PS3ゲームファーストインプレッション

アイドルマスター ワンフォーオール

序盤の最後にサプライズも!

序盤の最後にサプライズも!

一通りのゲーム内容を学んだところでサプライズ! 765プロ全員参加のオールスターライブを特別にプロデュースできる!

 さてさて、本格プレイに向けて一通りの要素を触っていったところで、なんと最後のサプライズ! 765プロ全員で挑む「オールスターライブ」の開催だ! 夏と冬の年2回開催されるイベントだが、この時はプレイ序盤の締めくくりとして、特別に開催される。

 オールスターライブでは、3曲を歌い、セットリストもユニットの組み合わせも自由自在! まだ担当していないアイドルの魅力を一足先に体験できるし、現実に行なわれている「アイマス」ライブの空気にも近い、スペシャルなイベントだ。

765プロアイドル総出演のステージを連続で3曲! プレイ序盤から豪華なステージを楽しませてくれる。そして、ライブを大成功させて「ONE FOR ALL!!」を獲得すると……!

 さらに! ライブが大成功に終わり、「ONE FOR ALL」を獲得すれば13人全員がステージに総登場するアンコールムービーが! サイリウムの光が埋め尽くす前で、13人が歌い踊るシーンはまさに圧巻の一言。ぜひその目で見て頂きたい。

 なお、第2弾PVに出ているアンコールムービーで着ている衣装「スターピースメモリーズ」は、劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」のクライマックス時に着ていたもの。本作の発売後から7月30日までPlayStation Storeにて無料配信されるので、ダウンロードをお忘れなく。

13人全員が歌うアンコールムービーは、まさに圧倒的! カメラアングルも凝りに凝っていて、サイリウムの光が広がる会場の雰囲気までもばっちり作られている

 このように6週目まで怒濤の展開続きの本作。ちなみに7週目以降は本格的にプレイが始まり、本作の新システム「ふれあい」も可能になる。

 「ふれあい」は、プロデュース中のアイドルとのエピソードが楽しめる、前作までのお仕事パート中にあったコミュニケーションが単独でプロデュース画面から楽しめるようになったものだ(お仕事パートにも、もちろんシリーズ作同様に会話はある)。

 コミュニケーションがメニューから選べる項目になったことで、リーダー以外のエピソードも楽しみやすくなり、週が変われば同じふれあいエピソードでも、いろんな選択肢を選んで反応の違いを楽しんだりしやすくなっている。これが最終的には13人全員をプロデュースし、ふれあっていけるようになるのだから、やりこんだ先はすごい事になりそうだ……。

新システムの「ふれあい」。アイドルとのコミュニケーションがプロデュース画面から楽しめるようになっている

 ここまでに紹介してきた先も筆者はプレイを続け、11週目でランクアップフェスに挑み、見事アイドルランクアップ! シーズン目標も無事に達成できてプロデューサーランクもアップした。12週が過ぎ、ここからシーズンは春から夏へと移っていくのだが……。残念ながらお伝えできるのはここまで。この先はぜひ、自分の手で体験して頂きたい。

7周目以降から本格プレイ開始。ランクアップフェスでライバルに勝って見事にランクアップ! 13週目からは季節が夏へと移り変わっていく

しっかり作り込まれ、遊びやすい、期待に応える最新作!! 今後の広がりも期待大!

たっぷりと「アイマスワールド」を楽しめる、期待に応える最新作!発売を心待ちにして頂きたい

 プレイを終えての印象では、“不満点がなかった事”が非常に大きい。いつもなら「こういうところがちょっと……」とか、「ここはこうだったら良かった」など、いろいろとプレイしながら思うものだが、今回プレイした限り、そういった事を何も思わなかった。12週目が終わったあとも「このままこの先も遊びたいな」と思ったぐらいで、しっかりハートを掴まれたと言っていい。細かいところまで配慮されていて、非常に遊びやすい。

 新要素やシステムの変化を見ると、シリーズ作の流れを基本的に踏襲しつつも、エンドレスに続けられるようになったプロデュース、最終的には13人全員のプロデュースが可能で、組み合わせも幅広く楽しめる。シリーズ作での周回プレイ的な遊ばせ方ではなく、ひとつのデータで隅々まで徹底的に遊べるようなったのは大きな変化だ。

 さらにDLCでは「シンデレラガールズ」、「ミリオンライブ!」のアイドルも登場するとあって、どこまで「ワンフォーオール」の中に「アイマス」ワールドが広がっていくのか、果てしなく遊びこませてくれるのか、楽しみなばかりだ。

 今回は12周目までのプレイということで、この後の展開、特に気になるストーリーについてはまだどんなものになっているのかはわからないが、そちらはプレイしてのお楽しみというところ。ファンの皆様は発売日を楽しみに、最近ちょっと「アイマス」が気になっているという人は、この機会にぜひ、その魅力に触れてみてもらいたい。

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(山村智美)