ユークス、PS3/Xbox 360「WWE SmackDown vs. Raw 2011」
メディア対抗ゲーム大会「Road to Wrestlemedia」を開催


2月7日 開催

【WWE SmackDown vs. Raw 2011】
発売中(2月3日 発売)

価格:7,140円

CEROレーティング:C(15歳以上対象)


 株式会社ユークスは、プレイステーション 3/Xbox 360用WWEアクション「WWE SmackDown vs. Raw 2011」のメディア対抗ゲーム大会「Road to Wrestlemedia」を同社横浜開発室にて開催した。イベントには弊誌のほか、、週刊ファミ通、電撃PlayStation、電撃ゲームスの4媒体が参加。各媒体がエディットしたイベント用スーパースターたちが、それぞれ激しい戦いを繰り広げた。

 「WWE 2011 SmackDown Vs Raw」は、米プロレス団体「WWE(World Wrestling Entertainment)」をモチーフにしたアクションゲーム。WWEは、スーパースターやディーバと呼ばれる登場人物が、リングの内外でさまざまなドラマを織り成していくスポーツ・エンターテインメント。細部までリアルに再現されたスーパースターとディーバは、シリーズ最多となる70人以上が登場。プレーヤーの戦い方、対戦相手、勝敗により、その後のストーリー展開が変化する新システム「WWE ユニバース」機能を新たに追加。新たな物理演算システムが生み出す迫真のモーション、スーパースターやストーリーを自由にエディットできるクリエイトモードなど、前作を上回る内容となっている。


清野茂樹さんあべ由紀子さん中村賢二氏

 イベントの司会進行はフリーアナウンサーの清野茂樹さん、アシスタントMCはサムライTVで「Sアリーナ」パーソナリティを務めるあべ由紀子さんが、ゲスト解説をユークス・横浜開発室チーフプランナーの中村賢二氏がそれぞれ担当。試合はトーナメントで進行。ルールは無制限1本勝負、シングルノーマルマッチ、場外カウント無し、ロープブレイク無し、反則負け無し、凶器が使用可能。全4社ということで時間に余裕があるためか、最下位決定戦まで行なわれるという非情の形式が採用された。各媒体とも、事前にエディットしたオリジナルのスーパースターを使用。レギュレーションは以下のとおり。

 

  • (1) …… 性別は男性のみ
  • (2) …… オリジナリティあふれる容姿・名前(英語と数字のみ)
  • (3) …… オリジナリティあふれる入場(エントランス)を作成
  • (4) …… オリジナリティあふれる必殺技を作成
  • (5) …… 検索用キーワードとコメントを記入
  • (6) …… ダウンロードデータをユーザーが編集しても良いかどうかの設定は自由
  • (7) …… セーブできる形でアップロード
  • (8) …… 必殺技以外に、通常の技もオリジナルで設定可能
    ※既存のアニメやゲーム、実在のレスラーや人物などを想起させるキャラクターは避けること

 鉄板の(8)が封じられ、出オチをあきらめて正統派を作ることに決定。最初に言い訳しておくと、実は筆者、ここしばらくスケジュール的に切迫していたため、練りこむ時間が足りなかった。そこで「どうしたもんかなぁ……」と悩んだ末、恥ずかしいけど普段どおり“中二病”妄想でディティールを塗り固めることにした。WWEといえば、ケルト戦士を名乗るシェイマス、イタリア人のマレラなど、お国柄をフィーチャーしたスーパースターが少なくない。これでいいかな、と無難に決めたものの、主要な国はほとんどツバがついているので、できれば意外性のある国をチョイスしたい。ただ、WWEの主な視聴層は北米ゆえ、アメリカ人の関心が高い国がベスト。となると今は中国か中東あたりだが、そのステレオタイプは手垢まみれ……その流れで何かないかなーと考えた末、中国がらみで「チベット」が思い浮かんだ。

 瞬時に、以前「チベット展」で拝見し感銘を受けた文化遺産の数々が脳裡に描かれる。宗教舞踊などで用いられる“仮面(チャム)”には神秘性があり、ルチャで見かけるアステカ文明をモチーフにしたギミックと比べてもまったく遜色がない。政治的な意味で関心を持ってるアメリカ人もいそうだし、「最近ヘヴィのマスクマンいないよね」という個人願望もからめつつエディットすること数時間。チャム装束は骨格などエグいモチーフがあるため、ホラーチックにならないようトライバルアレンジ。神秘的な畏怖と正統派ギリギリを目安に生み出されたのが「Mr.Tibet」だ。国設定にチベットがないため、とりあえず国籍は日本。フィニッシャーは今作から可能となったポスト派生でエディットしてみた。万が一興味がある方は、キーワードgamewatch、mr.tibet、yukesで検索していただければヒットするはずだ(そんな殊勝な方がいればの話ですが……)。

 初戦の電撃PlayStationさんとの戦いは、お互いほとんどすべての技を出し切る全身全霊のエンターテインメントを展開。根性でフィニッシャーを跳ね返し、辛くも勝利をモノにすることができた。だが、決勝の相手・電撃ゲームスさんの怪奇派スーパースターに完全にペースを握られ、フィニッシャーはおろかシグネチャーすら封じられて2位という結果に落ち着く。ラストは、WWEらしくビデオレターで曙さんが乱入。曙さんをモチーフにしたスーパースターと電撃ゲームスさんのエキシビジョンが行なわれるなど、トーナメントは大盛り上がりのうちに終了した。

 優勝者には数々のWWEグッズが進呈されたほか、2位~4位にもプロレス専門メディア「サムライTV」、「WWE公式モバイルサイト」、「週刊プロレス」、「Kamipro」から各賞が進呈された。ちなみに弊誌は、WWE公式サイト様よりWWEフィギュアセットをいただきました。こちらは読者プレゼントに提供いたしますので、WWEファンはもちろん興味がある方々は奮ってご応募いただきたい。


名前をイメージした忍者モチーフの電撃PlayStationさん、怪奇派レスラーが大好きという担当者の趣味全開の電撃ゲームスさん、自社の企画キャラをゲームにうまく落とし込んだ週刊ファミ通さんと、各媒体がオリジナリティあふれるスーパースターで対戦!
WWEらしく乱入者が出現。ビデオレターであらわれたのは、なんと曙さん! 優勝した電撃ゲームスさんと対戦。操作するのはユークスの中村氏。苦労して作ったであろう曙さん、フィニッシャーもシグネチャーも見せることがないまま健闘むなしくピンフォール……
優勝した電撃ゲームスさんには、WWEジャパンより限定グッズの椅子、スーパースターのサイン入り写真、チャンピオンベルトなどファン垂涎の豪華グッズが進呈された。これは素直にうらやましい……弊誌はWWE公式モバイルサイト様よりフィギュア他計6点をいただきました。読プレにいたしますので、募集を開始した暁には、ぜひぜひご応募ください




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(2011年 2月 7日)

[Reported by 豊臣和孝]