Xbox 360ゲームレビュー

友軍を求め戦場を駆ける「ルーキー」の物語
新マルチプレイ「ファイアファイト」にも注目!

「Halo 3: ODST」

  • ジャンル:FPS
  • 発売元:マイクロソフト
  • 開発元:Bungie
  • 価格:7,140円
  • プラットフォーム:Xbox 360
  • 発売日:9月24日(発売中)
  • プレイ人数:1~4
  • レーティング:CERO D(17歳以上対象)

「Halo」シリーズ最新作は、ODST部隊の活躍を描く外伝的作品となった

 マイクロソフトは9月24日、「Halo」シリーズの最新作「Halo 3: ODST」を発売した。本作は、位置づけとしては「外伝」に近い内容を持つ作品ではあるが、RTSスタイルをとった「Halo Wars」とは違い、シリーズ伝統のFPSスタイルをゲームシステムとして採用している。したがって、前作「Halo 3」をプレイしたファンにとっては待望の続編が登場した、という言い方もできる。

 「Halo」シリーズのメインストーリーは、主人公「マスターチーフ」と異性人の軍事同盟「コヴナント」との戦いを描くものだが、本作「Halo 3: ODST」では別の側面にスポットライトを当て、シリーズ本編では描かれなかった「一般兵士の戦い」を独特の手法で語っていく。

 また本作ではオンラインプレイにも力を注いでおり、メインストーリーを描くキャンペーンモードを4人のプレーヤーで協力しながら進めることができるほか、本作で初となるマルチプレイモード「ファイアファイト」を搭載。4人のプレーヤーが協力して押し寄せるコヴナント軍を撃退し、できる限り長く生き残ってハイスコアを目指すという遊びが提供されている。

 このほか、本作のパッケージには「Halo 3」の全マルチプレイヤー機能を収録したディスクが同梱されており、オンラインプレイを中心に楽しむユーザーにはかなりボリュームのある内容だ。本稿ではその中から、本作「Halo 3: ODST」ならではのフィーチャーに焦点を当ててご紹介していきたい。



■ 部隊は地球。主人公は「ODST」部隊員。シリーズのファンに向けた「外伝」的作品

出撃準備をするODST隊員たち。地球にはコヴナントの群れが押し寄せている
ベテラン兵にたたき起こされる主人公。個人用降下ポッドに乗って地表を目指す

 西暦2552年。人類は、エイリアン種族の軍事同盟「コヴナント」の激しい攻撃に晒されていた。銀河全域に広がった人類のコロニーが次々に陥落していく中、最重要機密とされてきた地球の座標が、ついに敵の知る所となる。そして、人類の防衛線を突破した「コヴナント」は、アフリカの都市ニューモンバサへの侵攻を開始。これに対抗するため国連宇宙司令部(UNSC)は、ニューモンバサへ「軌道降下特殊部隊(ODST)」を投入した。

 本作「Halo 3: ODST」は、時系列的には「Halo 2」と同時期に相当する。シリーズ主人公「マスターチーフ」が地球に降下し、「Halo システム」の起動を阻止するための戦いを展開している頃だ。だが、本作で描かれる戦場は、「Halo 2」で描かれたものとは全く別の場所である。ニューモンバサに投入されたODST部隊と、新兵「ルーキー」が物語の主人公だ。

 本作は、ゲームシステム的にはシリーズ伝統のスタイルを踏襲している。3DシューティングゲームとしてオーソドックスなFPS視点を採用し、同時に持ち運べるメイン武器は基本的に2つ。弾薬が不足しがちなので、多くの場面で倒したコヴナントの装備を奪って戦う。それ以外にもグレネードの投擲、近接攻撃といった副次的な攻撃方法をうまく組み合わせることで、戦闘を有利に進めることができる。

 全体的なアクションのテイストは同じエンジンを採用した前作「Halo 3」に良く似ているが、基本的な難易度はずっと高めだ。ODST部隊所属の「ルーキー」としてスタートするキャンペーンモードは、序盤からかなりの数の敵を相手に戦うことになる。手持ちの武器で正面から撃ち合っていては、多少FPSの操作が上手でも簡単にやられてしまうほどだ。

