スクエニ、「コール オブ デューティ ブラックオプス」最新スクリーンショットを公開
密林、雪原、炎に包まれる街……冷戦時代ならではの戦場が舞台に
株式会社スクウェア・エニックスは、プレイステーション 3/Xbox 360/Windows用ファーストパーソンシューティング「コール オブ デューティ ブラックオプス」の最新スクリーンショットを公開した。本作は2010年発売予定、価格、CEROレーティングは未定だ。
両腕にタトゥーのあるこの男が特殊部隊の部隊長だ |
舞台は一転して雪山へ。ソ連の基地のようだ |
第2次世界大戦をテーマにスタートした「コール オブ デューティ」シリーズは、作品ごとに舞台が変わる。近作である「コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア」および「同2」では、現代戦が舞台となり、シリーズ最新作となる「コール オブ デューティ ブラックオプス」では、「冷戦時代」をテーマにベトナム戦争などが舞台となる予定だ。開発は「Call of Duty: World at War」(日本未発売)を手がけた米Treyarchが担当している。
本作はこれまでのシリーズと同様に、1人の主人公の物語が語られるのではなく、複数の兵士の視点から物語が綴られる。主人公の1人は、アメリカ軍が派遣した南ベトナム軍事援助司令部(U.S.Militarly Assistance Command,Vietnam)の特殊部隊SOG(Studies and Observations Group)に所属する兵士だ。
1968年のベトナムで行なわれた彼らの非公式な作戦行動は、歴史には記されることはなかった。どのような戦いが行なわれたのだろうか。公開されたスクリーンショットは、ベトナムを思わせるジャングルだけでなく、炎に包まれた建物、雪山などもある。どんな場面が登場し、どのようなストーリーが描かれるのか、注目したい。
冷戦時代を描く本作は、第2次世界大戦とも現代戦とも異なる兵器が登場する。AK47とコルト・コマンドーはそれぞれ東西の勢力を代表するアサルトライフル。この2つの銃の対決こそが冷戦時代の象徴とも言える。この他にも爆発物をつけて発射できるクロスボウを使って敵を爆破したり、ヘリに乗って上空から援護したりといったシチュエーションもある。
2010年のE3では、Activision Blizzardのプライベートブースで本作のデモプレイが行なわれたが、そこでは垂直に切り立った崖をラベリングで降下し、敵基地に乗り込むシーンや、高高度偵察機「SR-71ブラックバード」から地上部隊へ指示を出したり、ソ連の戦闘ヘリ「MIL-24ハインド」を奪ってラオスの空を飛ぶといったシーンを見ることができたという。これまでのシリーズを受け継ぐ演出重視の展開や、様々な兵器を使いこなす楽しさが体験できそうだ。
ベトナムのジャングルでの戦い。銃器や兵士の装備など、開発者のこだわりがリアリティーを生んでいる | ||
都市部での戦いだろうか。凄惨な戦闘を感じさせられる | ||
雪山での基地の戦い。クロスボウでは爆破物を発射できる。敵を突き落とすといったアクションも | ||
戦場では様々な状況が待っている。ヘリを操縦するシーンも |
(C)2010 Activision Publishing, Inc. Call of Duty and Activision are registered trademarks of Activision Publishing, Inc.
(2010年 8月 4日)