基本構成ではWi-FiやBluetoothを備えていないが、オプションで追加することもできる。電源ユニットは80PLUS BRONZEを取得した650Wのものを搭載している。
付属品は電源ケーブルのほか、カスタマイズによりキーボード&マウス、さらにはディスプレイまで購入可能なので、手元に届いてすぐにゲームを始めることができる。
早速ベンチマーク開始! WQHD・高設定もフレーム生成で“快適にプレイ”判定
まずはSteamにて配信されている「モンスターハンターワイルズ ベンチマーク」を実行してみた。「モンハンワイルズ」は昨今のゲームタイトルの中でもかなりの重量級で、快適にプレイするには高性能なPCが必要となる。ベンチマークソフトではパフォーマンスの指標となるスコアを無料で測定することができる。
今回はゲーマー界隈で熱い“WQHD・180Hz”のゲーミングモニターを用いて検証を実施。WQHD(2,560×1,440ドット)とは、フルHD(1,920×1,080ドット)よりも高解像度でゲームをプレイできつつ、4K(3,840×2,160ドット)よりもグラフィックス負荷が低いため、現在のミドルレンジGPUに丁度いい解像度なのだ。
「RTX 4060 Ti」を初めとする「GeForce RTX 40」シリーズはAIを活用した“DLSS フレーム生成”を利用できるようになり、対応タイトルでは大幅にフレームレートを向上させることが可能になった。もちろん「モンハンワイルズ」も対応しており、推奨環境にはフレーム生成を前提としたフレームレートが記載されている。
最初にWQHD・高設定、フレーム生成ありでベンチマークを数回実施したところ、スコアは16000点前後、平均フレームレートは98FPS前後となり、評価は「快適にプレイ可能」という判定となった。これをフレーム生成オフにしたところ、スコアは21000点前後と上昇し、評価が「非常に快適にプレイ可能」となった一方、平均フレームレートが63FPS前後に下がった。
これはカプコン公式でも案内されており、フレーム生成をオンにすると、フレーム生成の負荷による影響でスコアは低下するのだが、平均フレームレートは上昇するのでより滑らかにプレイできるのだ。実際、フレーム生成がオフだと場面によっては60FPSを下回るのだが、オンにすると60FPSを下回ることはほとんどなく、65FPS~110FPSで推移し滑らかな映像を楽しめる。
また、現在でも利用者が多いフルHDゲーミングモニター環境を想定したフルHD・高設定では、フレーム生成オフでスコアは26000点台、平均フレームレートは76FPS前後で「非常に快適にプレイ可能」、フレーム生成オンでスコアは18000点台、平均フレームレートは110FPS前後となった。フルHDではグラフィックスがより軽くなるため、よりフレームレートに余裕が出る形だ。
なお、今回フルHD・ウルトラ設定でもベンチマークを実施したのだが、フレーム生成オフでも評価は「非常に快適にプレイ可能」となるが、場面によってはコマ落ちが発生した。これはウルトラ設定でのビデオメモリが“12GB以上必須”となっているのに対し、「RTX 4060 Ti」のビデオメモリが8GBとなっているため、GPUの処理が追い付いていないことによるものだ。
だがウルトラの推奨スペックを満たすGPUはどれも高価なため、予算オーバーとなってしまう方も多いだろう。その点「RTX 4060 Ti」はコストパフォーマンスに優れているほか、「モンハンワイルズ」は高設定でも十分に美麗なグラフィックスを楽しむことができるため、多くのゲーマーに“ちょうどいい”選択肢だ。
60FPS以上をキープ! 実際に「モンハンワイルズ」をプレイ
ここからは実際に「RM5C-R46T」で「モンハンワイルズ」の製品版をプレイしていこう。まず結論から言わせてもらうと、今回プレイした範囲では60FPS以上を常にキープしており、WQHD・高設定を非常に快適にプレイできた。
今回は検証時間が限られていたため、オープンベータテスト(OBT)とほぼ同じのプレイ範囲ではあったが、製品版ではOBTから最適化が進められており、要求スペックも若干下がっている。その影響もあって、フレームレートは序盤から90~110FPS台(DLSS・フレーム生成オン)を推移しており、カットシーンでは非常に滑らかで美しい映像を体験できた。
