カプコン、PSP「ラストランカー」

ジグを取り巻くさまざまな勢力


7月15日 発売予定

価格:5,990円(通常版)
   6,300円(イーカプコン限定版)

CEROレーティング:A(全年齢対象)



 株式会社カプコンは、7月15日発売予定のPSP用RPG「ラストランカー」の新情報を公開した。

 今回は、ランカーたちから戦いを挑まれる「ランキング戦」に加え、戦侯機構バザルタやタイロン一家など主人公ジグを取り巻くさまざまな勢力に関する情報が明らかになった。

■ ランカーたちから戦いを挑まれる「ランキング戦」

ジグを狙っているランカーの頭上には「WARNING」の文字が表示される

 本作では、主人公のジグがランキングの上位を目指してランカーに挑戦していく。ところが、ジグのランクが上がってくると、今度はこれまで戦いを挑んでいたランカーたちがジグに「ランキング戦」を挑んでくるようになる。

 このランキング戦では、勝利すると防衛に成功、敗北するとゲームオーバーとなる。ランキングが高くなってきたら、フィールドを歩く時には常に臨戦態勢をとっておいたほうがいいだろう。特に、スキルの使用回数はこまめに確認したいところ。

「WARNING」の表示されたランカーは、ジグを追いかけてくる。追いつかれると強制的にランキング戦が始まる

■ “七騎士”と戦侯機構バザルタ

 戦侯機構バザルタは、すべての戦士が所属し武力をもって世界を統治する組織。戦士ランキングというシステムにより「強い者が正義」という制度を確立している。

 そして、戦侯機構バザルタの頂点に君臨するのが、ランキング1位から7位までのトップランカーで構成される“七騎士”である。七騎士には、戦侯機構バザルタだけでなく、世界を統治する力が与えられる。立法、裁判、治安など、世界を維持するために必要な活動は、七騎士の指示のもとに行なわれる。

七騎士は、まぎれもなく最強の戦士たちだが各々の思想は異なっているようだ。世界の秩序を重んじる者もいれば、強さのみを追い求める者もいる。ちなみに、現在7位は不在となっており、世界中のランカーたちが最後の席を巡り日々しのぎを削っている

■ 悪名高き「タイロン一家」

 タイロン一家は、戦士ランキング8位の凄腕ランカー「タイロン」が率いる悪名高い集団。彼らの名はガンドア中に知れ渡っており、一家の証である“腕に巻いた赤い布”は、市民たちにとって恐怖の象徴となっている。

悪名高きタイロン一家に、半ば強引に引き込まれてしまうジグ

■ 戦侯機構バザルタに異を唱える「アンチバザルタ」

 アンチバザルタとは、「力こそ正義」という戦侯機構バザルタの在り方に、異議を唱え従わない者たちの総称。アンチバザルタとして認定されると、秩序を乱す者として七騎士の命令により厳しい制裁を受けることになる。

 戦侯機構バザルタからは危険視されているアンチバザルタだが、果たして彼らの真の目的とは……?

知りすぎた女「イゴリダ」(写真左)と狙い知れずの射手「ガルガノ」(写真右)。彼らの正体、目的ともに不明胸に秘める想いを爆発させるガルガノ

● イゴリダが語る世界の真実

 ランカーとして戦侯機構バザルタに登録される者は、最初に「宣誓の儀」を行なう。宣誓では、とある言葉で機構に誓いを立てるが、イゴリダはその言葉にこそ「世界の真実」が隠されているという。

 イゴリダは、宣誓の言葉に対する疑問をジグたちに語る。戦侯機構が支配する世界で、「何者から身を守り」、「何者に武器を向ける」というのだろうか?

 膨れ上がる疑問とともに、イゴリダから「破砕の日」という言葉を発する。ジグたちが目にしたものは一体……?

「宣誓の儀」を行なうジグとレン
イゴリダだけが知っている「世界の真実」とは一体何なのだろうか?

【スクリーンショット】


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(2010年 7月 14日)

[Reported by 中野信二]