カプコン、Wii「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」
発売直前パーティを開催。最新トレーラームービーなどを公開


1月12日 開催

1月14日 発売予定

価格:7,340円(通常版)
   8,390円(コレクターズ・パッケージ)

CEROレーティング:D(17歳以上対象)


会場で上映されたPVは本記事中に掲載。ぜひチェックしていただきたい

  株式会社カプコンは、1月14日発売予定のWii用ホラーガンシューティング「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」発売直前パーティを都内にて開催した。

 「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」は、「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」の続編。本作では「バイオハザード2」、「バイオハザード コード:ベロニカ」の事件を再体験できる上に、新たなストーリーで「バイオハザード」シリーズに隠されたダークサイドな面が明らかになる。

 発売直前パーティは、パブリシティ企画推進室 室長の荻原良輔氏とプロデューサーの川田将央氏による挨拶からスタート。「今回、このパーティ用に特別映像を編集してまいりました。本作の“ダークな部分”を感じ取っていただければと思っております」とコメントした川田氏。ムービーは、クラウザーに焦点を当てた印象深いものだった。会場で公開されたプロモーションムービーと特別映像を以下に掲載するので、ぜひともチェックしていただきたい。特に「その2」は、歴代ファン必見(必笑?)の内容だ。

 会場では、通常版パッケージデザインの一部変更が発表された。新パッケージのデザインについて川田氏は「若干、黒い。我々は黒スリーブ仕様と呼んでいる。コレクターズ・パッケージが真っ黒なのに対して、コントラストを意識したWiiタイトルらしいもの」と説明。発売日に店頭で見比べてみるのも面白そうだ。


荻原良輔氏川田将央氏


【プロモーションムービー】
【プレイムービー】



■ バイオハザード W購入者キャンペーン

 明後日(14日)発売されるWii「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」と、今冬に発売を控えるPS3「バイオハザード5 オルタナティブ エディション」またはXbox 360「バイオハザード5」プラチナコレクションのタイトル2点を購入した人を対象としたプレゼントキャンペーン。2月18日から応募受付開始予定で、期間は1月14日~3月31日まで。

 応募方法は、前述の2タイトルに封入されているアンケートハガキに記載された携帯サイトアドレスまたはQRコードでキャンペーン応募ページにアクセス。フォーム上に、Wii「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」アンケートハガキに記載された商品コードと、PS3「バイオハザード5 オルタナティブ エディション」またはXbox 360「バイオハザード5」プラチナコレクションのアンケートハガキに記載された商品コード、計2つを入力する。

 応募者のなかから、抽選で5名に「YAMAHA ホームシアターシステム YHT-S350」、抽選で10名に「SHURE ヘッドフォン SRH440」、抽選で10名に「サンジェルマン LEDライト T-REX 230LM」がそれぞれプレゼントされる。各賞品は、いずれもプロデューサーや開発チームが厳選した“お墨付き”高品質アイテムだという。各タイトルを購入予定の人は、この機会に応募してみてはいかがだろうか。


【Wii「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」】

【PS3「バイオハザード5 オルタナティブ エディション」】

【Xbox 360「バイオハザード5」プラチナコレクション】

【キャンペーン賞品】
YAMAHA ホームシアターシステム YHT-S350(5名)
SHURE ヘッドフォン SRH440(10名)サンジェルマン LEDライト T-REX 230LM(10名)




■ 清春さんが歌うイメージソング「LAW'S」~初回生産限定盤Aはスペシャルパッケージ仕様~

 アーティストの清春さんが手がけた、Wii「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」イメージソング「LAW'S」CDが1月13日にリリースされる。価格は「初回生産限定盤A -BIOHAXARD THE DARKSIDE CHRONICLES EDITION-」が1,680円、「初回生産限定盤B」が1,890円、通常盤が1,260円。

 初回生産限定盤Aは、ジャケットデザインがカプコンデザインチームの手によるスペシャルパッケージ仕様となっており、清春さん本人が出演するCMなどが収録されたDVDが付属する。

 会場では、清春さんご本人からのビデオレターが上映された。内容は「LAW'S」作曲に関するもので、プロデューサーの川田氏と意見交換などをしつつ、単なるタイアップソングではなく、本作を映画に見立てた“サウンドトラック”になればいいとの想いを込めて制作されたという。清春さんのファンはもちろん、シリーズのファンも必聴といえそうだ。


【清春さん】【初回生産限定盤A・パッケージ】




■ ディレクターと広報氏による同時プレイのデモンストレーション

 本作はふたり同時プレイに重点が置かれているということで、会場ではディレクターの瀬戸康洋氏と広報氏によるふたり同時プレイのデモンストレーションが行なわれた。

 本作の基本操作などは以前の記事で既に触れているが、ここでもその魅力やポイントについて簡潔ながら触れていきたい。川田氏によれば「装備ではショットガンに注目して欲しい。この武器は、敵に対して当てやすい。女性や初心者がプレイするにはとてもいい武器となっている」とコメント。

 デモンストレーションに使用されたのは、クライマックスに近いシーン。かなりの苦戦を強いられた瀬戸氏は、開始早々に早くもハーブを使用。ポーズをかければどんなときでも使えるため、非常に役立つ。初心者役の広報氏は、EASYモードでのみ使用可能なオートロック(Aボタンを押すだけでロックオンカーソルが大きくなる)を実践。ポインタのデザインが似て混乱するときは、オプションで片方をレーザーポインタ風に変更できるなど「あぁ、何度もプレゼンの練習をしたんだろうなぁ」と思われるソツのない流れで進行していく。

 ハンドカメラ的な視点の動きで臨場感を煽る演出「シェイクカメラ」、カップルでプレイしているときには確実に盛り上がるであろう、ふたりで同時にタイミングを合わせて特定のボタンを入力する「アクションコマンド」、死んでしまったとき、その場ですぐ復活できるアイテム「緊急スプレー」など、さまざまな要素が披露される。楽しそうにプレイしている姿をあらためて目の当たりにすると「あんなふうに楽しく遊べるのは、やっぱりいいなぁ」とも思ってしまった。

 後半に行なわれたゲーム大会では最後に無数の豆腐が襲ってくる「トーフサバイバー」モードが披露された。かなりの難易度だが、攻めてくるのが豆腐という事で会場はかなりの盛り上がりを見せた。ちなみに豆腐と言っても絹ごし豆腐だけでなく、若干堅い焼き豆腐なども現われ、ゲームを面白いものにしている(上記プレイムービー参照)。

 最後に挨拶をした瀬戸氏は「ゲームを作るのは時間が掛かり、前作も担当したがそれから時間がたったが、かなり作り込んだ。突き詰めて様々な要素を突き詰めていった。その(作り込んだところが)いろいろなところに出ていていると思う。好きな人、好きな友人と非常に楽しめるようにした。気軽な気持ちでプレイして欲しい」とアピール。川田氏も「自信作となっている。手にとって遊んで欲しい」とコメントし、締めくくった。




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※画面写真は開発中のものです

(2010年 1月 12日)

[Reported by 豊臣和孝]