バンダイナムコ、Xbox 360「アイドルマスター2」
「営業」、「コミュニケーション」、「クインテッドライブ」などの情報を公開
株式会社バンダイナムコゲームスが、2011年2月24日に発売を予定しているXbox 360用国民的アイドルユニットプロデュース「アイドルマスター2」。今回公開されたのは、全国を巡る「営業」、「コミュニケーション」、「『団結力』の成長」、「765プロ主催のライブ」、「TV出演」、ゲストを呼んでの「クインテットライブ」などの情報だ。
■ 全国をめぐる「営業」
「営業」は「マニー」の獲得、ファンの獲得に欠かせない |
今作の「営業」は、アイドルたちと一緒に全国を巡り、プロデューサーは引率者も兼ねる。お仕事を選んだら現地へ移動、ユニットのメンバーの1人を選べば、プロデューサーとアイドルとのコミュニケーションがスタートする。
彼女へのアドバイスや悩みに時間内に答えることで、アイドルたちの反応やお仕事の展開が分岐。彼女たちの個性や性格を見極め、パーフェクトコミュニケーションをめざす。
今作では、投資やギャラ獲得も重要。クライアントの依頼を受ける「通常営業」と、プロモーション活動を行なう「資金営業」の2つを紹介していこう。目的に合わせて営業を選択するのもプロデューサーの務めだ。
・マニーをゲットしたいなら「通常営業」
「通常営業」では、お仕事が完了すると、報酬としてマニーがゲットでき、お仕事を行なったエリアのファンも増加する。たくさんマニーを貯めて、マニーが必要なお仕事、新しい衣装やアクセサリーを購入したい。
・ファン数と注目度を上げたいなら「資金営業」
「資金営業」を行なうためには、マニーコストが必要となる。マニーコストが高い「資金営業」ほど、より多くのファンの獲得が期待でき、通常営業よりもファンの注目度が大幅にアップ。ただし、マニーはゲットできない。
この営業中も気が抜けない。アイドルとうまくコミュニケーションをとることで、「思い出レベル」が上昇し、レベルが上がると、ステージパフォーマンスで使用できる「思い出アピール」の使用可能回数が増えていくからだ。「ステージ出演」のお仕事では、この「思い出アピール」が勝利のカギを握ることになる。
■ コミュニケーションを通して、ユニットの絆と団結を深めよう!
アイドルたちとのコミュニケーション(コミュ)は、さまざまなシチュエーションで発生する。単にセリフを選ぶだけでなく、「タッチ」によるコミュニケーションがあったり、事務所で解散後、誰かと特別な時間を過ごす「シークレットコミュ」、さらに765プロや961プロのストーリーが展開する「ストーリーコミュ」などだ。
・「タッチイベント」
営業のコミュニケーションの成功・失敗の分岐となる回答は、「セリフ」だけではない。手のカーソルを移動して「ここ!」という場所をタッチ! ヘンな場所をタッチしたら、彼女達の機嫌を損ねることになりかねないので、注意が必要だ!
ときにはスキンシップも大切だ | |
ヘンな場所をタッチしたら、普通は彼女達にヘンタイ扱いされるので注意 |
・「シークレットコミュ」
週の終わりに事務所で解散後、たまに発生することがある。ユニットの誰か1人とプライベートを過すことになるコミュニケーション。アイドルたちの私生活、いつもは見せない意外な一面を発見することも。仕事一筋のプロデューサーも、この時ばかりは、彼女たちをひとりの女の子として見守ってあげたい。
・「ストーリーコミュ」
ユニットリーダーとプロデューサーとの絆を深めてゆくドラマ、そしてアイドルアカデミー大賞への道を描いてゆく765プロや961プロのストーリーが、一定期間や条件をクリアする毎に展開する。
今回は3週目で発生する「律子と竜宮小町」との出会いのイベントを紹介する。律子プロデュースのもと、一足お先にユニットデビューを果たした伊織・あずさ・亜美とは、アイドルアカデミー大賞をめざすライバルとして、そして仲間として、プロデューサーのユニットと切磋琢磨してゆくことに |
・ユニットの親密度と団結力に影響を与える「3人コミュ」
「朝の挨拶」や「夜の事務所」、「各エリアの玄関口」では、3人の女の子とコミュケーションを行なう。プロデューサーの受け答えによって、プロデューサーとアイドルとの関係性や、アイドル同士の関係性(ユニットステータス)が変化する。
女の子の関係性が変化すると、画面右上のユニットステータスが変化。仲良しユニットになるか、険悪ユニットになるかは、プロデューサーの手腕次第! 一部のユニットステータスには、秘密の効果を発揮させるものもあるようだ……。
画面上に地図が表示されるので、仕事先の都道府県を間違えずタッチ! 仕事先の住所を覚えておくのはプロデューサーの基本。間違った都道府県をタッチすると、仕事先の住所がわからず慌てふためくことに…… |
「ステージ出演」系のお仕事の前には、必ず全員で「気合い」を入れる。リーダーの女の子がこっそり口パクでヒントをくれるので、アイドル達と同じ掛け声を選んで気合い入れろ! 全員の息がぴったり合えば、ユニットの雰囲気が良くなり、ステージパフォーマンス前に弾みがつく |
3人とうまくコミュニケートできていれば、ユニットステータスが変化し仲良しユニットに | コミュニケートできていないと、ステータスが変化し、険悪なユニットに!右(倦怠)・下(らぶすね)・斜下(ドン引き) |
ユニット3人の「団結力」は、活動週を重ねることで、自然と成長していく。ただし、女の子同士の関係性が悪いと、団結力が成長しづらくなってしまうので注意。
ステージパフォーマンスでの通常アピールは、ボーカル、ダンス、ビジュアルのパラメーターによって得点が決まるが、バーストアピール時の得点は、「団結力」によって決まる。ユニットの「団結力」が高ければ高いほど、バーストアピール時の得点も高くなる。
画面右上の「UNIT」のところにある内側の円の大きさが団結力の強さを、色やマークがユニットステータスを表している。団結力の高さは「バーストアピール」時に影響する |
■ 「エリア」と「全国」の2つのオーディションでファンの注目度をUP!
