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リフレッシュレートはついに165Hzに。ASUS「PG279Q」発表
しかもIPS液晶で、NVIDIA G-Sync対応
(2015/12/10 14:29)
ASUSは12月10日、165Hzの超高速駆動を実現した27型WQHD(2,560×1,440)ディスプレイ「R.O.G. Swift PG279Q」を正式発表した。日本での発売時期は12月12日を予定し、想定売価は99,000円前後の見込み。
「R.O.G. Swift PG279Q」は、ASUSのゲーミングブランドR.O.G.(Republic of Gamers)の名を冠したゲーミングモニターの最新モデル。2014年8月にリリースされ、WQHD、ネイティブ144Hz、G-Sync対応という三拍子揃った性能で高い評価を集めた「R.O.G. PG278Q」の後継モデルに相当し、27型WQHDで、G-Sync対応という基本スペックはすべて継承しつつ、液晶パネルをTNからIPSに変え、そしてリフレッシュレートを144Hzから165Hzという業界最速スピードを実現した。
液晶パネルをTNからIPSに変更した影響で、応答速度は1msから4ms(いずれもGtoG)に下がったものの、sRGBカバー率100%の色域をカバーした、美しい発色による、元データに忠実な色表示を行なうことができる。視野角も178度をカバーし、どの角度から見ても美しい画像表示を実現している。
また、NVIDIAの対応GPUを搭載したPCを利用することで、ディスプレイ同期技術G-Syncを利用できるほか、G-Syncをオフにすることで、擬似的にCRT表示方式を実現することで残像感のない鮮明な画像を表示する「NVIDIA Ultra Low Motion Blur」を利用することもできる。
また、最近増えている、画面上に常時照準を表示させる「GamePlus」機能も搭載。FPSなどで利用することでより正確なエイミングを行なえる。それに付随して、画面上にカウントダウンタイマーを表示させるタイマーモード、画面のリフレッシュレートを表示するカウンターモードなどが用意されている。
入力端子はDisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4×1。オーディオ出力は、2W+2Wのステレオスピーカーと、3.5mmステレオミニジャック。サイズは、619×237.9×552.53mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は7.2kg。