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【スマホアプリ今日の1本】伸縮自在の犬の冒険「Silly Sausage in Meat Land」
ウネウネ伸びる犬がキモかわいい。8ビット調のデザインも秀逸
(2015/4/13 00:00)
伸縮自在の犬が主人公のiOS/Android「Silly Sausage in Meat Land」は、胴を伸ばして床から床を渡っていく一風変わったアクションゲームだ。体が伸びるキャラクターといえばゴムゴムの実の能力者やヨガマスターを連想するが、本作に登場するのは目玉が大きく口元のゆるい、なんとも間の抜けた表情の犬である。
「Silly Sausage in Meat Land」を開発する英Nitromeは、8ビット調のゲームタイトルを量産するゲームプラットフォーマーで、モバイルに限らずブラウザゲームも数多く配信している。「Silly Sausage」も同名タイトルのブラウザゲームが元にあり、「Silly Sausage in Meat Land」は同シリーズの新作となる。
本作はフリック操作で犬の胴を伸ばし、床や壁、天井に触れるとその場所へ移動できるという内容で、この操作のみで画面を右へと進んでいくゲームとなっている。胴は延々と伸ばすことができ、こちらが心配になるくらいウネウネと伸ばすことができる。頭だけでなく、伸ばしている途中で胴を切られてもミスになるので、全体を把握するような視野が攻略のポイントと言えるだろう。
ステージは右方向にシームレスに続いており、クリアという概念がない代わりにチェックポイントが設置されている。チェックポイントにたどり着くと、ゲーム内通貨を支払うか動画広告を見ることでそこから復帰可能となる。
最初は胴を伸ばせばチェックポイントの1つや2つ、簡単にスルーしても何も問題ないのだが、移動式のノコギリが行く手を阻んでいたり、ワープする土管やトゲの床、すべての上を通らないと先のゲートが開かない複数のボタンなど、先へ進むほどに障害のレベルは上がっていく。
こうなってくるとゲームとしてはシビアで、ミスを連発するようになってくる。チェックポイントに着く度、対価を支払うか、それとも勇気をもってスルーするか、その判断が迫られる。数ある障害に対して何度も挑戦していく感じはパズルゲームにも近いと言える。
ゲームとしては決してリッチな表現はないのだが、8ビットスタイルのアニメーションやビジュアル、演出はNitromeのセンスの賜物で、かわいらしくまとめられているため非常にプレイしやすい。ゲームとしてどこか懐かしさも感じさせるので、ドット絵好きはぜひプレイしていただきたい。































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