Xbox 360「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム ver.5.66」
システムアップデートを開始
「STANDARD」の歩き旋回、グラフィックアレンジなど実装
HORIの「ツインスティックEX」発売決定!


7月1日 システムアップデート

価格:1,200マイクロソフトポイント(アップデート:無料)

CEROレーティング:A(全年齢対象)


「STANDARD」タイプで歩き旋回ができるようになっている

 株式会社セガは、Xbox LIVEで配信中の「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム ver.5.66」のシステムアップデートを7月1日より開始した。Xbox LIVEに接続した状態で本作を起動すると、自動的にタイトル アップデートが始まり、最新版にアップデートされる。

 アップデートが終了すると、プレイヤーマッチ(Xbox LIVEパーティロビーのみ)の設定画面に「観戦者」の設定項目が、またHELP&OPTIONSのSETTINGSに「グラフィックアレンジ」のメニューが追加されるのが見た目の違いとなっている。また、コントローラー設定が「STANDARD」タイプのとき、方向パッドによる移動が可能となり、旋回操作の挙動がドリームキャスト版(ver5.4)と同様の調整が施された。これにより、「歩き旋回」ができるようになっている。

 また、「カスタマイズ」モードで、サイファーがSTARTで変形、フェイ・イェン・ザ・ナイトはSTARTでハイパーモードに切り替え、バル・バドスはバーチャロイド選択時、LB押しっぱなしのまま決定するとバル・バロスに、RB押しっぱなしのまま決定でバル・ケロスにすることができるようになった。ほかにも、ライデンの特殊技「アーマーブレイク」時、ドルドレイの「巨大化」時、アジムの「自爆」時にパッドによる振動が追加されている。リプレイ関連では、LEADERBOARDSのGAME CLIPSを閲覧後、WATCHモードの「REPLAY LAST GAME」から再度閲覧することでリプレイの保存が可能となった。また、プレイヤーマッチで再戦した場合、2戦目以降のリプレイも保存できるようになっている。

 オンライン関連では、マッチング時に起こっていた不具合が解消され、アップデート前のプレイで、回線切断によってついた負け数は一旦リセットされる。ステージがランダム選択の場合は「床無し版のパブリックポート」は選ばれないようになる(オンライン対戦時のパブリックポートは自動的に床あり版が選ばれる)などの改善が施されている。

 さらに、公式サイトのコラムでは、株式会社HORIの「ツインスティックEX」の発売が決定したことが報告されている。「ツインスティックEX」の製品版に関しては、グリップ形状は“アーケードに近いもの”への変更、スティックの配置(2本のスティックの間隔)はアーケードのコントロールパネル準拠、土台部分は「リアルアーケード」シリーズの流用ではなく、新規で作り直しという変更が行なわれることが明らかにされている。この変更により、納期がずれる可能性が出てきたが、よりアーケードライクなツインスティックを求めていたユーザーには朗報だろう。


カスタマイズ時にサイファーのモータースラッシャー←→VR形態への変形が見られるようになった。変形時のカラーが確認できるようになったほか、変形プロセスも見られるのはうれしい。宇宙、水中、地上で形態が変化するバルシリーズもカスタマイズでそれぞれが選択可能になっているあらかじめ告知されていた「グラフィックアレンジ」は、セッティングの項目から変更できる。デフォルトはOFF
グラフィックアレンジ:ON。光の当たり方がやわらかくなっている。フェイ・イェン・ザ・ナイトのハイパーモードの発光状態や、近接武器の発光などが違って見える
グラフィックアレンジ:OFF。こちらが従来のもので、アーケード版と同様

(C) SEGA CHARACTERS (C)SEGA/AUTOMUSS CHARACTER DESIGN:KATOKI HAJIME

(2009年 7月 1日)

[Reported by 佐伯憲司]