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BioWare、一足先にゲームが遊べる「Shadow Realms」イベントを開催

ゲームのディテールに迫る、開発者達への質問コーナーも

8月13日開催(現地時間)

 BioWareはEAのプレスカンファレンスで発表した新作オンラインアクションRPG「Shadow Realms」のイベントを開催した。このイベントでは来月に予定されているアルファテストに先がけ、「Shadow Realms」をプレイでき、さらに開発者達が直接寄せられた質問に答えるというものだった。本稿ではこのイベントから見えてきた「Shadow Realms」の姿をレポートしていきたい。

開発者達はあらかじめ寄せられた質問に答えていった
会場では4対1の戦いをテストに先がけ体験できた
開発者によるゲームプレイの解説も
アートワーク。中世、SF、現代の要素がミックスされている

 「Shadow Realms」はWindows向けオンラインアクションRPGで、基本的なプレイは4人のキャラクターのCo-op(協力プレイ)で、ダンジョンに挑んでいく。彼らに敵対する存在として「シャドウロード」がいる。彼もまたプレーヤーであり、ゲームはダンジョンを攻略する4人とそれを阻む1人での4対1のPvPとなる。

 4人チームには6つのクラスが設定されている。タンクとして活躍する「ウォーリアー」、ヒーラーの「クレリック」、高い機動性と強力な攻撃力を持つ「アサシン」、強力な精霊魔法を使う「ウィザード」、動物を使いこなす「レンジャー」、闇の力で戦う「ウォーロック」。各クラスには様々なスキルがあり、成長させることで様々な方向に特化させていくことができる。

 ゲームは4人のキャラクターがダンジョンに攻め込むところから始まる。ダンジョンには様々なトラップやモンスターが待ち構えており、4人は力を合わせて突破していく。彼らを邪魔するのがシャドウロードだ。シャドウロードは通常状態では4人のキャラクターからは姿が見えない。シャドウロードの基本は4人とつかず離れず行動し、彼らの行動を先読みして様々な罠を張り巡らせていくのだ。

 シャドウロードは飛び出すスパイクや、踏むと火が噴き出す仕掛けを床に接地することができ、さらにモンスターの配置などもできる。時には冒険者の1人に化けてパーティを後ろから襲ったり、巨大な怪物になって襲いかかったり、群れの怪物の1匹に乗り移り冒険者と群れをぶつけるべく誘導することもできる。

 シャドウロードしか通れない秘密のドアもあり、これらを活用して先回りするのだが、冒険者側も強力でダンジョンをぐいぐいと進んでいってしまう。罠を作動させようと構えるシャドウロードの目の前をすり抜けて行ってしまうということもあり、かなりスピード感のあるゲームプレイだと感じた。

 開発者のコメントからは本作がストーリーにこだわっていること、「モダンファンタジー」という独特の世界観を追い求めていることが感じられた。ストーリーは、コメディあり、ロマンスありとBioWareならではのものが用意される予定で、4人の冒険者向けとシャドウロード向けのものがあり、ソロのインスタンス空間で展開するストーリーも用意される。

 シャドウロードも成長する要素は多く、より強力なモンスターを召喚できるようになったり、変身したときに強くなったり、走るのが速くなるスキルも用意されている。ゲームは今後どんどん拡張されていくが、冒険者側は新装備や新スキルが追加され、シャドウロードは新しい仕掛けや、スキル、さらには新装備など、双方共に要素が追加されていくという。

 「モダンファンタジー」という世界観は“ミックスの楽しさだ”と開発者はコメントした。鎧や剣といった中世ファンタジーを思わせるものも、マシンガンなどの現代の武器も登場する。冒険の舞台も現代のヨーロッパのビルが出てきたり、ゴシック風の建物も探索する。アバター要素でも現代の要素が色濃く入ってくる。「モダンファンタジー」という世界観は様々な要素で追求していくとのことだ。

 イベントではことあるごとに、「Shadow Realmsの公式ページを訪れ、ぜひテストに参加して欲しい」と視聴者に語りかけていた。シャドウロードと冒険者が戦うやりとりは、巨大怪物との攻防を繰り広げる「Evolve」とは大きく異なり、テクモの「影牢」シリーズを彷彿とさせるところがあった。中世ファンタジーと現代要素、そしてSFが混じり合った世界観も日本で受けそうな感じだ。これからテストを経てどのように成長していくか、楽しみなタイトルだ。

【Shadow Realms】
シャドウロードの戦いを解説。普段は冒険者から姿が見えないシャドウロードは、先回りして冒険者に罠を仕掛ける。時には怪物や、冒険者に姿を変えての不意打ちも

(勝田哲也)