DSゲームレビュー

呪いの恐ろしさが味わえる
怖さNo.1のホラーアドベンチャー

「ナナシ ノ ゲエム 目」

  • ジャンル:ホラーアドベンチャー
  • 製作:スクウェア・エニックス
  • 開発:epics
  • 価格:5,040円
  • プラットフォーム:ニンテンドーDS
  • 発売日:発売中(8月27日発売)
  • プレイ人数:1人
  • CEROレーティング:C(15歳以上対象)


 大きなプラズマテレビ。最新技術を駆使したグラフィックス。恐怖をさらに増幅させる最先端の音響装置。電気を消し、テレビの前に座る。そして、コントローラーを握り、冷たい汗を流しながら、暗闇に占拠された不気味な通路を突き進む、それがホラーゲームのイメージだろうか。

 しかし恐怖は、最先端の技術がなくても、巧みなアイディアから生まれることもある。リアルなグラフィックスでなくても、雰囲気さえあれば真の恐怖を味わうことができる。それを見事に証明してくれたのが、スクウェア・エニックスのパートナーであるepicsという開発チームだ。

 「ナナシ ノ ゲエム 目」は、2008年7月に発売されたホラーアドベンチャーゲーム「ナナシ ノ ゲエム」の続編だ。前作も十分に楽しめたが、この続編はすべての面において、前作を凌駕している。もっとも驚いたのが、DSという小さなゲーム機からこれだけの恐怖感が生み出せたことだ。それを実現できたのは、開発チームの持っているホラーというジャンルに対しての豊富な知識だ。

 本作には、世界中の視聴者を圧倒したジャパニーズホラーのルールが凝縮されている。突然やってくる呪い。人の死体が恐ろしい形相で見つかる。その原因について調べ始める被害者の親友。その死は、携帯のチェーンメールに関係していることもあれば、白黒の動画が収められた古いビデオカセットによって引き起こされたケースもある。または、呪いの原因は「TS」という架空の携帯ゲーム機に配信されるRPGにあるかもしれない……。

 耳にイヤフォンを付けて電気を消し、DSを開く。手に持っているDSと、作品に出てくるTSというゲーム機は酷似している。こういう現実世界との類似点は、プレーヤーに不安感と恐怖感を与える。「まさか、私の手にしているゲーム機も呪われているのでは?」と思わせられるような感覚を、本作では味わえる。

 このソフトの遊び方や、個性的な流れを知りたい人は以下の文章を続けて読んで欲しい。しかし、呪いを恐れているのであれば、ここでやめたほうがいい。なぜなら、ゲームをクリアした僕は、もう呪われているかもしれないからだ……。


■ 7日後にプレーヤーを死なせる謎のRPG

新しいゲームを始める時、3人の主要キャラクターに好きな名前を付けられる(上画面)

 まるで、同社の有名な某RPGから出てきたかのようなレトロな村。ドットで構成された建物の中、3人の冒険家が会話をしている。TSというゲーム機で話題になっているRPGのようだ。

 主人公はその1人を操作している。パブを後にし、村の中を歩き回る。村人が言うには、ある呪いによって村を守る神様が力を失い、村を出ることさえも危険らしい。

 「どうすれば?」と思った矢先に、画面が切り替わる。2Dの村は消え、ポリゴンで作られた廊下が現われる。ここは、プレーヤーの住む現実世界のようだ。変死体で見つかった親友の死因を調べている主人公が、事件の関係者の住宅を訪れたらしい。

 時間が遡る。主人公の親友が、ここ最近大学に通わなくなった。それを不思議に思った主人公は、親友の自宅を訪ねることにする。インターフォンを鳴らしても誰も出ない。ドアにはロックがかかっていないようだ。タッチペンでドアを押し、開けてみる。