モンスターとの戦闘シーンでも概ね80~100FPS台をキープしており、ストレスを全く感じることなく狩猟に集中できた。GPU使用率も90%台後半に張り付いているため、CPUがボトルネックになることなく「RTX 4060 Ti」の性能を引き出すことができている。また「DLSS フレーム生成」のデメリットに“テクスチャのぼやけ”や“入力遅延の発生”などが挙げられているが、今回のプレイ範囲ではそういった現象もなく、スムーズな戦闘を楽しむことができた。
「RM5C-R46T」はいわゆる“ミドルレンジ”ではあるが、「モンハンワイルズ」プレイ体験はミドルレンジのゲーミングPCとは思えない高クオリティなものだった。「モンハンワイルズ」をきっかけにPC購入を検討しているユーザーやコンソール機からの移行など“初めてのゲーミングPC”としてのみならず、数年前のゲーミングPCを使用しているユーザーの移行先にもベストな仕上がりになっている。
外出先でもプレイできる! ゲーミングノートPCという“もう一つの選択肢”も
ここまではゲーミングデスクトップPCを紹介してきたが、“もう一つの選択肢”としてゲーミングノートPCである「XL7C-R46-6」も紹介しよう。「モンハンワイルズ」の推奨スペックを満たしており、外出先や帰省先でも快適な狩りを楽しめるのだ。まずは外観を見ながらスペックを紹介していこう。
スタイリッシュな筐体に「Core Ultra」×「RTX 4060」を搭載!
最初にCPUはインテル「Core Ultra 7 155H」を採用。高性能コア(Pコア)を6個、省電力コア(Eコア)を8個搭載しており、16コア22スレッド構成となっている。さらにAI処理を行なうNPUとして「Intel AI Boost」も内蔵しており、Webカメラの背景ぼかしをはじめとする「Windows Studio Effects」などのWindows 11のAI機能を一部利用できる。
GPUはNVIDIAのノート用「GeForce RTX 4060」を搭載。「モンハンワイルズ」WQHD・高設定の推奨スペックである「RTX 4060 Ti」には一歩及ばないが、後述のベンチマーク結果ではフレーム生成の効果も相まって、良好な結果を収めていた。加えて、基本構成におけるメモリは16GB(DDR5)、ストレージは1TB(PCIe4.0、M.2 SSD)となっている。
本製品のデザインは非常にスタイリッシュで、筆者の中にあった“高性能なゲーミングノートPC=ゴツイ”というイメージが払しょくされた。サイズは幅358mm×奥行259mm×高さ24mm、重量は約2.1kgで持ち運びもしやすい。大学で使うノートPCのほか、旅行先や実家に持ち運びたいという需要も叶えてくれるだろう。
WQXGA/240Hzの高性能ディスプレイ搭載! キーボードはLEDバックライト内蔵
ディスプレイは16インチで広々としており、解像度はWQXGA(2,560×1,600ドット)、リフレッシュレートは240Hzと非常に高性能。ノングレアで映り込みも少なく、視野角も良好なため、場所を問わずゲームや作業に打ち込むことができる。もちろん、HDMI端子やUSB Type-C経由で外部モニターも接続できるため、本体のディスプレイもあわせてデュアルモニターやトリプルモニターも可能だ。
キーボードはテンキーを備えており、LEDバックライトを内蔵。暗い環境でもタイピングしやすいほか、“ゲーミングPCらしく”ライティングをカスタマイズしたり消灯も可能だ。トラックパッドはマルチジェスチャーに対応しており、精度も良好だ。
Thunderbolt4などのポート類をチェック! Webカメラは顔認証対応
ポート類にはUSB Type-A端子×2、USB Type-C端子×2、ヘッドホン端子、HDMI端子、有線LANポート、microSDカードスロット、電源端子を搭載。特にUSB Type-C端子の内、1基は高速な「Thunderbolt4」に対応しており、先述のように映像出力ができるほか、高速な外部ストレージや外付けGPUボックスなどの接続、USB-PDによるノートPC本体の充電が可能となっている。
WebカメラはフルHD解像度で、「Windows Hello」による顔認証にも対応しているため、PINコードレスでサインイン可能だ。付属品はノートPCでのゲームプレイに役立つマウス、180W出力ながら非常にコンパクトなACアダプター、電源ケーブルの3点となっている。
ノート版「RTX 4060」が健闘! WQHD・高設定でベンチマーク