複数のユニットとTV出演の合格順位を競う「オーディション」。このお仕事には「ファン人数」と「マニー」の獲得以上に「ファン注目度」を上げる効果がある。スケジュール選択画面で表示される各エリアの顔マークが「ファン注目度」。毎週低下してゆき、そのエリアのファンが減少を始める。
獲得した各エリアのファン数を維持するために「ファン注目度」をアップしたいところ。顔マークのピンクが最高の注目度。黄色→緑→青と注目度が下がっていくので、常にチェックしよう。
・「エリアオーディション」と「全国オーディション」
オーディションに合格して、みごとTV出演を勝ち取ることができれば、そのエリアの「ファン注目度」がUPするのが「エリアオーディション」。全エリアの「ファン注目度」が上昇するのが「全国オーディション」。いずれもファン人数の減少にストップをかけられ、ファン人数とマニーも獲得できるのでお得。
エリアオーディション | 全国オーディション | オーディションに合格すれば、ファン人数とマニーも獲得できる |
「オーディション」は、「フェス」同様のステージパフォーマンスゲームで行なわれる。番組ディレクターにはオーディションを受けるアイドルに「求めるイメージ」がある。そのため、事前に番組の傾向に合った衣装とアクセサリーを身に付けてオーディションに挑むことが重要となる。コミュニケーションで高めた「思い出アピール」や団結力をアピールする「バーストアピール」も発動可能。スコアを稼いで順位を上げ、合格圏内に入ればTV出演が決定する。出演シーンは鑑賞できるだけでなく、今作ではついにフルサイズ写真撮影も可能になった。もちろんPVの保存、カメラ変更やアピールも可能。
■ 765プロ主催「ライブ」開催! セカンドアンコールでソロ/デュオを披露!
765プロがライブ会場(ハコ)を押さえて開催する「ライブ」。「ライブ」を開催するためには、マニーコストが必要となるため、リスクが伴うが、その分、「ライブ」を成功させることができれば、大幅な「ファン人数」と「マニー」の獲得が可能。
まずはアンコール。トリオで登場 |
ライブ会場がどれだけ盛り上げられるかが、「ライブ」成功のカギ。ライブ会場の盛り上がりは「ハコユレ震度」という値で表され、「ライブ」ごとに設定された目標のハコユレ震度を超えると、オーディエンスからアンコールが巻き起こり、ライブは成功。アンコールステージを鑑賞できる。さらに、スコアが一定値以上を超えていれば、セカンドアンコールが発生! セカンドアンコールでは、ソロ、デュオでステージを披露することになる。
ライブのハコに関しては、ライブハウスから武道館など、多種多彩なステージがアイドルたちを待っている。
スコアが一定数を超えるとセカンドアンコール。こちらはソロ | |
こちらはデュオで登場 |
■ ゲストを呼んで「クインテットライブ」
2人のアイドルをゲストに呼んでライブを開催する「クインテットライブ」を開催することもできる。「ライブ」同様、開催にはマニーコストが必要となるため、リスクは高いが、大幅な「ファン人数」と「マニー」の獲得が期待できる。
「クインテットライブ」を選択すると、オファー画面が表示され、2人のアイドルを選んでゲスト出演のオファーが可能となる。ゲストがライブに来てくれるかどうかは、ステージパフォーマンスが終了するまでわからない……。ゲストアイドルとプロデューサーの信頼関係が、ゲスト出演成功の鍵を握る……?
※画面写真はすべて開発中のものです。
(C)窪岡俊之 (C)NBGI
(2010年 12月 25日)