 玄関は真っ暗だ。周囲は非現実感に溢れている。暗過ぎて、進むのが怖い。突然どこからか、レトロな曲が聞こえ始める。この家はまともではない。鏡が勝手に割れるし、テレビも自動的に付いたり消えたりするのだ。悪の力に満ちているのではないかと、主人公はその時実感する。謎の音楽に導かれ、とうとう主人公は親友の部屋に到着する。

 すると突然、押し入れから親友が飛び出してくる。既にもう人間の顔ではない。その手にはTSが握られている。謎の曲はそのゲーム機から流れていた。親友は最後の息を吐き、その場で崩れ落ちた。そしてそれと同時に、彼の遊んでいた謎のRPGが、主人公のTSに配信されてしまう。

 謎のRPGは、7日以内にクリアしないと呪いによって殺されるといういわくつきのゲーム。呪いの元凶を食い止めるか、それともゲームを無事にクリアするか?運命の日まであと7日……。

TSという架空ゲーム機用の謎のRPG。一見穏やかに見えるこの村から、すべてのホラーが始まる……(上画面)呪いのRPGの被害者の自宅を訪ねた主人公は、取り返しのつかない状況に巻き込まれる

■ DSの持ち方が異なる3つのゲームパート

 現実の世界と、呪いのゲームの世界。本作は、2つの世界を行き来して進行する個性的なホラーアドベンチャーゲームだ。2つの世界が交差し、お互い影響し合う。つまり、現実でのアクションがTSのRPGに影響を及ぼすこともあれば、逆にRPGパートで行なったことが、現実に何らかの重要な変化をもたらすこともある。

 本作は、3つのパートに分かれている。1つ目は、各エピソードの最初にプレイする会話パート。このパートでは、DSを小説のように持ち、ガイド役を果たす超常現象に詳しい大学の教授から貴重な情報とアドバイスを得て、最後に探索すべき次の目的地を選ぶ。2つの画面にはCGで表現されたキャラクターが表示され、そして、その下に会話の文章が流れる。アドベンチャーというジャンルにおいては、典型的な形といえるだろう。

 会話パートで1つだけ残念だったのは、声が入っていないことだ。文章だけではうまく感情が伝わらないこともあるので、声が入っていたらもっと映画的なアドベンチャーに仕上がっていたに違いない。DSカードの容量制限による犠牲だろうか?

CGによるキャラクターのイラストは静止画だ。アニメーションをつけていれば、キャラクター達の個性がもっと出ていたと思う2周目以降は文章がスキップでき、瞬時に探索パートに移れるようになる

 2つ目のパートは、1人称視点で進む探索パートだ。DSの両画面に展開される景色はすべてポリゴンで描写されている。その出来栄えは、DSにしてはレベルの高い3Dグラフィックスといえる。ちなみに探索パートでも、DSを小説のように縦に持つ必要がある。

 本作の大半を占めるこのパートでは、追ってくるルグレ(と名付けられたゴースト)から逃げつつ、廃院、廃校、地下鉄などのお決まりのロケーションを探索することになる。探索といっても、干渉できるオブジェクトが非常に少ないので、本作のインタラクティビティーの乏しさに不満を抱くプレーヤーもいるかもしれない。

 しかしその不満は、本作を複雑なアドベンチャーゲームではなく、携帯型のお化け屋敷として考えることで解消できる。調べられる場所や謎解きが少ない分、プレーヤーを驚かせる絶妙な演出によって、最後の最後まで同じ緊張感が保たれる。

 開発者の狙いは謎を解かせることではなく、プレーヤーに恐怖を体感させることなのだろう。そのように考えれば、探索パートの成功率は100%に近いといえるだろう。

初めて探索パートに挑む時は、丁寧なチュートリアルが操作方法を説明してくれる探索パートでセレクトボタンを押すと、TSのメニュー画面に切り替わる(下画面)

 最後のパートは、ゲームの中のゲームをプレイする「呪いのゲーム」パートだ。主人公の持つ架空の携帯ゲーム機であるTSに、断片的に配信されてくる謎のRPGを進めることによって、それまでには行けなかった場所を探索できるようになるなど、現実世界にさまざまな影響を及ぼす。

