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ゼロ年代の東京サブカルチャーを巡るオカルトサスペンスADV「イタチの家渡り」2027年に発売! TGS2025に出展

【イタチの家渡り Wandering Through 2000s Tokyo Culture】
2027年 発売予定
価格:未定

 room6は、Windows用アドベンチャーゲーム「イタチの家渡り Wandering Through 2000s Tokyo Culture(以下、イタチの家渡り)」を2027年にSteamにて発売する。価格は未定。

 「イタチの家渡り」は、ゼロ年代の東京サブカルチャーを巡るオカルトサスペンス・アドベンチャー。「調査パート」と「除霊パート」に分かれており、ライブハウスやメイド喫茶、ロリータ集う神宮橋といった、2000年代のサブカルチャーの歴史をたどり、訳アリ物件に憑りついた怪異を故郷へ還していく。

【イタチの家渡り 公式トレイラー】
【訳アリ物件から始まるサブカル怪異譚】

2000年代、東京。

帰る家を失くした大学生、イタチが始めたのは心理的瑕疵物件、いわゆる《訳アリ物件》(令和では事故物件と呼称される)に住むアルバイトだった。履歴書不要、衣食住つき。1週間実際に生活をしながら簡単な確認作業をおこなうだけで、手渡し10万円が得られるボロい仕事のはずだった。唯一のめんどくさい点は、不動産屋の社員、田貫と同居しなきゃならないってこと。

しかし、イタチは知らない。物件には故人となった前住人が遺した怪異「産土(うぶすな)」が居ることを。田貫たち不動産屋の目的はイタチを囮として「産土」を顕現させ、故郷へ還し物件を解放することだという秘密を……

死した若き上京者たちの無念と遺された関係者を訪ねて、東京サブカルチャーを巡る冒険が始まる!

交叉する2つの視点

 「調査パート」では、イタチと田貫の2人の視点を切り替えることで物語が進行する。イタチは怪異がまったく見えない一般人だが、その代わりに、コミュニケーション能力が抜群。初対面のバンギャでもメイドでも、情報集めを進めていく。対する田貫は人見知りだが、怪異を直接“視る”ことが可能。産土の攻撃を無効化し、情報をつかもう。

 事件の全体像をつかむためには、街に繰り出して、東京のサブカルスポットを巡らなければならない。登場するのは、ヴィジュアル系バンドが集う地下のライブハウスや、萌え文化の最前線であるメイド喫茶、ロリータが集まる原宿の神宮橋。2000年代のサブカルチャーの歴史をたどることで、徐々に事件の謎が明かされていく。

怪異を「あるべきところ」へ還せ

 「除霊パート」では、「産土結び」と呼ばれる儀式を通じて怪異の正体を突き止める。「調査パート」で集めた情報やアイテムを使い、産土の「名前」・「出身地」・「死因」を暴き、産土をあるべき故郷へと還すことが目的。ただし除霊中はイタチが常に危険な目に遭うので、注意が必要。

【収録エピソード】
・突然のベーシストの死――バンギャたちの情愛をめぐる「百目鬼ベーシスト」

・誰がメイドを殺したか?――萌え文化とメイドの秘密を明かす「おしらさまメイド」

・過労死したOLの正体――原宿ロリータと働く意味を問う「きのこロリータ」

・故郷との因縁に決着をつけろ――すべての謎が解ける「ななしゴシック」

東京ゲームショウ2025で「イタチの家渡り」プレイアブル展示決定! フォトスポットも登場

 9月25日から9月28日まで「幕張メッセ」で開催される「東京ゲームショウ2025」インディーゲームコーナー内のroom6ブース(ホール10 C11)にて「イタチの家渡り」のプレイアブル版の試遊展示のほか、ウィッシュリスト登録した人に「『イタチの家渡り』オリジナルステッカー」が数量限定で配布される。

 また「イタチの家渡り」、「ドーナツの穴」の世界観をイメージしたフォトスポットも登場する。

□「東京ゲームショウ2025」のページ