アエリア、ブラウザゲーム「Last Conquer ~三国争覇~」を近日サービス開始
「三国志」をモチーフにした戦略シミュレーションゲーム


5月24日タイトル発表

近日サービス開始予定

利用料金:無料(アイテム課金制)



 株式会社アエリアは、中国の杭州泛城科技有限公司(FunCity)が開発しているブラウザゲーム「The Last Conqueror」の独占配信権を獲得し、邦題「Last Conquer ~三国争覇~」として日本でのサービスを近日より開始する。ビジネスモデルは基本プレイ無料のアイテム課金制を予定。

「Last Conquer ~三国争覇~」イメージイラスト
「Last Conquer ~三国争覇~」のゲーム画面

 「Last Conquer ~三国争覇~」は、中国産ブラウザゲームの一種のリファレンスと言える三国志の世界観をモチーフにしたブラウザ型の戦略シミュレーションゲーム。アエリアではブラウザゲームを“プレカジ”(プレミアムカジュアルゲーム)と呼称して、スタンドアロンタイプのFlashゲームと差別化して展開しているが、「Last Conquer ~三国争覇~」は、「作ろう!にゃんこの街」、「ドラゴンマスター」に続くプレカジ第3弾となる。

 中国産の三国志タイプのブラウザゲームというと、最激戦区のジャンルであり、ネタは出し尽くされた感があるが、「Last Conquer ~三国争覇~」はそうした無数のライバルタイトルのさらに発展系を狙ったデザインとなっている。具体的には、動態行軍システムや陣形システム、多種多様な兵科、兵科のレベルアップによるクラスチェンジシステムなど、これでもかとばかりに戦略的要素を詰め込んでいる。

 中でもユニークなのは動態行軍システム。これはサーバー上の全プレーヤーの軍隊の動きをマップ上に表示するという、これまでありそうでなかったシステムで、目的地に着く前に迎撃したり、途中で目標を変えたりなど、半ばリアルタイムストラテジーのようなインタラクティブ性をブラウザゲームにもたらしている。

 気になるサービススケジュールについては、クローズドβテスト、オープンβテスト、正式サービスのいずれも“近日中”としている。同じプレカジタイトルの「ドラゴンマスター」が正式発表から1週間以内に正式サービスをスタートさせたことを考えると、「Last Conquer ~三国争覇~」も同じようなタイムスケジュールでのサービスインを予定しているものと見られる。


【陣形】
「Last Conquer ~三国争覇~」の大きな特徴となる陣形編成画面。左は城守軍の陣形を編成する画面で、右は侵攻軍の陣形編成画面。ブラウザゲームとしては非常に複雑な戦闘システムを備えている

(C) 2010 Aeria Inc. All Rights Reserved.