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「東亰ザナドゥ」学園生徒会長で大企業の令嬢・北都美月が登場

重要なキーワード「ゾディアック(Zodiac)」も紹介

9月30日 発売予定

価格:未定

 日本ファルコムは9月30日発売予定のPlayStation Vita用都市型神話アクションRPG「東亰ザナドゥ」の最新情報を公開した。価格、CEROレーティングは未定。

 今回は新キャラクター・北都美月の設定とアクションを紹介するとともに、彼女に関係するキャラクターたちも公開されているので一挙にお伝えする。また、ゲームの重要なキーワードとなる「ゾディアック(Zodiac)」についても明らかになった。

北都美月

 主人公・洸(コウ)とヒロイン・明日香(アスカ)の先輩にあたるメインキャラの1人。

 杜宮学園生徒会長にして日本有数の大企業「北都グループ」の令嬢。基本的には心優しく穏やかな性格だが帝王学を学んでいるため交渉術にも長け、言う事は言う。

 「北都グループ」の後を継ぐはずだった父親はすでに他界。現会長でもある祖父・征十郎が次期後継者候補として美月を見込んでいることもあり、親戚を巻き込んだ後継者問題が起こっている。

 「ゾディアック」と「異界」との関係や、アスカが所属する組織についても何らかの情報を持っているようだが……。

【北都美月】
「『ゾディアック』の一員としてではなく……“北都美月”個人として協力させて頂けませんか?」
イベントシーンのスクリーンショット。凜とした印象のキャラクターだ

通常攻撃

 杖のような形状をしたソウルデヴァイスの先端から複数の魔法弾を放つ。魔法弾が放射状に拡散するため、攻撃範囲は見た目以上に広い。至近距離からの攻撃時には複数の魔法弾が同時ヒットするため、使い方次第では通常攻撃のみでも十分な火力を発揮する。

射撃スキル「イノセントエッジ」

 中空に出現させた光り輝く剣を前方に投射。投射した剣は直線上をまっすぐ移動するが、ロックオン時には軌道が変化し、すべての剣が敵に向かって飛んでいくようになる。

飛翔スキル「ワンダースタッフ」

 魔法使いのような恰好でソウルデヴァイスの上に座り、中空に魔方陣を展開しながら高速飛行を行なう。

剛撃スキル「ハーミットシェル」

 一定時間、あらゆる攻撃を完全防御する障壁を周囲に展開。防御手段として使用するほか、障壁を敵に接触させることで相手にダメージを与えることも可能。

Xストライク「カオス・エルドラド」

 ソウルデヴァイスの先端から白と黒の魔法弾を発射し、敵を攻撃。その後、白と黒の魔法弾を融合し、生み出した巨大な黄金の魔法球を前方の敵目掛けて射出するミツキ最大の攻撃魔法。

北都征十郎(ホクト・セイジュウロウ)

「これ以上、無様な姿を見せるものではない」

年齢:70歳

 「北都グループ」の現会長を務めるミツキの祖父。

 大柄で威圧感があり、かなり厳格な性格をしている。長男の死をきっかけに醜い後継者争いを始めた他の息子や娘たちにうんざりしているが、孫娘であるミツキのことは信頼しており、杜宮における事業の一部を任せている。

雪村京香(ユキムラ・キョウカ)

「ミツキお嬢様の秘書を務めております。以後、お見知りおきのほどを」

年齢:27歳

 ミツキが信頼を置く、クールビューティな女性秘書。

 何事もそつなくこなし、杜宮市でのミツキの仕事を完璧にサポートしている。ミツキにとっては自分の心の内を晒せる数少ない相手の1人でもあり、彼女が弱っている時は姉のように優しく見守ることも。

 「ゾディアック」の一員として異界に関する知識もあり、会長とミツキを護衛するために戦闘訓練も積んでいるらしい。

ゾディアック(Zodiac)

 「ゾディアック(Zodiac)」とは、「東亰ザナドゥ」の重要なキーワードとして、謎の組織「ネメシス」とは異なるスタンスで異界と関わりを持つ巨大企業連合のこと。

 70年前の技術革命以降、世界の経済・産業を主導してきた12の巨大企業連合。「異界の利用」というスタンスで国家の枠組みを超えた影響力を持つが、表の世界に過度な干渉はせず、国家間の争いについても基本的に不干渉を貫く。

 各国の参加企業は互いに協力しつつも競争しており、新エネルギー、導力ネットワーク、サイフォン、異界由来の新素材などの分野でしのぎを削っている。日本に本拠を置くのは「北都グループ」「天乃製作所」の2グループ。このうち「北都」は設立当初からの主要メンバーだが、「天乃」は数年前に既存の「駿河重工」を押しのける形でゾディアック入りを果たしている。

 「ネメシス」とは新技術やソウルデヴァイスの分野で協力することも多いが、異界の扱いを巡って対立し、衝突や暗闘にまで発展することも少なくない。

(船津稔)