RPGで遊ぶときは、DSを縦から横に持ち替える必要がある(上画面)TSのメニュー画面を開き、1番上の枠にタッチすれば、いつでもRPGパートにアクセスできる(上画面)TSのメニュー画面では、仲間に送られたメールを閲覧できる。その中には、ゲームの進行に必要なヒントが隠されていることもある(下画面)

■ 左目の超能力と謎の痕跡

 呪いのゲームが自分のTSに配信された瞬間から、主人公はある超能力を得る。タイトルの「目」が示すように、主人公の左目に異変が起きる。その左目を通じて、主人公は見えざるものが見えるようになる。ホラーゲームだけに、その正体は1つしか考えられない。そう、幽霊だ。呪いのゲームの被害者と思われる、プレーヤー達の忌まわしいルグレが見えるようになる。

ルグレが近くにいる時は、左目の役割を果たす左の画面が歪み始めるこのゲームには武器が存在しない。ルグレをやり過ごす唯一の手段は逃亡だ行く手を阻むルグレを避けられないと判断した場合は、一旦RPGパートを進めるといい。RPGパートを進めることで、そのルグレが消えたり、位置を変えることがある(上画面)

 主人公の左目が反応するのは、ルグレが近付いてきた時だけではない。左目でしか見ることのできない、もう1つの「もの」がある。それは壁やテーブルなど、あらゆる場所に存在する不気味な痕跡だ。

左の画面の壁には手のような白い痕跡が現われた。右目で見えなかったものが、左目の視点にはちゃんと映っている左目(左画面)だけに見える謎の痕跡には、白と赤の2つの種類がある。痕跡を触ると、「のろいのゲーム」に飛ばされる

 左目が捉えた白い痕跡をタッチすると、「呪いのRPG」が配信されてくる。そのゲームの中で、村人と会話したり、謎を解いたりすることによって、現実世界での状況が変わり、探索パートをさらに進められるようになる。

ルグレは道路の真ん中に止まっている。この道を進むのは不可能だと思ったら……左画面の壁に白い痕跡が現われた。それをタッチして、RPGパートへ
ルグレ達は花のあるところから逃げる習性がある。RPGパートで花を道の真ん中に置いてみると……(上画面)現実世界にも花が現われ、道の真ん中にいたルグレが去って行き、その道路を進めるようになる

 痕跡は、白いもののほかに、赤色のものも存在する。これも、壁に付着していることが多い。見つかった時は、迷わずタッチしてみよう。するとRPGではなく、本作で新たに追加された、もう1つのゲームが配信されてくる。それは、超メジャーな某ゲームのようなアクションゲームだが、カラフルな背景の代わりにプレーヤーを待っているのは、生臭い血に満ちた不気味な世界だ。

 目標は、ステージのゴールとなる階段に無事に到達することだ。文章では簡単な印象を受けるかもしれないが、それを実行するのは非常に難しい。なぜなら、階段までのルートは、主人公を真っ二つにしたがる忌まわしいギロチンで埋め尽くされているからだ。ステージを無事にクリアすると、探索パートに戻る。扉が解除された等、状況が変わっているはずなので、さらに先に進めるようになる。

左の壁に赤い痕跡が見えた。近付いて、タッチしてみると……不気味さ満載のアクションゲームに移される。十字キーでキャラクターを動かし、ボタンでジャンプさせるというシンプルな操作方法だ。タイミングを計って、襲い来るギロチンをかわしつつ、ゴールの階段を目指す(上画面)アクションゲームをクリアすると、また3Dの探索パートに戻る。どこかで扉のロックが解除される音がした。つまり、新しい部屋に行けるようになったということだ

