アトラス、3DS「デビルサマナー ソウルハッカーズ」
アトラス屈指の名作RPGが多数の新要素を追加し、3DSで新生!
株式会社インデックスのゲームブランドであるアトラスは、ニンテンドー3DS「デビルサマナー ソウルハッカーズ」を8月30日に発売する。価格は6,279円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。
本作は、1997年にセガサターン用ソフトとして発売され好評を博した「デビルサマナー ソウルハッカーズ」に、多数の新要素を追加した移植作品。「デビルサマナー ソウルハッカーズ」は、真・女神転生の流れを汲んだ外伝的作品であり、登場人物達が構築する独特の世界観、魅力的なストーリー、「悪魔会話」、「悪魔合体」などの奥深いゲームシステムが多くのファンを魅了した。
1999年のプレイステーション版の発売以降、これまでアーカイブス等も含めて1度も移植されずにいたアトラス屈指の名作と呼ばれている「デビルサマナー ソウルハッカーズ」が、新たな要素を追加してニンテンドー3DSに登場する。初めてプレイする人はもちろん、オリジナル版をプレイした人も“新作”として楽しむことができる。
【デビルサマナーとは?】 |
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1995年にシリーズ第1弾となるセガサターン用ソフト「真・女神転生 デビルマナー」を発売。その後、「デビルサマナー ソウルハッカーズ」と続き、「デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団」、「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王」を発売。シリーズ累計約120万本の実績をもつアトラスの誇るRPGシリーズ。 |
■ 全編フルボイス化!
「ソウルハッカーズ」は、登場キャラクターの人気が特に高い作品として知られている。本作ではそのキャラクター達が全編フルボイスとなって登場する。キャストに、寿 美菜子さん、中井和哉さん、小野大輔さん、梶 祐貴さん、斉藤千和さんを起用。豪華声優陣によるフルボイス化によって、「ソウルハッカーズ」の世界に新たな命が吹き込まれる。オリジナル版の雰囲気を味わいたいという人のために、ボイスのON/OFF機能が用意されている。
■ 高速化で、より快適に遊びやすく進化!
3DSのマシンスペックを活かし、描写フレームレートを向上。オリジナル版で要望の多かったローディング時間の長さも改善され、ゲームスピードがアップした。さらに、コマンド入力時のレスポンスやエフェクトの演出時間が大幅に短縮され、快適に遊べるようになった。
短時間でもサクサクと遊ぶことができるという |
■ 登場キャラクター紹介
■ 主人公
天海市あかね台のマンションで、両親と妹の4人で暮らす青年。ハッカー集団「スプーキーズ」のメンバー。幼馴染のヒトミと共に、「パラダイムX」のモニター権を得るため、サーバーへハッキングを仕掛ける。それをきっかけに、悪魔召喚を可能にする銃型COMP「GUMP」を手に入れ、事件へ巻き込まれてゆく。
■ ヒトミ(遠野 瞳)
「……あたしはネミッサさえいなきゃ、
普通の女の子なんだから」
CV:寿 美菜子
主人公の幼馴染。天海市のあかね台にある主人公と同じマンションに住んでいる。真面目でしっかりした性格の少女。幼い頃に母を亡くし、祖母に育てられた彼女は、現在は考古学者で留守がちな父親とふたり暮らしをしている。ある日GUMPから現われたネミッサに憑依され、主人公と共に事件に巻き込まれていく。
■ ネミッサ
「キャハハッ! やぁっと出れた。
ついに外の世界に、憧れの外に!」
CV:寿 美菜子
ヒトミに憑依した謎の存在。ネミッサは時折、もしくは頻繁にヒトミの意識から抜け出して、ヒトミの口を使って話しかけてくる。ネミッサとヒトミは身体の奪い合いを日々演じている。彼女の性格は派手好きで、奔放。現在は誕生の記憶をなくしており、事件を追うごとに徐々に真相が明かされていく。
■ キーワード紹介
■ スプーキーズ
リーダーのスプーキーを中心に結成された精鋭ハッカー集団で、主人公もここに所属している。スプーキーが所有する大型トレーラーをアジトに、企業情報や裏取引情報などのハッキングを行なっている。
精鋭ハッカー集団スプーキーズ |
■ デビルサマナーとは?
何らかの手段を用いて悪魔を召喚し、使役する者達を「デビルサマナー」と呼ぶ。彼等の中には、専門の修行をして高い霊能力をもつものから、なんとか悪魔が見えるといった程度の霊能しか持たないものまでさまざま。そして、彼等は悪魔召喚の方法も個人個人で大きく異なっている。
本作の主人公は、悪魔召喚プログラムがインストールされた銃の形をしたコンピュータ=通称「GUMP」を用いて悪魔召喚を行なうが、作中にはエレキギター型、サクソフォン型、メリケンサック型など多彩なラインナップの召喚具が登場。彼等はそれを用いて悪魔を召喚している。
悪魔を召喚し、使役する者達 |
■ 天海市
政府によって進められていた“次期情報都市政策”に基づいて作られた情報環境モデル都市。都市には専用の高速回線が敷かれ、市民相互の情報交流と政府自治体との緊密なネットワークが構築されている。この都市は再開発により5つの機能的なブロックに分けられ、「パラダイムX」という専用のコミュニティ空間が設けられているほか、生活の利便性が向上している。また、天海市の市民は再開発に伴って、新しく引っ越してきた人が多い。
天海を望む最先端情報環境モデル都市 |
■ パラダイムX
「パラダイムX」とは、天海市議会の承認を受け、アルゴンソフトという大手システムソフトウェア開発会社の本社サーバー上に作られた仮想都市のこと。ユーザーである市民は、接続することで行政公共サービスや各種サービスをうけれるほか、ここでしか体験できないアミューズメント施設なども楽しむことができる。つまり、「パラダイムX」を利用すれば、外に出ず家の中に居るだけで市民の生活が事足りるようになっている。
なお、現在はテスト段階のため、利用者を制限しており、モニターのみが「パラダイムX」を利用できる状態となっている。モニターに当選するにはかなりの倍率となっているようだ。
仮想と現実が融合する、作られた電子の街 |
(C)Index Corporation 1995,2012 Produced by ATLUS
□インデックスのホームページ
http://indexweb.jp/
□アトラスネットのホームページ
http://www.atlusnet.jp/
□「デビルサマナー ソウルハッカーズ」のページ
http://dssh.atlusnet.jp/
(2012年5月24日)