チュンソフト、PS Vita/3DS「極限脱出ADV 善人シボウデス」
2月16日発売決定。協力か裏切りかを求められるゲームが始まる……
公式ホームページもオープンした |
株式会社チュンソフトは、PlayStation Vita/ニンテンドー3DS用極限脱出ADV「極限脱出ADV 善人シボウデス」を2012年2月16日に発売すると発表した。価格は各6,090円。PS Vitaのダウンロード版の発売も決定しているが、価格は未定。
「極限脱出ADV 善人シボウデス」は、DS「極限脱出 9時間9人9の扉」の流れをくむ新作で、「協力を選ぶか、裏切りを選ぶか……」がキーとなっており、場面場面で選択が迫られる。協力するだけでなく裏切る場面も必要という過酷な設定となっている。
主人公達を含めた9人のメンバーは、ゼロ3世に謎の場所に監禁される。そこから外の世界に脱出するための条件は、「腕にはめられた腕輪『バングル』に表示されている『BP(バングルポイント)』を9以上にすること」と告げられる。BPを9以上にすることができれば、1度だけ“9”の扉が開き脱出できる。逆にBPが0以下になったメンバーは、バングルに仕込まれた注射器が作動して「死のペナルティ」が与えられることとなる。BPを9以上にして脱出するため、ゲーム参加者と協力し全員で脱出を目指すか、それとも抜け駆けしBPを多く獲得できる裏切りを選ぶかを選択することになる。もちろんそこには裏切られてしまうリスクもそこには潜んでいる。
この死のゲームは「アンビデックスゲーム(裏切り)」と呼ばれるが、ルールは以下のようになっている。このゲームは決められた時間ごとに開催され、開始時間までに「アンビデックスルーム」に入り、バングルの文字色に沿った相手と対戦していくことになり、1ゲームごとに「ペア対シングル」の全3組の対戦が行なわれる。ゲームはアンビデックスルームの端末から「協力」か「裏切り」を選択し、自分と対戦相手が選んだ内容によって、自分側と相手側のBPが増減する。
お互いが「協力」を選んだ場合は、それぞれのBPが「+2」される。逆にお互いが「裏切り」を選んだ場合は、それぞれのBPは増減しない。相手が「協力」を選び、自分が「裏切り」を選んだ場合は、裏切られた側のBPが「-2」され、裏切った側はBPが「+3」される。
【スクリーンショット】 | |
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■ 登場人物
・ゼロ3世
CV:TARAKO
ゲームの進行役・監視役となる存在。量子コンピュータによって再現されたAI(人工知能)で、実体は持たない。メンバーの行動を逐一監視して、誰かがルール違反を犯せば、即座にペナルティを科す。それが彼に与えられた使命。指令を下したのは【本物のゼロ】と呼ばれる真犯人で、その人物は閉じ込められた9人の中に存在するとか……。はたして、その人物とは一体……!?
・ファイ
CV:小見川千明
ぶっきらぼうで特徴的なしゃべり方をする知的でクールな少女。
・ディオ
CV:細谷佳正
個性的な出で立ちをした風変わりな男。粗野で無神経な言動を行ない、常に我が道をゆく。
・天明寺
CV:納谷六朗
頑固で偏屈な老人。とげとげしく攻撃的で、メンバーの誰に対しても不信感を持って接している。
・クォーク
CV:釘宮理恵
無邪気でやんちゃな少年。10歳にしてはかなり高いレベルの知識を持ち合わせている。
・ルナ
CV:能登麻美子
清楚で可憐なたたずまいをした20代前半の女性。物腰やわらかな平和主義者であり、医師免許を持っている。
・アリス
CV:田中敦子
エキゾチックでエキセントリックでエロティックな雰囲気を身にまとった女性。殺された父の仇を取るため、とあるテロ組織を追っている。
・四葉
CV:田村ゆかり
小悪魔的なズルさを持つ奔放な少女。アリスとは1年前にネバダ砂漠のど真ん中で知り合った。
・K
CV:小野大輔
正体不明の謎の男。金属製の仮面とボディスーツを身につけているため、素顔はまったくわからない。記憶喪失のため名前も年齢も一切不明。
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(2011年 11月 4日)