■ 改善の余地がある、個性的な操作方法

 本作の操作は少し癖がある。パートによっては、DSの持ち方を替える必要がある。探索パートと会話パートではDSを小説のように持ち、RPGパートではスタンダードな持ち方で遊ぶ。ゲームが進めば進むほど、DSを持ち替える頻度がだんだん増える。一風変わった操作方法だが、慣れてくると特別な満足感を得ることができる。

 十字キーだけを使ったRPGパート以外、すべての操作はタッチペンで行なう。例えば、探索パートでは、タッチペンで画面の真ん中に触れると、前方にまっすぐ歩き始める。右と左の縁にタッチすると、右と左に向きを変え、十字キーの右と左を押すと、左右へ横歩きを行なう。

 FPS的な操作方法だが、それと違うのは動きの遅さ。走りと歩きの速度の差が少ないので、ルグレから逃げる場面では、その遅さにフラストレーションを感じることもある。しかし、これは開発者の意図的なチョイスだと思われる。走る速度を遅くすることで、主人公をさらに無防備で無力な人間にする。これは、まさに、サバイバルホラーというジャンルにぴったり当てはまるルールなのではないだろうか?

 ルグレは殺すことができない。ホラーから生還する為の手段は走って逃げることだけ。しかし、プレーヤーに与えられたその唯一の手段も、不便で不完全だ。走る、逃げるという直感的な動作さえも、難しく感じさせることが、開発者達の意図的な「いたずら」だったのではないだろうか。

 ただし、どうしても納得できなかったことがある。それは、開発者達が左利きのプレーヤーを視野に入れていなかったことだ。僕も左利きだが、探索パートでタッチペンを左手で持って遊ぶと、その手で左の画面を部分的に隠してしまうことが多い。もし続編が発売されるのならば、左利き用の機能が実現するのを願っている。

走る為には、タッチスクリーンの真ん中にタッチしたまま、十字キーの上を押さなければならない。タッチスクリーンを2回タップすると走るという具合に、もう少し直感的な操作方法にして欲しかったタンスやテレビなどの画面内のものにタッチペンで触ると、プレーヤーを驚かせる演出が起こる十字キーの下を押すと、後退することができる。3作目が製作されるのなら、探索パートではタッチペンだけを使った操作方法にして欲しい

■ 本当の恐怖と本当の挑戦は2周目から

 前作と同じく、ゲームの寿命はそう長くはないが、分岐点の導入によって2周目のプレイは新鮮に感じられる。なぜなら、最初と最後を除くすべてのエピソードに、2つのパターンが用意されているからだ。

 変化するのは探索する場所だけでなく、謎解きもまったく異なるので、2周目はもう1つのゲームとして楽しめる。さらに2周目の最後には、新しいステージに加えて異なる結末も待っているので、是非、最後の最後までこのゲームの恐怖を味わって欲しい。

 やり込み要素としては、本作より新たに追加された「呪いの横スクロールアクション」も挙げられる。RPGパートの民家のテーブルや戸棚には、赤いカートリッジが置かれていることがある。その小さなカートリッジには、前述した超メジャーな某ゲームのようなアクションゲームのステージが1つ入っている。

 カートリッジを拾うと、「オオヤマ」というおまけモードで、新しいステージを遊ぶことができる。すべてのステージを回収し、それらを全部クリアすると、もう1つのサプライズがプレーヤーを待っているという。それは、自分の目で確かめて欲しい。

「オオヤマハウス」には、TSのメニュー画面からでもアクセスできる。画面の下部にある家のアイコンにタッチすると、おまけモードをプレイできる(上画面)カートリッジを回収すればするほど、井戸の数が増える。井戸の前で決定ボタンを押すと、呪いのゲームのステージに飛ばされる(上画面)拾ったカートリッジのステージは特に難易度が高い。ルールは同じだが、奥の方にある井戸ほど難しくなっていく(上画面)

■ ポケットに入る、体感ホラーアトラクション

 本作はグラフィックス的にも、サウンド的にも、DSをフルに活用したソフトといえる。ポリゴンのグラフィックスは細部に至るまで丁寧に作られており、なおかつ、さまざまな特殊効果を用いることで、恐怖感がさらに増す。個人的には、ルグレが出現する時の画面が歪むエフェクトが、よく出来ていると思う。