早速「XL7C-R46-6」で「モンハンワイルズ」のベンチマークを実行してみた。なお、今回はノートPC本体の内蔵ディスプレイで検証したのだが、「モンハンワイルズ」は16:10のアスペクト比に対応していないため、ゲーム画面は16:9(2,560×1440ドット)で表示される。そのため上下に黒帯が出現するが、没入感を削ぐレベルではないため気にならないはずだ。
結果としては、WQHD・高設定のフレーム生成ありで「問題なくプレイ可能」という判定となった。平均フレームレートは73FPSで、内蔵ディスプレイの性能(240Hz)を最大限活かすことはできていないが、プレイするには必要十分なフレームレートで、良好な結果といえるだろう。
また高設定・フレーム生成はそのまま、解像度だけフルHDに下げたところ「快適にプレイ可能」となり、平均フレームレートも83FPSに上昇。16インチの内蔵ディスプレイであれば、WQHDとフルHDの差はほとんど感じないため、フレームレートを重視したいユーザーはフルHDでのプレイも視野にいれておこう。
内蔵スピーカーの音質がいい! ゲーミングノートPCで「モンハンワイルズ」をプレイ
ここからはゲーミングノートPC「XL7C-R46-6」で「モンハンワイルズ」をプレイしていこう。こちらも結論から言うと、WQHD・高設定(フレーム生成)を快適にプレイすることができた。フレームレートはカットシーンで60~80FPS、戦闘シーンでは50~70FPSとなり、快適にゲームをプレイ可能な一つの基準である60FPS前後を推移している形だ。
特に注目したいのは内蔵スピーカーの音質。本製品は「Sound Blaster Studio+」に対応しており、サウンドモードやイコライザーなどを設定可能となっている。今回サウンドモードとイコライザーを「ゲーム」、そして「SuperWide」をオンにした状態でプレイしたのだが、モンスターの鳴き声の方向や環境音をしっかり聴き分けることができ、サラウンドスピーカーでプレイしているような感覚を味わえた。
ゲーミングノートPCの携帯性を活かして、先述のように外出先や帰省先でも「モンハンワイルズ」をプレイできるほか、みんなでPCを持ち寄ってローカルマルチプレイのような感覚で一緒に狩りを楽しむこともできる。ゲーミングPC=デスクトップPCという方も多いと思うが、もう一つの選択肢としてノートPCも候補に入れておきたい。
「RTX 5080」搭載モデルもラインナップ! 「モンハン」ファンも嬉しい特典付きの動作確認済みPC
ここまで「モンスターハンターワイルズ」ドスパラおすすめPCを検証してきた。「RM5C-R46T」はWQHD・高設定を快適にプレイ可能できるにも関わらず、基本構成価格は約19万円~とコストパフォーマンスが非常に高いモデルに仕上がっている。ゲームは快適にプレイしたいけど、なるべくコストを抑えたいというゲーマーのニーズに応えるベストなPCだ。
またゲーミングノートPC「XL7C-R46-6」は、「モンハンワイルズ」を快適にプレイすることができる。出先でプレイしたい方やみんなでPCを持ち寄ってプレイしたい方など、携帯性を重視したい人には最適な選択肢となるだろう。
さらにオススメしたいのが同じく「GALLERIA」から登場する「モンスターハンターワイルズ動作確認済みゲーミングPC」。「モンハンワイルズ」が問題なく動作することを検証し、カプコンが認証したモデルで、ゲーミングPC初⼼者でも“これさえ選んでおけば”快適に「モンハンワイルズ」をPCでプレイすることができる。
□「GALLERIA モンスターハンターワイルズ 動作確認済みモデル」のページ
動作確認済みPCには、最新のハイエンドGPU「GeForce RTX 5080」を搭載した「ZA9C-R58」もラインナップ。昨今は様々な影響によってハイエンドパーツを確保しにくい状況が続いているが、BTO PCであれば入手できるという場合もある。自宅に4K環境が整っていて「モンハンワイルズ」の“さらなる高み”を目指したい方、ゲームだけでなくクリエイティブな作業をより快適にこなしたい方はこちらも候補に入れておきたい。
加えて「モンハン」ファンに嬉しい要素として、「モンスターハンターワイルズ動作確認済みPC」の全てのモデルを対象に、特典としてオリジナル壁紙とオリジナルステッカーの2点が付属する。「モンハンワイルズ」をPCで快適にプレイしたいという方は、ぜひこちらも検討してみてほしい。
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