 本作ならではのフィーチャーとして、これまでのシリーズ作品に比べてアドベンチャー要素が濃厚になっていることも挙げられる。広大なニューモンバサの都市は非常にオープンな作りになっており、序盤以降は、かなり広大な地域を自由に移動することができる。そして、都市の各所に残された「隊員の痕跡」や、街角で時折見つけることのできる「オーディオデータ」といった様々なものを探索し、マイペースでプレイを進めていくというスタイルだ。

 こういった特徴から、本作は「Halo 3」までのシリーズ本編とは少々毛色の違った作風であり、シリーズの経験者に新鮮な体験を与えうるものに仕上がっている。その一方、全体的にシリーズの経験者に向けた手ごたえのあるゲームバランスをとっているため、本作で初めて「Halo」シリーズをプレイするというユーザーにとっては少々難しすぎる面があるのも事実だ。プレイしてみて開始直後から躓くようであれば、難易度を下げてプレイすることをお勧めしておきたい。

地上に降り立ち、夜の市街をさまよう。友軍の痕跡を求め、コヴナントの一群を撃退しながら進んでいく


■ 友軍を求め、戦場をさすらう「ルーキー」
 戦いの痕跡から、ニューモンバサで展開した作戦の全貌が浮かび上がる

屋内にヘルメットを発見したルーキー。続いて、ヘルメットの持ち主にゲームの視点が移る
頻繁に舞台を買え、ゲームはオムニバス的に展開する。ゲームの難度ははじめから高めだ
大量の敵に対し弾薬は少ない。武器を奪って戦うことが必要となる

 2552年10月、アフリカの都市ニューモンバサに「ODST」が降下した。だが、無数の個人用降下艇が地表に降り注ぐ中、中空に浮かぶ巡航艦が大爆発を起こし、降下艇の軌道が乱れてしまう。主人公である「ルーキー」は無事地上に降下できたものの、目が覚めた頃にはすでに6時間が経過していた。

 本作のメインストーリーを描くキャンペーンモードは、この「ルーキー」の視点を中心に展開していく。友軍から完全にはぐれてしまった「ルーキー」は、夜のニューモンバサ市街で友軍との合流を目指して周囲を探索する。気を失っていた6時間の間に、すでに多くの戦いが展開し、状況は大きく変わっていたのだ。

 「ルーキー」としてプレイ中、始めに発見できるのは、壁に突き刺さったODST隊員のヘルメット。Xボタンで起動する「バイザーモード」を通してみると、これらの重要オブジェクトは黄色く光って見え、すぐにそれとわかる仕組みだ。ヘルメットを調べ、手に取る「ルーキー」。そしてゲームの場面は、そのヘルメットの持ち主の視点に切り替わっていく。

 こうして、ゲーム開始からまもなく、ゲームは新たなパートに入る。プレーヤーは、ヘルメットの持ち主であるODST隊員の「バック」として、降下後間もない昼間のニューモンバサでの戦闘を経験することになる。そして「バック」のエピソードを終えれば、「なぜ、壊れたヘルメットが壁面に刺さっていたのか」という疑問が晴れる仕組みだ。そして再びゲームの視点が「ルーキー」に戻り、次なる戦いの痕跡を求めて市街をさすらうことになる。

 本作では、こういったフラッシュバック的な手法でODST隊員の戦いの軌跡が描かれていく。主人公はあくまで「ルーキー」なのだが、実際にプレーヤーが経験する戦いは、様々な場所、様々な状況に広がり、重層的な形で物語が展開していく。

 こういった構成のためか、序盤からゲームの難易度も高い。例えば、前述した「バック」のエピソードはゲーム開始から15~30分に相当する序盤のものなのだが、市街の激戦地を駆け巡ることになるため当初から苦戦を免れない。コヴナントの小編隊を構成する「グラント」と「ブルート」を基本に大量の敵が登場し、激戦地域では通常の弾丸がほとんど効かない「ハンター」までが複数体登場する。グレネードでスマートに撃破する方法を知らなければ、何度もやり直す羽目になるだろう。

