先行レビュー
「崩壊:ネクサスアニマ」CBT先行プレイ。かわいいアニマと共に楽しむ探索&オートチェス風バトル
「原神」のHoYoverse新作! 「崩壊」シリーズのキャラクターも登場
2026年7月15日 00:00
- 【「崩壊:ネクサスアニマ」】
- 配信日:未定
- 価格:基本プレイ無料
- 【「崩壊:ネクサスアニマ」進化テスト】
- 実施期間:7月9日~7月27日19時00分
HoYoverseによるアニマ育成アドベンチャー戦略ゲーム「崩壊:ネクサスアニマ」。同社が手掛ける「崩壊」シリーズの完全新作タイトルということで、期待をしている読者も少なくないだろう。
本作は不思議な生物「ネクサスアニマ」と絆を結び、冒険や「ネクサスバトル」を繰り広げるという作品。バトルでは、オートバトラー、いわゆる「オートチェス」風の対戦を楽しむことができる。
現在、そんな本作のクローズドテスト「進化テスト」が行なわれている。本稿では、クローズドテスト版をプレイして分かった本作の基本的なゲーム内容や、探索、バトル、育成要素などの手触りを紹介していく。
なお、本稿の内容はクローズドテスト版に基づくものであり、正式リリース時には仕様が変更される可能性がある。また、一部ネタバレを含むことに留意してほしい。
舞台は、人とアニマが暮らす街。「崩壊」シリーズのキャラクターも登場
「進化テスト」でプレーヤーは、幽閉状態から脱した「次元界トラベラー」として「現実」の次元界にある「イアタウン」で新たな冒険を始めることになる。物語は「ネクサス」と呼ばれる存在を軸に展開される。詳しい全容は序盤の段階ではまだ見えないが、かつて存在していたネクサスが崩壊したことで、その力を宿す「ネクサスアニマ」が生まれた、というのが本作の大まかな前提となるようだ。
HoYoverseタイトルらしく、序盤から独自の用語や世界設定は多め。上述した「ネクサス」や「次元界」といった言葉が次々に登場するため、最初はやや難解に感じる部分もある。ただ、物語の展開自体は追いやすいので、序盤では分からないワードの繋がりや世界観が、後のストーリーでどのように明かされていくのかを楽しみにできそうだ。
冒険の舞台となるイアタウンは、人とアニマが共に暮らす街。賑やかな新市街や個性豊かな商業エリア、自然豊かな郊外など、エリアごとに雰囲気が異なり、街中のいたるところでアニマたちの姿を見ることができる。ぬいぐるみのようなデザインのアニマたちは、街中を歩いている姿をつい目で追ってしまうかわいらしさがある。
プレーヤーはこの街でさまざまな組織や人物と関わりながら、アニマと絆を結び、冒険を進めていくことになる。また、ストーリーではキアナやオットーなど、「崩壊」シリーズのキャラクターも登場。出会うキャラクターの一部は、後述する「鏡心」としてバトルをサポートしてくれる。
なお、本作のメインクエストはプレーヤーの行動によってルートが変わり、結末も分岐する。選択の結果は、後の世界やクエストにも大きな影響を及ぼすとのことだ。メインクエストはクリア後に「無限の渦」で再度プレイ可能で、ルートの分岐点もこちらで確認できる。1度目のプレイでは、あまり結果を気にしすぎず、自分の選択で物語がどのように進んでいくのかを楽しみ、「無限の渦」で別の展開を回収していくのがよさそうだ。
アニマとの出会いが、探索の楽しさを広げる
本作では、アニマと「ネクサスリンク」をすることで絆を結び、仲間に加えることができる。基本的な流れとしては、街中を歩いているアニマに近づくとバトルができる。このバトルで勝利した後に「ネクサスライン」というアイテムを使用することで、アニマとのネクサスリンクが可能となる。
ネクサスリンクには成功確率が設定されており、リンクのしやすさはアニマによって異なる。レアな「ネクサスライン」を使用すれば成功確率を上げることも可能だ。さらに、アニマによってはバトルだけでなく、クエストを進める、特定の条件を満たすなど、別の方法で仲間にできる場合もある。
アニマを仲間にすると図鑑が埋まっていくため、収集要素としての楽しさもある。未発見のアニマを見つけると通知が表示されたり、まだ仲間にしていないアニマにはマークが付いたりと、収集を助けてくれる機能も用意されている。さらに、お目当てのアニマをマークして追跡することも可能だ。
夜にしか出現しないアニマや、色違いのアニマもいるので、街やフィールドを探索しながら「まだ見ぬアニマ」を探していくことも、本作の大きな楽しみだ。
また、仲間にしたアニマの「冒険スキル」を使うことで、アニマに乗って移動したり、滑空したり、障害物を破壊して道を切り開いたりといったことが可能だ。
たとえば「プリムワン」の「スーパージャンプ」を使用すれば、プリムワンを踏み台にして高所へジャンプできる。これにより、通常の移動では届かない建物の上にあるアイテムを回収することもできた。単なる移動補助にとどまらず、アニマの能力が探索ルートそのものを広げてくれる。
オートチェス風バトルは編成と配置がカギ
本作のバトルは、アニマ同士が戦う「ネクサスバトル」として展開される。システムとしては「オートチェス」に近く、敵のアニマを倒し切ることが勝利条件となる。プレーヤーが主に行なうのは戦闘前の編成と配置だ。どのアニマを出すか、前衛と後衛をどう並べるかを決めた後は、アニマたちが自動で行動する。攻撃などによってゲージが溜まると、各アニマがスキルを発動し、戦況を動かしていく。
