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タカラトミーアーツ、「ソニックアワー」体験・試飲会を開催

超音波でのどごし抜群のビールが楽しめるバラエティトイ

4月11日開催

会場:浅草フラムドーム

 タカラトミーアーツは4月11日、浅草フラムドームにてビールをついだグラスに泡を発生させるバラエティトイ「ソニックアワー」の体験・試飲会を開催した。

 「ソニックアワー」はタカラトミーアーツのビールにきめ細かい泡を発生させられるバラエティトイ「ビールアワー」シリーズの最新作で、4月25日に発売する。「ソニックアワー」は機械の上にビールの入ったグラスを置き、超音波を当てることで泡を発生させる。黒と白の2タイプが発売され、価格は各3,990円。体験・試飲会では「ソニックアワー」の開発者から説明を受け、実際に細かい泡の出たビールを楽しむことができた。

きめ細かい泡を生みだす「ソニックアワー」を“のど”で体験

タカラトミーアーツ常務取締役の宇佐美博之氏
ライフ企画部企画一課課長の金子義信氏は「ソニックアワー」の説明と実演を行なった
ボタンを押すとグラスから泡が立ち上る
「ソニックアワー」のテーマソング「泡泡LOVE」を歌うシンガーのバタフライさんのミニコンサートも行なわれた

 「ソニックアワー」体験・試飲会では、最初にタカラトミーアーツ常務取締役の宇佐美博之氏が登壇し挨拶した。

 「タカラトミーアーツはガチャガチャなどカプセル玩具や、アミューズメント機器、バラエティトイなど“玩具周辺”と呼ばれるジャンルを扱っています。『ビールアワー』シリーズは子供向けではない、幅広い人をターゲットとした私達を象徴する商品です。2011年に第1弾を発売し、それからシリーズは好評な売り上げを記録しています。『ソニックアワー』はシリーズの中でも究極と呼べるものです。どうぞ体験してみてください」と宇佐美氏は来場者に語りかけた。

 続いて登壇したタカラトミーアーツライフ企画部企画一課課長の金子義信氏は「ソニックアワー」の説明と実演を行なった。「ソニックアワー」は機械の台の部分に水を張り、その水に触れるようにグラスを置く。そしてスイッチを入れることで水を通じてグラスの中のビールに超音波を当て泡を発生させる。

 「ソニックアワー」には2つボタンがついており、1つは超音波発生、そしてもう1つは本体下部についているLEDの光の色を変える。光は8色あり、ボタンを押すことで変わり雰囲気を盛り上げる。ちなみに作動には単三電池6本が必要となる。

 泡を発生させるとグラス内で泡が盛り上がってくるため、7分くらいの分量がいいという。グラスの形状や大きさ、ビールの銘柄や、発泡酒、ノンアルコールでも泡の発生量は異なるため、望んだバランスにするにはある程度の練習が必要となる。超音波の発生は1回ボタンを押すと一定時間発生する仕組みになっているため、泡が少ないと感じた場合は2回以上押すと泡が多くなる。飲みかけのビールに泡を発生させることもできる。しかし泡を発生させすぎると炭酸が抜けすぎてしまうので注意も必要だという。

 金子氏の実演の後、筆者も実際に飲んでみた。泡がきめ細かく、口の中に入っていく感覚、のどごしがなめらかだ。2回ボタンを押し泡を多めにしたため、グラスの最後部分まで泡が残り泡の感触が楽しめた。会場では軽食と共にビールと、ノンアルコールビールを楽しむことができた。

 タカラトミーアーツではこれまで缶ビールに泡を発生させる注ぎ口のついた「ビールアワー」、ジョッキの握り手にバネ仕掛けのスイッチをつけてスイッチをはじく衝撃で泡を発生させる「ジョッキアワー」、そして「ビールアワー」の缶部分に保冷機構を追加した「ビールアワーコールド」を発売している。

 「ソニックアワー」は超音波によりこれまで以上に細かい泡を発生させることが可能となった。また「ビールアワー」は缶ビール1本分、「ジョッキアワー」はそのジョッキを持っている人しか楽しめないが、「ソニックアワー」はグラスを乗せてスイッチを入れるだけなので、パーティなどで複数の人が泡を楽しめるという。乾電池式なので持ち運びもう容易で屋外でのバーベキューなどにもぴったりだ。

 タカラトミーアーツは「ビールアワー」シリーズだけでなく、チュッパチャップスやプッチンプリンをアイスにできる「おかしな」シリーズなど楽しいバラエティトイを多数販売している。今後も多彩なアイディアのバラエティトイを期待したい。

【ソニックアワー実演】

実際に泡を立ててみて、ビールを飲むことができた。ミニコンサートの他、ゲーム大会も
これまでのシリーズも展示されていた左が「ジョッキアワー」、右が「ビールアワーコールド」

(勝田哲也)