ASUS、Windows 7搭載タブレットPC「Eee Slate B121」を4月上旬発売
法人向けから一部仕様を換えて値下げしたコンシューマーモデル
台湾ASUSTeK Computer(ASUS)は、2011年11月より法人向けに展開していたWindows 7搭載タブレットPC「Eee Slate B121」を一部仕様を変更して4月上旬より一般向けの販売も開始する。価格は99,800円。
タッチペンと指の両方に対応したWindows 7搭載タブレットPC |
「Eee Slate B121」は、12.1インチのマルチタッチスクリーンを搭載したタブレットPC。ワコムの「Wacom feel IT technologies」を採用することで、専用のタッチペンと指によるタッチ操作の両方で滑らかな操作性を実現している。
液晶の解像度は1,280×800ドットで、視野角は178度。メインメモリは4GBで、記憶装置は内蔵のSSD64GBに加え、外部ストレージとしてASUS Web Storageサービス500GBが12カ月無料で利用できる。
インターフェイスは、SDXCメモリカードリーダー、USB 2.0×2、mini HDMI×1、ヘッドフォンジャック×1、Bluetooth 3.0など。本体サイズは312×207×16mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.1kg。バッテリー駆動時間は3.8時間。
今回新たにラインナップに追加されたコンシューマー向け「Eee Slate B121」は、法人向けからセキュリティチップを取り外し、OSもWindows 7 ProfessionalからWindows 7 Homeに変更することで、価格も139,800円から99,800円と競争力のある価格設定を実現している。
昨年3月に発売されたコンシューマー向けの前モデルとなる「Eee Slate EP121」と比較すると、標準装備のキーボードがなくなり、OSもWindows 7 Home 64bitからWindows 7 Home 32bitに変更され、オーバースペック気味の部分がシンプルな構成となった。「Eee Slate EP121」は即完売となったこともあり、今回も人気を集めそうだ。
【Eee Slate B121】 | |
---|---|
スタンド機能を備えた専用のフォリオケースが付属する |
(C) ASUSTeK Computer Inc. All rights reserved.
(2012年 4月 3日)