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「次世代ワールドホビーフェア '14 Winter」東京大会開催
KONAMI「オレカバトル」、レベルファイブ「妖怪ウォッチ」など大人気
(2014/1/25 18:43)
キッズやファミリーをメインターゲットとしたホビーイベント「次世代ワールドホビーフェア '14 Winter」が1月25日と26日に幕張メッセ 国際展示場ホール9~11で開催されている。開場時間は9時から16時まで。
冬の「次世代ワールドホビーフェア」は日本各地で行なわれるが、今年はすでに19日に名古屋大会が開催済みで、2月2日に福岡大会(ヤフオク!ドーム)、2月9日に大阪大会(京セラドーム大阪)が開催される。
「次世代ワールドホビーフェア」は、小学館の媒体を中心にゲームからホビー、アニメ、コミックスまで幅広い分野を対象としている。低年齢をターゲットとした出展内容となっているが、ユーザーに向けてのイベントであるためプレイアブルで出展されるタイトルが多く、ゲームファンであれば楽しめる内容となっている。傾向としては午前中のほうが混雑が激しく、夕方になるにつれて若干、人が少なくなる傾向がある。
今回は、ポケモンブースでは「ポケモン竜王戦」が、ガンホー・オンライン・エンターテイメントのブースでは「パズドラZ タイムアタックチャレンジ~次世代WHF’14Winter~」、メインステージでも「デュエル・マスターズ 全国大会2013 勝-1グランプリ 日本一決定戦 レギュラークラス決勝戦」が開催されるなど大きなゲーム大会も目白押しで、好きなゲームの大会に参加したり見るのもいいだろう。
今回、ゲーム関連のメーカーの出展としては、ニンテンドー3DS専用ソフト「カセキホリダー ムゲンギア」など新作を並べた任天堂や、相変わらず人気の高い「モンスター烈伝 オレカバトル」を展開するKONAMI、シリーズ新作「イナズマイレブンGO ギャラクシー」とテレビアニメも放映中の「妖怪ウォッチ」を出展しているレベルファイブ、お金がテーマのRPG「ヒーローバンク」を出展しているセガあたりが注目だろう。
一方で、プレイステーション 4の発売を直前に控えているソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアだが、同時発売タイトルがコアなゲーマー層や比較的高い年齢層を狙ったタイトルが多いためか、次世代ワールドホビーフェアには出展を見合わせている。
任天堂
任天堂ブースでは、半分を3DS「カセキホリダー ムゲンギア」、もう半分を3DS「星のカービィ トリプルデラックス」、Wii U「マリオカート8」を楽しめる。
「カセキホリダー ムゲンギア」のコーナーは、基本的にゲームをプレイさせることに重きを置く任天堂としては珍しく、大がかりな恐竜のセットなどが組まれていたり、本物の恐竜の化石を触れるようになっていて、いろいろと楽しめる工夫が施されている。また、「コロコロコミック2月号」に掲載されているコードを使って「カセキホリダー ムゲンギア ~はじまりの章~」をダウンロードして会場に持ってくると「限定カセキモービル『コロコロカミオン』」をゲットすることができる。ちなみに会場で体験できるのは「はじまりの章」と同じ内容となっている。
また、相変わらずの人気となっていた「マリオカート8」。大画面のディスプレイが3台並べられ、ゆったりした場所でコンパニオンさんにいろいろ教わりながらプレイすることができる。
「星のカービィ トリプルデラックス」はすでに発売されているタイトルながら、根強い人気のタイトル。ヘッドフォンをしてきちんとした環境でゲームを楽しめるようになっていた。
基本的にどのコーナーも整理券を配布しており、過度に長い行列などはできていなかった。もちろんそれでも多くの人でごった返しているのだが。それと、時間によっては、ブース近辺にマリオが遊びに来ていることがあるので、タイミングが良ければ記念撮影をすることができる。
ポケモン
ポケモンブースはかなり大きなブースで、その中でも最も大きく場所をさいているのがドラゴンタイプのポケモンと共に頂点を目指す大会「ポケモン竜王戦」だ。次世代ワールドホビーフェアの各会場で予選が行なわれているが(このほかに札幌大会と仙台大会が行なわれる)、ここ幕張メッセ会場でもゲーム篇とカードゲーム篇がトーナメント形式で大会が行なわれている。勝ち残った選手が午後に行なわれる決勝戦に1歩1歩近づいていく。
午前中に予選が行なわれていたブース半分は午後にはフリー対戦コーナーとなる。他の来場者と対戦することができるほか、スタッフと対戦をすることもできる。また、「竜王戦」を冠しているだけに将棋界とのコラボレーションも盛んだが、ブースに一角には将棋コーナーが置かれ、パネルで将棋の紹介されているほか、その場で将棋を指すこともできる。さらには来場した棋士が来場者の子供相手に5人指し(棋士1人が5人を相手に同時に指すというもの)を行なう時間もあるという。
