米Microsoft、オリジナルアニメショートフィルム集「Halo Legends」を制作
荒牧伸志氏と押井守氏がクリエイティブディレクターを担当


7月24日 公開


 米Microsoftは、現地時間の7月23日にサンディエゴで開催中のイベント「Comic-Con International」において、「Halo」シリーズのSF冒険物語を複数のオリジナルアニメーショートフィルムで提供する新プロジェクト「Halo Legends(ヘイロー レジェンズ)」を発表した。

 「Halo Legends」は、「Halo」シリーズの世界のさまざまな時代、テーマ、キャラクターを表現した一連のストーリーが展開するショートフィルム。「APPLESEED」や「EX MACHINA」(「APPLESEED」の続編)で知られる荒牧伸志監督と、映画「攻殻機動隊」を手がけた押井守監督がクリエイティブディレクターを務め、マイクロソフト傘下の「343 Industries」が制作する。

 プロデューサーは、J-Spec Picturesのジョセフ・チョウ(Joseph Chou)氏で、Warner Bros Entertainment傘下のWarner Home Videoが全世界での販売を行なう。なお発売に関する詳細は、後日発表される予定(日本での発売についても後日発表予定)。

 さらに「Halo Legends」のプロジェクトには、ボンズ、カシオエンターテイメント、Production I.G、STUDIO4℃、東映アニメーションの各社が参加している。

 本プロジェクトについて、クリエイティブディレクターを務める荒牧氏は「『Halo』とそのキャラクターは、アニメの世界に自然に溶け込みます。『Halo』のファンとしては、マイクロソフトや他の制作会社の優秀な仲間達と力を合わせ、この作品集を制作できることを光栄に思います」とコメントを残している。

 また「Halo Legends」の一部のエピソードは、「Xbox LIVE」内に新たに設けられる「Halo Waypoint」という情報発信サイトで初プレビューが実施される。初プレビューは、今秋より展開予定となっている。

 「Halo Waypoint」では、「Halo」シリーズの関連情報として、ポッドキャストや予告映像、スクリーンショットのほか、ドキュメンタリーなどの独占映像が公開される。さらに、「Halo Legends」のメイキング映像も公開される。

【Halo Legendsのスクリーンショット】


(2009年7月24日)

[Reported by 中野信二 ]