 こうして、「ルーキー」が見つけた戦いの痕跡を物語る数々のエピソードが描かれ、市街戦、野戦、屋内戦とバリエーション豊かにゲームが進行していく。だが、「ルーキー」として見つけることのできるニューモンバサの記録はもうひとつある。「オーディオデータ」と呼ばれる、市街の各所に残された音声記録だ。

 「オーディオデータ」は、「ルーキー」のパートにて「バイザーモード」をONにすることで、地域の各所で発見することができる。これはコヴナントの侵略が始まった当初の混乱期に残された記録の断片だ。これを数多く発見することで、ニューモンバサの市街で何が起きたのかを詳しく知ることができる。また、これにより市街各所にある武器・弾薬の補給場所がアンロックされ、戦いを有利に進められるという按配だ。

 ニューモンバサの市街は非常に複雑で広く、その全てを集めることはなかなか難しいだろう。探索要素をフィーチャーして従来のシリーズ作とは毛色が変わった印象をうけるが、「Halo」独自の世界観に対する理解を深めることができ、ファンにとっては知的好奇心を満たしてくれる部分も大きい。次に紹介する「ファイアファイト」をプレイする前に、まずはじっくりと丁寧に、このキャンペーンモードをプレイしてみて欲しいと思う。


夜の市街をめぐる「ルーキー」のパート。バイザーをONにして視界を確保しよう。重要オブジェクトは黄色い輪郭線で表示される

「ルーキー」が戦いの痕跡を発見するたび、関連するエピソードがフラッシュバック的手法で描かれる。ここでプレーヤーも別の隊員を扮することとなり、ゲームは多様な展開を見せる


■ 新マルチプレイモード「ファイアファイト」はフレンドと楽しむべし!
 ラウンドを経る毎に手ごわくなるコヴナントを、どこまで撃退し続けられるか?

「ファイアファイト」。敵を倒すたびにスコアが加算される
ロビー画面。フレンドだけを招待できる仕組みで、いわゆる「野良」のプレイはできない
複数の敵を1度に倒せば大量スコアをゲットだ
ラウンドが進む毎に敵の攻撃が激しくなっていく。倒されてしまえばチームの復活可能数が減ってしまうので、命を大事にしたい
各マップで20万ポイントを超えれば「実績」が達成できる。腕利きのプレーヤーを集めて挑戦しよう

 ひととおり「ODST」の世界観を理解できたら、早速フレンドを集めて「ファイアファイト」を楽しみたい。本作オリジナルのマルチプレイモードとなる「ファイアファイト」は、シリーズの攻略経験を積んだ腕利きのプレーヤーほど、大いに楽しめるゲームモードだ。

 「ファイアファイト」の基本ルールは、次々に襲来してくるコヴナントの群れを撃退し続けること。10種あまり用意されている各マップにはプレーヤーの拠点となる空間と広大な戦闘空間に分かれており、コヴナント軍は四方八方から、あるいは戦闘艇「ファントム」から次々にドロップされる。

 コヴナント軍の襲撃は「ウェーブ」という単位でカウントされ、基本的には1つのウェーブで十数~数十の敵が出現し、これを壊滅させると次の「ウェーブ」がやってくる、という仕組みになっている。そして5つのウェーブを凌ぎきると1つの「ラウンド」が終了となり、3つの「ラウンド」をクリアすると次の「セット」が開始されるという形で、プレーヤーが生き残っている限りゲームは永久に続く。

 そこで目標となるのが、なるべく多くの「ラウンド」、「セット」を勝ち続けて、ハイスコアを記録することだ。各プレーヤーには敵を倒すごとにスコアが加算され、ヘッドショットや連続キル、コンビネーションキルを決めることによってさらなるハイスコアが目指せる。さらに「セット」が進む毎にスコアの倍率が上昇していくので、長く戦い続けることが最大のスコア獲得方法だ。