このほかにも、「ポケモン・ザ・ムービーXY『破壊の繭』」の映画特別前売券でプレゼントされるポケモンの人気投票が行なわれているほか、Oパワーも配布されている。小さいが物販コーナーも用意されており、「ポケットモンスターX・Y」のソフトはもちろん、カードゲーム、そしてポケモンの花札も販売されている。
KONAMI
とにかく「次世代ワールドホビーフェア」の会場内で1番混雑しているが、このKONAMIブースだろう。KONAMIブースは試遊コーナーの他に、向かい合う形でステージが置かれていたのだが、その間の通路があまりの人の多さから通行できなくなり、ついにはお昼過ぎに通行禁止となりKONAMIブースに吸収されてしまうほどだった。
出展されているのは「モンスター烈伝 オレカバトル」とアーケード版の「ドラゴンコレクション」。「オレカバトル」には新限定ドラゴン「陰龍インシェンロン」が登場するとあり、ブースの中央には「陰龍インシェンロン」が練り歩くという演出も目を引いていた。もちろんプレイするには整理券が必要だが、かなりの行列になっていた。また、「記録の鍵」を使い大吉が出たらステッカーがプレゼントされるといったアトラクションも用意されている。
「ドラゴンコレクション」にも謎の新ドラゴン「ドレイクルシファー」が登場するとあってこちらも人気を集めていた。
レベルファイブ
KONAMIに続いて混雑していたのがレベルファイブのブース近辺だ。特に「妖怪ウォッチ」のコーナーの向かいにはバンダイの「妖怪ウォッチ」ブースがあり、ここでも近日稼働開始予定の「妖怪ウォッチ ともだちウキウキペディア」で限定ミッションをプレイできるといったコーナーなどが用意されており、人気を集めていた。
レベルファイブでは「妖怪ウォッチ」の試遊のほか、自身の3DSとゲームを持ち込んで対戦するコーナーも用意されている。ここで2連勝すると「黒鬼のお墨付き」の称号とロボニャンバルーンがプレゼントされる。
一方、「イナズマイレブンGO ギャラクシー ビッグバン/スーパーノヴァ」のコーナーでも持ち込み対戦が可能。こちらは勝つと「地球代表(アースイレブン)の証」のピンバッチと「ジバニャンバルーン(ダッコちゃん人形のように腕に巻き付けて歩くことができる)」がプレゼントされる。
そして、こちらも恒例だが、レアデータ配信が行なわれている。今回は「風属性のFW/グラーミ・アナバース」、「山属性のFW/ハクリー・ターバイ」、「風属性のDF/富良民吾」、「林属性のDF/有沢恋音」といったキャラクターと、秘伝書は「Zスラッシュ」、「パルクールアタック」が配信中だ。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
ガンホー・ブースは昨年末に発売された「パズドラZ」の大会が行なわれている。さすがに100万本突破しただけ合って、大会参加の整理券はあっという間になくなっていたので、参加したい人は朝一番にブースを訪れるといいだろう。ただし、参加できるかわからないがキャンセル待ちのコーナーも用意されている。
「パズドラZ タイムアタックチャレンジ」の参加者には「ゴールド高原」と「パズドラZ」ゲーム内で友達になれるすけっとコードがプレゼントされる。また、ブースへの来場者には、会場の入り口で「パズドラZ」超強力モンスター「死天龍・アークヴェルザ」が登場するスペシャルダンジョンのコードがプレゼントされるので、必ず入手しておきたいところ。
ステージでは、山本大介パズドラスタジオ プロデューサーの「パズドラ講座」など、時間ごとに様々なイベントが開催されており、こちらも人気を集めていた。また試遊コーナーも用意されている。
セガ
セガはお金がテーマのRPG「ヒーローバンク」一色だ。3DS「ヒーローバンク」の試遊をすると「特製 ジャリンジャリン! ビッグヨーヨー」がプレゼントされる。また、一定時間ごとにブース周辺でエビマヨネーズ味の「うまい棒」が配られている。またブース近辺では、エンター・ザ・ゴールドと記念写真を撮ることもできた。
バンダイナムコゲームス
バンダイナムコゲームスのブースもかなり広く、発売間近なタイトルから発売中のタイトルまで多種多彩なゲームタイトルが出展されている。中でも人気の高いのはやはりWii U「太鼓の達人 Wii U ば~じょん」。
しかし1番人気が高かったのが「友情装着! ブットバースト」だろう。大きなスクリーンが用意され目立っていたこともあるが、会場後すぐに90分待ちとなっていた。ブットバースト史上最凶のボス魔獣「狂龍帝ヴォルグリム」討伐に挑戦できる。成功すると「覚醒ヴォルグリク(銅レア)のバレットが贈られる。これとは別に高得点者には「ゴースンカイザリア ホワイトバレットVer(究極レア)」もプレゼントされる。これらの達成者の数がカウントされ、スクリーンに表示されており、来場者もこの数を見てやる気になっていたのではないだろうか。