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「A列車で行こう9」がついにVersion4.0に!

車両保有数最大200両、運転モードをついに搭載

6月19日 発売予定

価格:5,800円(税別)

 アートディンクはWindows用都市開発シミュレーション「A列車で行こう9」の最新バージョンとなる「Version4.0」を6月19日に発売する。価格は5,800円(税別)。対応OSはWindows 8.1/8/7/Vista/XP。

 「A列車で行こう9」は2010年2月に発売されて以来5年目を迎えるが、これまで「Version2.0」、「Version3.0」へと順調にアップデートを繰り返し、「建物キット」や「3Dプログラム」などの追加コンテンツを加え規模を拡大してきた。「Version4.0」では車両保有数の拡張、信号機や道路標識といった、豊富なアイテムの追加、列車、自家用車、小型船に対応した運転モードの導入など大きな進化を遂げている

車両保有数の拡張

 要望が大きかった項目の1つが「車両保有数の拡張」。「Version4.0」では、1マップあたりの車両保有数の上限が、これまでの100編成から倍の200編成へと拡張された。

 これにより10km×10km圏内のマップ上では、列車の増発にともない超過密ダイヤの設定が可能になった。実在都市の再現など、よりリアルな鉄道風景が再現可能となる。また輸送に欠かせないバス、トラックに関しても保有数が最大200車両へと拡張された。行き届きなかった地域への物流網を見直すことができ、隅々まで発展させることができるだろう。

列車運行管理

 車両保有数が200編成へと拡張されたため、各列車にカラーを設定してグループ分けすることで列車管理の向上が行なわれている。設定したカラーは、サテライト画面上でも
簡易に確認することができる。また、並べ替え機能が追加され、列車リストを自由に整理することができる。

新規収録車両

 新型車両として、電気・軌道総合試験車(検測車)の“Easti(イーストアイ)”が収録される。

E926形電車(East i)
E491系電車(East i-E)
キヤE193系気動車(East i-D)

運転モード機能の搭載

 「Version4.0」では、「A列車で行こう」史上初、列車の運転を行なうことができる「運転モード」機能が実装された。自分で考えたダイヤの運行などを自分の手で実現することができる。運転できる車両は全列車。

 さらには今回新規収録される自家用車、小型船も運転モードに対応しており、街を眺めながら運転することができる。

新規アイテムを収録し、景観がアップグレード

 青信号機や標識、防護柵といった、鉄道周りの景観をアップグレードするアイテム群が多数収録されている。また建物も、実際の街をリアルに再現する低層タイプの雑居ビルなどが追加され、今までにないサイズ感の立体感を生みだしており、メリハリのある街並みの制作などが可能となる。

青信号機
標識
新規建物群
新規建物群

自由度の広がり

 よりリアルタイムに近づいた3倍の時間スケールが追加されたり、新たに線路パーツも追加されている。カスタム編成時の速度設定を自由に変更できる機能やマップコンストラクションでのプロジェクトの建設など、制限の緩和で遊びの幅が広がり、さらに自由度が増している。

速度制限の設定

 速度制限が導入され、常に一定速度で走行していた列車を制限速度で運行させるといった、こだわりのある運行が可能となった。減速するカーブシーンなど、よりリアルな運転が再現できるようになった。

マスターズマップ紹介

ひしめきあう街

 所狭しとうごめく大量の列車やバスが各所で渋滞を引き起こし、交通機関は混迷を極めています。車両保有数が拡張された今、より多くの車両を無駄なく運行させていくのが目的となる。

川沿いにある街

 北部から流れる川と山々に囲まれ周辺には田畑が広がり、どこか牧歌的な雰囲気に包まれている。電車の運行には速度制限がかかっており、安全第一が守られている。

(船津稔)