セガ、DS「サカつくDS ワールドチャレンジ2010」
「育成」と「経営」を紹介
株式会社セガは、5月27日発売予定のニンテンドーDS用スポーツシミュレーション「サカつくDS ワールドチャレンジ2010」において、「育成」と「経営」に関する新情報を公開した。
本作の育成システムは、前作で採用されていたシステムを踏襲しつつ、多少の変更が施されている。変更となった部分は、「コーチ育成システム」、「期限付き移籍」、「スキル習得システム」の3箇所。ここでは、新しくなった部分の育成システムを紹介していく。
【シリーズ共通の基本“育成”システム】 |
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・リーグ戦で選手を出場させると経験値を獲得できる。 ・経験値が一定値溜まるとLvアップし、キャラクターの能力が上がる。 ・選手獲得時にはLv1で、Lv10まで成長する。 |
■ 全てが一新されたコーチ育成システム
本作のコーチ育成システムでは、「基礎トレーニング」と「個別トレーニング」の2種類のコーチが用意されている。基礎トレーニングは、試合に出場した選手に対して“自信”を与えることができる(45分以上出場した全ての選手に対して効果がある)。自信は各パラメータごとに用意されおり、どの自信が溜まるか、どの程度溜まるかはコーチによって変化する。1つの自信しかあげれないコーチもいれば、複数の自信をあげることができるコーチもいるという。
自信が溜まると、個別トレーニングを受けることができる。個別トレーニングは選んだ選手のみの能力を爆発的にアップさせることができるが、目標をクリアしないと効果を得ることはできない。個別トレーニングごとに、アップできる能力、アップする量は異なるが、自信の溜まり具合がMAXに近ければ近いほど、能力をアップすることができるようだ。また、1回の個別トレーニングで複数の能力を同時にあげることができるコーチも存在しているという。
【コーチ育成】 | ||
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個別トレーニングができるのは、Lv10になるまでの間に3回(1選手につき)までとなっている。限られた機会の中で、どの能力をトレーニングで引き伸ばすかがポイントになる。コーチはコーチ施設を設置することで増やすことができる |
■ 期限付き移籍
前作で採用されていた「留学」は、本作では「期限付き移籍」に変更となった。期限付き移籍は、若手に対して経験を積ませることを目的としているため、Lv3以下の選手しか期限付き移籍を行なうことはできない。
期限付き移籍で得られる効果は、以下の通りとなっている。
【期限付き移籍の効果】 |
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・経験値の獲得(獲得できる経験値は移籍先によって異なる)。 ・自信(あがる自信は移籍先によって異なる)。 ・特殊なスキルを開放できる移籍先も……。 |
■ 選手スキル
選手スキルは、各選手ごとに修得できる数が12個と決められている。各選手のスキルは、Lvアップ時に対応した数字(選手スキル詳細画面で確認できる)のスキルを修得することができる。ただし、修得には条件が必要なものもあり、その場合には条件を満たす必要がある。EX枠は特殊なスキルが用意されているため、必ず修得条件が用意されているが、条件を満たせばLvは関係なくスキルを修得できるという。
スキルの名称が「???」となっている部分は、Lvアップ時にイベントが発生し、複数のスキルの中からプレーヤーが覚えたいスキルを1つ選ぶことができる。選手スキルは1度修得すれば、選手スキル画面でいつでも入れ替えすることが可能となった(前作では最大3つまでしか修得することができず、3つ以上のスキルを修得している場合には、修得時に捨てる必要があった)。
【選手スキル】 | |
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選手スキルの修得条件は、個別トレーニングを使うことで条件をクリアできるものが多くなっている |
経営システムは若干の変更が施されているが、基本的には前作のシステムを踏襲している。
■ 3種類の施設を用意
施設は、「スタジアム」、「オフィス」、「クラブハウス」の3種類を用意している。各施設は建築・増築することで施設の設置スペースをアップすることができる。建築する建物によって設置スペースと効果が異なるので、クラブに必要な施設を建築・増築していくといいだろう。また施設は一定時間の経過、もしくは回数消費によって施設は撤去されることになる。
【建物の効果】 | |
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【建物】 | 【効果】 |
スタジアム | 観客収容人数のアップ。 |
オフィス | チームコストアップ。 |
クラブハウス | ユース登録枠を増やすことができる。 |
【建物の効果】 | |
【施設】 | 【効果】 |
スタジアム | 観客収入のMAXを決め、収入のベースとなる施設。 スタジアム内に設置できる施設は収入をアップさせるものがベースとなる。 |
オフィス | チームコストの最大値を増やす施設。 スカウト施設や期限付き移籍施設など、人事に関わる施設がベースとなる。 |
クラブハウス | ユース選手の最大保有枠を決める施設。 コーチ施設やコンディション施設など、育成に関わる施設がベースとなる。 |
■ セールスマン
月に1度訪問し、有用なアイテムを購入することができるセールスマンは今作でも登場。月に購入できるアイテムは、前作では1つまでとなっていたが、本作では複数購入することが可能となったほか、選手獲得アイテム(フィフティ券やポジション判別券など)も購入できるようになった。
■ スポンサー
スポンサーは年初に契約することができ、高額のスポンサー料を得ることができる。契約延長が可能なスポンサーもあり、契約年数が長くなるほどスポンサー料は高額になる。また、契約が長くなるほど、年度末にもらえる報酬が良いものになるようだ。
【経営システム】 | ||
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経営システムは大幅な変更点はなく、前作を遊んだ人なら迷わずにプレイすることができるだろう |
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□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「サカつくDS ワールドチャレンジ2010」のページ
http://game.watch.impress.co.jp/
(2010年 5月 19日)