 とはいえ、「ラウンド」や「セット」が進む度、敵の強さやバリエーションが増し、プレーヤーに課せられるペナルティが重いものになっていくので、複数の「セット」を戦い抜くのは簡単なことではない。例えば、2セット、3セットとゲームが進んでいくと、プレーヤーに課される「スカル(ペナルティ)」により、「敵の回避率が上がる」、「敵のシールドが倍になる」、「敵を殴らないとスタミナが回復しない」といった効果が付与されるので、弾薬は不足しがちになるし、気を抜けば簡単に倒されてしまうことになる。

 これを乗り越えるためには、各プレーヤーの的確な戦術が必要だ。不足する弾薬は敵から奪って補いつつも、初期武装のひとつである「ハンドガン」はシールドが切れた敵をヘッドショット1発で撃破できるので、大事に使うべきだ。「ブルート」などの硬い敵をすぐに撃破できるグレネードは便利だが、要所で弾数が不足すると一気に劣勢となるため、敵の出現パターンを予期しながら計画的に使う必要もある。

 そして、この「ファイアファイト」の最大の特徴となっているのが、チーム内の「復活可能数」だ。チームに当初7つ与えられている復活数は、チーム内の誰かが倒されてしまう度に消費される仕組みで、誰かひとりが何度も倒されてしまうだけで枯渇してしまう。

 復活可能数は「ラウンド」開始時点で補充されるので、まずは5つの「ウェーブ」をなんとか凌ぎきることが当面の目標だ。もし、最終ウェーブまでに復活数が枯渇し、戦場にいるプレーヤーが最後のひとりとなっても、そのプレーヤーが善戦してウェーブを乗り越えることができれば、次のラウンドで全員が復活できる。その状況を託されたときにプレーヤーが感じる緊張はかなりのものだ。

 「ファイアファイト」の各マップにおける目標点数は20万点。これを達成すれば「実績」が達成されるが、少なくとも2セット、3セット以上をこなす必要があり、プレイ時間にして1時間から2時間弱程度になる。また、プレーヤーには高度な連携と技術が要求されるので、よく知ったフレンドと集まってプレイすることが望ましいスタイルだ。

 逆に、本作のマルチプレイモードは、後述するキャンペーンの協力プレイモードを含め、基本的にはフレンドとしかプレイすることができない仕様になっている。招待機能を使ってフレンドのフレンド、そのまたフレンドというふうに数珠繋ぎにゲームに参加することはできるが、いわゆる「野良」のセッションが存在しないため、本作から「Halo」シリーズを体験するというプレーヤーには少々厳しい仕様と言える。このことは、本作があくまで従来のファンに最適化されたタイトルであることを示している。


昼間のステージは「バイザーモード」が明るすぎて使えないので、却って難しい

夜のステージであれば「バイザーモード」を使って敵、味方、武器の視認が容易になる。特に透明状態の「ブルート」が視認できるのはありがたいところ。うまく連携をとりつつ、武器弾薬の残数を気にしながらプレイしよう

スコアはプレイ内容に応じて細かく集計される。なるべくヘッドショットを決めたり、グレネードを使って複数の敵を一気に倒すといった方法でハイスコアを目指したい。しかし、何よりも長く生き残ることが最大の秘訣である


■ キャンペーンモードの4人協力プレイもオススメ
 ハイスコアを狙って戦い方に「縛り」をかけながら、高難度のプレイにチャレンジ

キャンペーンの協力プレイでは、ソロでプレイしたステージをタイムアタック的にプレイできる
複数人で搭乗兵器に乗り込み、役割を分担。協力プレイならではの遊び方だ

 「ファイアファイト」を心ゆくまで楽しんだら、趣向を変えてキャンペーンの協力プレイを楽しんでみるのもいいだろう。本作では同時4人までの協力プレイをサポートしており、ゲーム本編の各ステージをスコアアタック的な形で進めていくことができる。

