バンダイナムコ、PS3/Xbox 360「ガンダム無双3」

店頭体験会&プロデューサートークショーを開催


12月11日 開催

会場:ヤマダ電機 LABI1池袋 モバイルドリーム館

【ガンダム無双3】
12月16日 発売

価格:各7,800円

CEROレーティング:A(全年齢対象)



右よりバンダイナムコゲームス後藤能孝氏、コーエーテクモゲームス鯉沼久史氏
プロデューサーによるトークイベントの前後、試遊台にてデモ版をプレイできた。トークイベントの後は長蛇の列となっていた

  株式会社バンダイナムコゲームスは、12月16日に発売を予定しているプレイステーション 3/Xbox 360用タクティカルアクション「ガンダム無双3」の店頭体験会とプロデューサートークショーを開催した。

 店頭体験会では、先日行なわれたブロガーを招いての先行体験会同様の制限時間つき試遊バージョンでのプレイが可能となっており、トークショーの中でも鯉沼プロデューサーによるプレイと後藤プロデューサーによる解説でこの試遊版が使用された。

 発売が迫ってきたことに関しての心境について聞かれると、後藤プロデューサーは「なんとかコーエーテクモゲームスさんにギリギリの中開発を進めていただいて、無事来週の発売を迎えられてホッとしていますが、これから皆さんの反応にどきどきしているという感じです」、鯉沼プロデューサーは「2年ぶりに新シリーズとして最新作を出すことになりまして、ようやくみなさんにお届けできるということで、ホッとしていると同時に今後のダウンロードコンテンツを今作っていますので、まだまだ気が抜けないところですが、まず発売されることをうれしく思っています」とそれぞれが感想を述べた。

 今回のイベントでは、ゲームのオープニング映像がすべて公開された。今までに紹介されたプロモーション映像に使われていたムービーのシーンの中にも一部が含まれていたが、オープニングをすべて見られたのは今回がはじめてとなった。

「今作はゲームの中に『ガンダム無双3』のオリジナルのストーリーを何本か描いているんですが、このオープニングはその前に流れるものになりまして、ビジュアルに関しても2作目までリアル調でやっていたんですが、今回はセル調といいますか、今のアニメに近い形のビジュアル表現に変えました。それに、『ガンダム無双』はいろんな原作のガンダムが出る作品ですので、ガンダムのお祭りゲームとして、ビジュアル的に映えるものを、ということでこのオープニングを作りました」と鯉沼氏がこのオープニングへの思いを語ってくれた。

 「メインに出てくるのが『ユニコーン』や『OO』といった新しい作品が入ってくるということもありまして、パッケージにも表われていますが……ムービーも東京ゲームショウのときは半分もできていなくて……ぎりぎりまで作っていた映像です」と後藤氏が補足した。

 今作のポイントとしては、「『2』から『3』に移行するにあたって1番変化したのはビジュアル面ですが、今まで、ガンダムのアクションゲームでは、セル調のビジュアルをやったことがなかったので。最終的に開発の方でいろいろ調整していただいて、今の形に落ち着きました(後藤氏)」、「アニメでもなくて今までのリアル系の追求でもなくて、ゲームだからできるガンダムの表現ということにこだわって今回は作っています(鯉沼氏)」と、ビジュアルへのこだわりは相当のものだったようだ。

 ここからデモプレイが行なわれた。オペレーターは好きなものを選べたり、ロード画面でハロがジャンプを繰り返すシーンでは、タイミングよくボタンを押すことで音が出ることが改めて紹介された。また、まだ公開されていないモビルスーツがあり、発売日に公開されるものもあるという。また、今作ではエース機体ではないモビルスーツ(一部使用不可)でもチャージ攻撃なども持たせているので、前作よりも遊びの幅は広がっていること、国内版では「ガンダム無双」シリーズ初のオンライン協力プレイを遊んでもらいたい、ということ、さらにダウンロードコンテンツ(機体、シナリオ)に関しては、発表できる準備が整い次第公式HPなどで告知していくということなどが語られた。

 最後に、急遽決まったという来場者への「ガンダム無双3」のソフトと粗品のプレゼント大会が行なわれた。後藤プロデューサーとじゃんけんをして勝ち残った人1名にプレゼントということで、女性の方が勝ち残った。


オープニング映像がそのままの形で放映されたデモ版をプレイしながら本作のシステムなどが解説された最後はじゃんけん大会でソフトがプレゼントされた

(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・毎日放送

(2010年 12月 13日)

[Reported by 佐伯憲司]