先行レビュー

「ロックマン:デュアル オーバーライド」ブルースを先行プレイ!ロックマンとは違う“スタイリッシュな近距離戦”を体験【TGS2026】

【ロックマン:デュアル オーバーライド】
プラットフォーム:PS5/PS4/XBOX Series X|S/XBOX One/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch/PC
2027年春 発売予定
価格:未定

 カプコンは、2027年春発売予定のアクションゲーム「ロックマン:デュアル オーバーライド」において、プレイアブルキャラクター「ブルース」の参戦を発表した。ブルースはロックマンの長年のライバルでありつつ、シリーズを代表する看板キャラクターの1人としても人気の高い存在だ。

【『ロックマン:デュアル オーバーライド』2ndトレーラー】

 ブルースの登場は、シリーズ作品としては「ロックマン10」以来となり、久々に聞こえてきた特徴的な口笛に多くのファンたちが歓喜している。今回は、9月17日より開催予定の「東京ゲームショウ2026」に先駆けて、待望の参戦を果たしたブルースを試遊できた。独自の強みに磨きがかかり、本作の鍵となるシステム「オーバーライド」や「カスタムチップ」を駆使する新時代のブルースを紹介していこう。

 なおGAME Watchでは、ロックマン側のプレイ所感やシステムについて紹介している試遊レポート、開発チームへのインタビューも掲載されているので、こちらもあわせてご覧いただきたい。

【ブルース】

ブルースは近距離戦が得意!ロックマンとは異なるスタイリッシュなアクション

 ブルースは2つの武器「ブルースバスター」と「ブルースシールド」を駆使して戦うスタイルで、特殊武器と遠距離攻撃でオールラウンダーに戦うロックマンとは異なるアクションを楽しめる。特徴として、バスターの射程はロックマンより短い代わりに攻撃力が高く、特殊武器の代わりに「ブルースシールド」を用いた特殊アクションが可能だ。

 「ブルースシールド」は様々な方向にスティックを傾けながらボタンを入力する事で、各方向に対応した攻撃アクションを使い分けられる。ニュートラル状態でのボタン入力で盾を投げるアクション、進行方向にスティックを入力する事で前進しながら攻撃するシールドアタック、上方向にスティックを入力する事で上空に向かってアッパー……といった具合に、シチュエーションに合わせた特殊攻撃がブルースの強みとなっている。

 この特殊攻撃は専用ゲージを消費するため、ゲージが尽きると一定時間特殊攻撃ができなくなるが、時間経過でゲージは回復するので何度でも使用可能だ。また専用ゲージはLTボタンを押す事で「クールダウン(排熱)」もでき、少しだけ隙を晒す代わりに一気にゲージを回復する事も可能で小回りが効きやすい。ロックマンの特殊武器は、デメリットは無いが使い切りが基本なので、使い勝手はかなり異なる印象だ。

【特殊攻撃】
【クールダウン(排熱)】

 特に使い勝手が良いと感じたのは、入力した方向に向かって盾を構えながら突進するシールドアタックだ。ある程度耐久力のある敵も一気に吹き飛ばしながら進める事に加え、足場のないステージなどでは移動手段としても重宝するアクションとなっている。

 宙に浮かんで進行妨害してくる敵が多くても、一旦盾を構えて突っ込めば解決してくれるし、全体的な隙も少ないのでボス戦でも非常に優秀。初心者でも楽しく遊べる力押しなプレイが可能になっていた。

【シールドアタック】

 またチャージショットもロックマンとは異なり、近距離で高威力のショットを直接叩き込む技と、ブレードを展開して広範囲に攻撃する技の2つに変化する。どちらも近距離戦で真価を発揮し、先述した「ブルースシールド」のアクション性も踏まえると、ブルースはイメージ通り近接戦を得意とするキャラクターとして、本作でも活躍が見込めるだろう。

【チャージショット】

 そして本作独自のシステム「カスタムチップ」はブルースでも使用可能なので、近接戦のプロフェッショナルならではのカスタマイズも楽しめるだろう。現状確認できている「カスタムチップ」は敵をすり抜けるスキル、相手のショット系の攻撃を弾くバリアなど、ガンガン攻める「ブルース」のスタイルと相性はかなり良さそうに感じる。

 今回の試遊におけるカスタムチップは、ショットを連続で撃ち続けられるものが装備されていたのだが、より攻撃力に尖ったプレイスタイルになっており攻撃の手数には困らなかった。

【カスタムチップ:連続ショット】
【カスタムチップ:バリア】

 そして当然、本作の看板システムである「オーバーライド」も使用できる。ロックマンと同様に専用の変身バンクが用意され、より“メカ感”の強いスタイリッシュな姿へとパワーアップが可能だ。システムもロックマン側と同様で、一定時間全てのアクションが強化される代わりに時間経過で強制解除されると、その反動で様々な性能が低下してしまう。

 「ブルースシールド」などもオーバーヒートして使用できなくなってしまうことに加え、ロックマンよりも近接アクションが中心となるので、危険度はブルースの方が高い印象がある。危険と隣り合わせのスリリングなパワーアップという、男の子なら全員大好きなシチュエーションをブルースではより強く楽しめるだろう。

【オーバーライド】

 今回の試遊では、ブルースの基礎的な部分しか触ることができなかったが、それでもロックマンとは異なるスタイリッシュなアクション性が強く押し出されていることは感じ取ることができた。

 同じステージを攻略する際にも、特殊武器の手数のやりくりで突破するロックマンとは異なり、使えるアクションは強力な代わりに手数は限られているブルースはまた違った戦略を楽しむことができそうだ。発売は2027年春ともう少し先になってしまうが、ブルースの復活を楽しみに待とう。