バトルで重要となるのは、アニマの組み合わせと配置だ。アニマにはそれぞれ前衛・後衛といった役割があり、攻撃を受け止めたり、後方からダメージを与えたり、味方をサポートしたりと性能はさまざま。さらに、同じ「元理」(属性のようなもの)のアニマが複数体出撃することで「元理の絆」の効果が発動し、バトルを有利に進めることが可能だ。
実際にプレイしてみると、高難易度のバトルでは単にレアリティが高いアニマを並べるだけでなく、敵のアニマ構成や配置を確認し、味方の射程範囲やフォーカス先を考えながら配置を調整していく必要性を感じた。
「進化テスト」の時点でも入手できるアニマは多く、どのような編成でバトルに挑むかは迷いどころだ。そこで軸にしたいのが、「鏡心」システムだ。
鏡心は、本作に登場するキャラクターたちがバトルをサポートしてくれる要素。キャラクターを最大3人まで選択でき、それぞれが「鏡心スキル」と呼ばれるスキルを持っている。鏡心スキルは時間経過で溜まっていくエネルギーを消費して発動でき、敵にダメージやデバフを与えたり、味方にシールドを付与したりと、戦況を大きく動かす効果を持っている。プレーヤーがバトル中にフィールドへ干渉できる貴重な手段なので、どのタイミングで、どのアニマに使うかは重要だ。
また、鏡心にはそれぞれ「元理」と「相棒アニマ」が設定されており、これらを強化することも可能。そのため、まずは使いたい鏡心を決め、そこから相性のいいアニマを軸に編成を考えていくと、バトルの方針を組み立てやすい。
HoYoverseのタイトルでは、「原神」や「ゼンレスゾーンゼロ」のようなアクション、「崩壊:スターレイル」のようなターン制コマンドバトルなど、バトルにおいて様々な戦闘システムが採用されてきた。上述した通り、本作のネクサスバトルはそれらとはまた異なり、戦闘中の操作やコマンド選択ではなく、事前に組んだ編成や配置が勝敗に大きく関わるバトルになっている。
そのため、本作のバトルはアクションのような難しい操作を求められず、手軽に楽しみやすい印象を受けた。それでいて、自分が組んだ編成が実戦でどう動くのかを見られる面白さもあり、かわいらしいアニマたちの動きを楽しみつつ、編成や配置を試行錯誤できるバトルシステムだと感じた。
育成や寄り道要素も充実
育成面では、アニマと鏡心それぞれに強化要素が用意されている。アニマや鏡心は素材を使用することでレベルや能力を上げることができ、クエストなどをこなしてプレーヤーレベルを上げることで、これらのレベル上限や強化要素も解放されていく。
育成素材は、デイリーミッションなどで入手できるほか、スタミナを消費して素材獲得用のバトルに挑む「勤労は福なり」でも収集可能。さらに、連続バトルに挑む「エイペックスクラブ」や、独自の法則が設定されたバトル「神妄の謎」をクリアすることでも報酬を得られる。また、街にある店舗に投資し、店員としてアニマを配置することでショップ用の資金を獲得できる「幸福イア再出発」など、報酬が得られる要素はさまざま。ストーリークエスト以外にも、育成や腕試しにつながるコンテンツが複数用意されている印象だ。
また、サブクエストや寄り道要素として、レースや射撃といったミニゲームも確認できた。このほか、今回は体験できなかったものの、フレンド機能も用意されており、フレンドとのバトルなども楽しめるようだ。アニマや鏡心を育てて戦うだけでなく、街での活動やミニゲーム、他プレーヤーとの交流まで含めて、幅広い遊びが用意されている。
正式リリースに向けて期待が高まるアニマとの冒険
今回の「進化テスト」では、アニマとの出会いや探索、オートチェス風のバトル、育成、寄り道要素まで、本作のさまざまな要素を体験できた。編成や育成がキモとなる「オートチェス」風のバトルは難しい操作などはなく、誰でも楽しむことができる。探索では、アニマを仲間にすることで行ける場所やできることが増えていく点が印象的だった。また、ストーリーは、かわいらしいアニマたちと人々が暮らす明るい雰囲気の中に不穏さも感じられ、後の展開が楽しみなものとなっていた。
一方で、アニマと鏡心の2種類のガチャ要素も確認できたが、正式版での課金要素や高レアリティのバランスについては、まだ不明な部分も多い。また、個人的な感想としては、素材回収の周回ではバトルを眺める時間も長くなりそうなので、戦闘の倍速機能など、テンポよく遊べる仕組みにも期待したいところだ。
とはいえ、β版の時点でも、アニマとの出会い、探索、バトル、育成、街での寄り道まで幅広く楽しめる内容だった。かわいらしいアニマと共に進む新たな「崩壊」シリーズが、正式リリースに向けてどのように完成度を高めていくのか注目したい。
(C) COGNOSPHERE














































































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