 協力プレイの醍醐味は、なんといってもソロでは不可能なコンビネーションプレイが楽しめることだ。例えば「ワートホグ」、「スコーピオン」に乗り込んで、操縦手、機関銃手に分かれてプレイすれば、お互いに声を掛け合いながら楽しくプレイできる。

 また、あるプレーヤーが「プラズマガン」のチャージショットで敵のシールドを剥ぎ取り、別のプレーヤーが即座にヘッドショットを決めて倒すといった華麗な連携が決まれば、サクサクとゲームが進められる。ただ、協力プレイモードでは各ステージのチームスコアだけでなく、各プレーヤーの個人スコアが詳細に記録されるので、時には競争心が生まれて戦果の取り合いに発展するかもしれない。それもまた楽しいことだ。

 ちなみに、本作の協力プレイモードではソロモードに比べてプレーヤー側の戦力が一気に増すため、難易度はぐっと下がるように感じられる。このため、高難度の「アドバンス」、「レジェンド」といった難易度で、さらに複数の「スカル(ペナルティコード)」を掛けてプレイすることをオススメしたい。腕利きが集まれば、「ちょっとこれは無理じゃない?」という設定が最も盛り上がるはずだ。

 その上で各ステージの目標スコアを達成するために、「ヘッドショットにこだわる」、「複数の連続キルを狙う」といったプレイ上の「縛り」を設け、ハイスコアを目指すプレイをしてみよう。「Halo」シリーズの持つ戦術的な深みをさらに楽しめること請け合いである。


協力プレイのスコアも「ファイアファイト」と同じ要領で集計される。ハイスコアを目指すもよし、スピードクリアを目指すもよし、プレイスタイルに応じて柔軟な遊び方ができるのが魅力のひとつだ


■ 初心者には少々厳しいバランスも、既存のファンには嬉しい手ごたえ
 人気シリーズの最新作としてはもう少しボリュームが欲しかったか

 ここまでご紹介したように、本作「Halo 3: ODST」は、全体的にシリーズのファンに向けたゲームバランスになっている。特に、マルチプレーヤーモードがフレンドとのプレイに絞られている点は、新規プレーヤーに対しては厳しめの内容だ。

 見逃せないのは、こういった初心者泣かせの調整により、本作が「Halo 3」以前を体験したことのあるファンにとっては非常に手ごたえのあるゲームになっていることだ。特に「ファイアファイト」の2セット、3セット以降というのは、敵が異常に硬くなり、弾薬は不足し、復活数も枯渇する中で必死に戦うという、熟練の「Halo」プレーヤーでなければ絶対に乗り越えられない壁が立ちはだかる。それだけに、「Halo 3」をやりこんできたプレーヤーにも大きな達成感を与えてくれる。

 世界には数百万の「Halo」シリーズのファンが存在するので、本作では敢えてファンに向けた内容を提供したということだろう。本作が「外伝」的作品であることもあり、その狙いはある程度成功しているようにも思える。

 ただ、キャンペーンモードについて言えばもう少々ボリュームがあれば、と思えるところもあった。とにかくクリアを目指して最短コースでプレイすれば5時間程度で終わってしまうので、ファンとして楽しむならば、ある程度時間をかけて、丁寧な攻略を心がけたいところだ。簡単すぎると感じたら、すぐに難易度を上げてやり直すというのも手だろう。

 逆に、これまでのシリーズ作品をプレイしていないユーザーに対しては、時間軸を同じくする「Halo 2」あたりからプレイしてみることをオススメしておきたい。本作のゲーム展開は、シリーズの世界観やプレイテクニックに対する理解を求める構造になっているためだ。シリーズの旧作はXbox LIVEの「ゲームオンデマンド」や、店頭の「プラチナコレクション」として安価に購入できるので、そこから「Halo」の世界に触れるのが良いだろう。


【スクリーンショット】

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(2009年 10月 2日)

[Reported by 佐藤カフジ ]