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「S.T.A.L.K.E.R. 2」最新アップデート1.7、PS5版発売直前に実装

超上級難易度「マスター」追加、派閥の戦いが激化!

【PS5版「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」】
11月20日 発売予定
価格:
Standard Edition 8,778円
Deluxe Edition 11,528円
Ultimate Edition 15,928円
※パッケージ版はStandard Editionのみ販売

 GSC Game WorldはPS5/Xbox Series X|S/PC用サバイバルホラーFPS「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」において11月17日にアップデート1.7を実装した。本作のPS5は11月20日に予定しており、PS5版発売直前のアップデートとなる。

【S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl - Expedition Showcase | Update 1.7】

 アップデート1.7の大きな魅力は難易度「マスター」の追加。元々歯ごたえのある本作だが、「マスター」ではミュータントやNPCの脅威は格段に向上、超常現象の起こる「アノマリー」はより危険な場所となる。放射線、飢餓、眠気といった様々な効果も、これまで以上に強い効果を発揮、資源は不足し、アイテムの耐久性は低下し、トレーダーとの交渉も難しくなる。

難易度「マスター」の追加

 「マスター」ではセーブ機能も制限される。進行状況は、ハブから退出時とメインクエストの一部ストーリーシーンでのみとなる。拠点到達寸前で息絶えると、かなりの後戻りになってしまうのだ。このセーブの仕様は「マスター」以外でも、「遠征モード」を選ぶことで体験できる。「マスター」、「遠征モード」はゲームを新たに始めるときのみ選択可能だ。

 「S.T.A.L.K.E.R. 2」の世界「ゾーン」を闊歩するミュータントや様々な勢力の行動制御する、「A-Life」に数々の修正と改善が加えられた。より自然な行動をするだけでなく、様々なポイント、チェックポイント、ロケーション(ハブは除く)の勢力争いがより激化するようになった。防衛に失敗した勢力が領土を失う可能性もあるという。

「A-Life」に数々の修正と改善が加えられた

 NPCの視界と戦闘はよりリアルになった。背の高い草や葦の中では敵に発見されにくくなり、茂み越しの射撃精度も大幅に低下する。これまで一方的に見えにくい敵から正確に射撃される不合理な状況が改善された。また、ミュータントやNPCは不利になると逃亡を選択することも。一方、死角を狙う敵の動きはより積極的になった。

敵の視界の改善

 インベントリは防御ステータスが表示されるようになり、よりわかりやすくなった。アーティファクトと消耗品のステータスも追加され、今後は5段階のステータスが用意される。アーティファクトの放射線量バーが追加されたことで、アーティファクトが放出する放射線量のバランスが適切かどうかを把握しやすくなっている。

 超常現象「アノマリー」には地面の水たまりから水が吹き上がる新しいアノマリー、「小雨」の天候といった新要素が追加。コントローラーのエイム機能の改善、そして細かいバグの修正など様々なポイントが追加・修正されている。新たに始める人はもちろん、プレイを休止していた人もこの機会にプレイしてみてはいかがだろうか?

インベントリの情報改善
新アノマリー
新しい天候「小雨」