 ほかには、「サイレントヒル」シリーズのように、現実世界と呪いのゲームが交差する時には、壁が老朽化したり、ドットグラフィックスに蝕まれたりするといった、恐怖をさらに引き立てる見事なエフェクトも見受けられた。これらも、ホラーゲームを知り尽くしている開発者達による巧みな演出だ。

 また、RPGパートの2Dグラフィックスも特徴的だ。日本を代表する某RPGを思わせるようなシンプルで懐かしさ溢れるドットグラフィックスだが、呪いのゲームだけに、すべてが普通というわけにもいかない。呪いの力の働きで、村のグラフィックスが乱れたり、曲の音程が狂ったりするといったことが頻繁に起こる。それによって、プレーヤーは本当に呪いのゲームで遊んでいるかのような感覚に陥ってしまう。

 さらにサウンドも、本作の見どころ(聴きどころ?)の1つだ。本作で採用された3Dサウンドはアミューズメントパークのホラーサウンドアトラクションと同じぐらいのクオリティを誇っている。比較的性能のよいヘッドフォンがあれば、目を閉じても、音だけを頼りに、周囲のどの方向からルグレがこちらに向かっているのかを理解できる。自宅で遊ぶ時はヘッドフォンの使用が望ましい。

 ただしグラフィックス面では、全体的に暗過ぎることが気になった。画面の明るさは調節できるが、陽の当たる場所では、反射のせいで画面に何が映っているのかがわかりづらいこともある。本作を最大限に満喫するためには、窓のカーテンを閉めた薄暗い部屋が最適だろう。

 このほかにも、左利きユーザーの非対応や操作方法の複雑さなど、改善して欲しい点はいくつかあるが、結論として「ナナシ ノ ゲエム 目」は続編としての期待を一切裏切らない、非常に個性的でクオリティの高いホラーアドベンチャーゲームだ。分岐点の導入やおまけモードの追加で、前作の短所だった寿命の短さという課題が克服された。

 DSでしか実現できないホラーゲーム、クリア後もずっと頭と心に残る体験。そういうソフトを探していた人は、ぜひ「ナナシ ノ ゲエム 目」をプレイしてみて欲しい。

(C)2009 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.



【Reported by ジョン・カミナリ】
芸名:ジョン・カミナリ
国籍:イタリア 年齢:33歳
職業:俳優、声優、タレント、テレビゲーム評論家
趣味:テレビゲーム、映画鑑賞、読書(山田悠介)、カラオケ(アニメソング)
主な出演作品:銀幕版スシ王子!(ペぺロンチーノ役、デビュー作)、「大好き!五つ子」(アンソニー・ジャクソン役)
ブログ:ジョン・カミナリの、秘密の撮影日記
 イタリアで6年間テレビゲーム雑誌の編集部員として働いたあと、新しい刺激を求めて2005年に大好きな日本へ。子供の頃から夢見ていた役者の仕事を本格的に始める。堤幸彦監督の「銀幕版スシ王子!」で個性的なマフィアのボス、ぺぺロンチーノを熱演。現在もTVドラマやTVゲームなどで、俳優・声優として活躍中。日本語を勉強し始めたのは23歳のとき。理由は「ファイナルファンタジーVII」や「ゼノギアス」などのRPGの文章を理解するため。好きなジャンルはRPGと音楽ゲーム。「リモココロン」のような個性的なゲームも大歓迎。お気に入りのゲームは「ゲームセンターCX」と「ワンダと巨像」。芸名はイタリア人の友達に、本人が雷のように予想不可能なタイミングで現われるからという理由で付けられた。将来の夢は、大好きな「龍が如く」シリーズに敵役として出演すること


(2009年10月5日)

[Reported by ジョン・カミナリ ]