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アクセスブライト、アイドルグループ「AKB48」をモバイルゲーム化

前田敦子や大島優子など所属アイドルがヒロインとなって戦うMOBA系アクション

7月30日~8月2日開催



会場:Shanghai New International Expo Center

 中国アクセスブライトは、日本のアイドルグループAKB48をモチーフにしたモバイルゲーム「AKB0048」をChinaJoyで初公開した。「AKB0048」は中国で2014年春リリース予定で、日本での展開は未定。

【「AKB0048」トレーラー】

取材に応じていただいたアクセスブライト代表取締役社長の柏口之宏氏
ステージでは繰り返し、簡体字字幕入りのトレーラーを流していた
今回同社は、「ハローキティキラキラランド(仮)」や「デート・ア・ライブ」など様々な日本IPのゲーム化を発表した

 ChinaJoyで初出展された「AKB0048」は、日本で放映されたSFアニメ「AKB0048」を直接のモチーフに、前田敦子、大島優子、高橋みなみ、板野友美といったメンバーがキャラクターとして登場するほか、選抜総選挙1位にも選ばれた渡辺麻友がキャラクターに加え、声優としても登場するという豪華なモバイルゲーム。

 今回アクセスブライトは、「AKB0048」のシーズン1、シーズン2のライセンスを取得し、アニメの映像、シナリオ、グラフィックス、キャラクター、音声、音楽などを利用してモバイルゲームとして展開する。ゲームに加えて、アニメーションそのもののライセンスも取得しており、正規版アニメのインターネット配信も行なう予定としている。

 肝心のゲーム内容は、SFアニメの世界観を踏襲したMOBA系アクションということで、米BlizzardのMOBA「Dota」に近いものになるという。彼女たちひとりひとりが、「Dota」におけるヒーロー(ヒロイン)となり、歌を駆使したアクションで、迫り来る敵「深銀河貿易機構(D.G.T.O)」を撃破していくことになるようだ。

 今回の出展では、アニメのトレーラーのみが公開され、ゲームの映像はまったくなかった。アクセスブライト代表取締役社長の柏口之宏氏によれば、同社最大規模の予算で開発に取り組んでおり、現在社内で鋭意開発中としている。中国でのサービスが成功すれば、日本へ逆輸入したいと夢も語ってくれた。リリースは2016年春ということで、まだ少し先となるが、どのようなモバイルゲームになるのか楽しみに見守りたい。

【AKB0048メンバー】

「AKB0048」の世界観

<時代背景>

21 世紀初頭、惑星間航行技術を巡って世界大戦が勃発。人類自らが生態系に大きなダメージを与え、地球外への脱出をよぎなくされた。

宇宙へ生活の場を移した人類の新たな歴史、それは「星暦00 年」をもってスタートする。

間もなくして、深銀河貿易機構(D.G.T.O)の支配・統制により、“芸能”や“歌”が“人のココロを乱すモノ”として規制される“芸能禁止法”が成立。

一部の地域(芸能絶対防衛圏)を除いては、芸能活動は厳しく罰せられる事となった。

アイドルが次々に姿を消していく・・・人類のココロは暗い闇に包まれていくのだった――

<伝説のアイドルグループの復活>

そして―――

かつて”アイドル”と呼ばれた存在は絶滅したかに思えた。

だが、そんな時代に復活したアイドルグループがあった。

「AKB0048」

かつて地球の存亡をかけた戦いの中、傷ついた人々の心に光を灯すべく、

アイドルとして最後まで歌い、踊り続けた“AKB48”。

そんな伝説のメンバー達の光と魂を受け継ぎ、その名を襲名する形で、「非合法アイドル」

として立ち上がったのだ!

非合法がゆえ、公式なライブは出来ない・・・。

芸能禁止の時代だからこそ、どんな危険も顧みず、あらゆる星へ強攻突入し、熱狂的なゲリラライブをファン達に送り届ける。

そう、この時代のAKB は、『会いに行けるアイドル』から『会いに行くアイドル』として進化していたのだ!

悪に支配された暗い世の中、彼女達の「奇跡のライブ」は、夢を失いかけた人々に未来への希望の光を与え続けていく!

だが、圧倒的な影響力をもつ彼女達に魔の手が襲う・・・

彼女達の活動を無視できなくなった深銀河貿易機構(D.G.T.O)により、

“テロリスト”と断定され、妨害を受ける。

自分たちのステージを、そしてファンや市民を守る為に、自ら武器を手にとり少女達は戦う。

「待っているファンがいる限り、傷つき倒れても戦い、そして、私達は歌い続ける!」

そして、時は星歴0048 年…

運命の年に、新たなスターとなるべく選ばれた第77期研究生を中心とした物語が、

今、まさに始まろうとしている。

(中村聖司)