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「コズミックブレイク2」クローズドβテストレポート
美少女とロボが大乱戦! 簡単操作で迫力満点のハイスピードバトル
(2015/4/9 00:00)
サイバーステップは、新作オンラインゲーム「コズミックブレイク2」のクローズドβテスト(CBT)を3月25日から4月3日まで開催した。名称にはクローズドとついているが、アカウント登録をすれば誰でも参加できる、実質のオープンテストであり、筆者もさっそく登録して遊んでみた。
「コズミックブレイク2」は同社がサービスしている「コズミックブレイク」の続編。武装した人間とロボット生命体が「コスモリーグ」というバトルトーナメントで戦いを繰り広げる対戦MOとなっている。空中戦を駆使する三次元のハイスピードなバトルと、物理演算を使ったオブジェクトや演出が特徴だ。
テストは当初は3月31日までの予定だったが、CBT初日から数日の間サーバー障害で接続しづらい期間が続いたため、延長された。最終日には経験値ボーナスとともに、いま開発中の対人ルール「バトルロイヤル」がテストされた。
CBT中には短い期間の中でかなり多くのバランス調整や仕様変更が行なわれ、テスト初日と最終日ではプレイ感覚も違ったものになった。このレポートではそんなCBT全体を通した印象や、本作の面白さをお届けしたい。
かわいい武装女の子とロボが戦うコスモリーグに参戦
本作の舞台となる世界には「ヒュム」という人間種族と、ロボット生命体種族が同居している。そのどちらもが宇宙規模で開催されるコスモリーグに熱中しており、ロイドという参加者たちによって白熱のバトルが繰り広げられている。プレーヤーは複数のロイドを編成したチームを作ってリーグに参戦し、他のプレーヤーと共に勝利を目指す。
CBTで使うことができたのは、3人のヒュムの女の子と20体のロボ。最初に3人の中から1人を選ぶと簡単なチュートリアルが始まり、終了時に2体のロボがもらえる。初心者向けのノービスリーグは3体のロイドを登録することができるので、そこに参加するための最低人数が揃うというわけだ。全体的にはロボタイプが多いので、どちらかというとこちらがメインといえなくもないのだが、やはり武装をした女の子という見た目のインパクトから存在感は絶大だ。
最初に選べる女の子は、クリムローゼ、ルナスタシア、フィオナの3人。CBT中は、黒髪のルナスタシアが間違いなく一番人気だった。見た目もかなり関係しているだろうが、使いやすさも影響していると思われる。ルナスタシアは近接戦闘に特化した「パンツァータイプ」。巨大な剣をふるう近接の格闘攻撃で相手を吹っ飛ばす爽快感と、敵の中に切り込んで戦うタフさを兼ね備えている。
クリムローゼは、空中戦に特化した「エアリアル」。飛行能力は高く、はるか上空まで舞い上がることができるのだが、初期装備の射程が短めで、あまり高く舞い上がると攻撃が当たらない。しかもアーマーがそれほど強固ではないため、低く飛ぶと迎撃であっというまに倒されてしまう。使い方次第では高い戦績を出せる、玄人向けのロイドといえるだろう。
フィオナは遠距離砲撃が得意な支援クラス、「バスター」。主武器のコンポジットレールガンは発射間隔が長く距離を詰められてしまうとかなり辛い。しかしその射程の長さは味方の後ろからの支援攻撃や、タワー戦での防衛には威力を発揮する。
ロイドはほかにも「ジャマー」や「アサルト」といったクラスが存在し、全部で6つのクラスが用意されている。基本の操作はすべて共通だが、武器の性能や立ち回りで操作感はかなり違っていた。攻撃の中には、上空からの見下ろし視点に移行した状態でターゲットを決める範囲攻撃や、設置型の攻撃があり、そういう特殊な攻撃を行なうロイドは、やはり少々慣れが必要に感じた。特に相手の妨害を得意とするジャマーは、どう戦えばいいのかわからないまま倒されてしまうことも多かった。コミュニティができてチーム戦の中で作戦が生きるようになれば、ジャマーが活躍する場面も出てきそうだが、乱戦ばかりのCBTではあまり人気はないようだった。
リーグの戦績を見ていると、アサルトはあまり人気がなく、エアリアルやバスターが上位を占めていることが多かった。やはり相手の攻撃が届かない場所から攻撃できるのは大きなアドバンテージといえるだろう。だからといっていつも同じ顔触ればかりかというとそうでもなく、1人で複数のロイドを登録できるため、常に戦場には様々なロイドが入り乱れている。