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「トロピコ5」、時代によって提示される様々なミッション
“チーズ王”を目指すようなユニークな目標も
(2015/4/2 11:00)
スクウェア・エニックスは、4月23日発売予定のプレイステーション 4/Xbox 360向けシミュレーション「トロピコ5」の最新情報を公開した。「トロピコ5」の価格は、パッケージ版が7,800円(税別)、ダウンロード版が6,800円(税別)。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。今回は「キャンペーンモード」で発生する様々なミッションが明らかになった。
様々なミッションをクリアし、時代を進めていく「キャンペーンモード」
トロピコ5は、「植民地時代」、「世界大戦時代」、「冷戦時代」など“時代”が設定されている。「キャンペーンモード」では植民地時代からスタートし、提示される「ミッション」をクリアしていくことで、次の時代に進めることができる。
そしてミッションのほかに、その時代に合わせた「タスク」も提示される。タスクはトロピコのシンボル「宮殿」で請け負うことができ、クリアすることで、追加の予算を手に入れたり、無料で建造物を手に入れたり、様々な恩恵を受ける事ができる。ただしタスクによっては派閥などにも影響を及ぼす場合もあるので注意が必要だ。
植民地時代の次の時代、「世界大戦時代」のミッションの1つは、独立したばかりのトロピコを狙ってやってくる「侵略軍」による度重なる攻撃から、トロピコを守るものだ。侵略に対し何の備えもなければ、非武装の住民はなすすべもなく、あっという間に国は乗っ取られてしまう。軍事基地や監視塔などの軍事施設を設置し、敵に備えよう。建物はアップグレードが可能で、軍事施設であれば攻撃力や防御力を高めたりすることができ、農場や牧場であれば環境汚染を減らしたり、作業の効率を高め生産量を増やしたりすることができる。
建物をアップグレードするためには、「研究」が必要になる。研究は「図書館」や「観測所」などの学術に関連した施設を建設することで発生する「研究ポイント」に応じて達成される。研究では建物のアップグレード以外にも、「トロピコ」が発展するための様々な技術を生み出すことができる。研究によって新たな建造物を建てることが可能になったり、新たな布告を発することができるようになったりもする。また、産業が発展していくと、その技術力に伴い学歴の高い人材が必要になる。高校や大学などを建造して、住民の教養や学識を高める必要がある。
時代が進み、冷戦時代になると、「観光客を島に呼ぶ」というミッションも発生する。観光客を「トロピコ」に呼び込むためには、観光施設の設置が必要になる。観光客のタイプに応じた様々な宿泊施設や、魅力的なアクティビティを用意するのは勿論のこと、環境にも目を配らなければならない。美しき南国の島国「トロピコ」こそが観光資源となる。……そして時代は現在に。この国をどう導いていくのか、すべてはプレーヤーの手にかかっている。
また、「トロピコ5」では、時代を進めていくのが目的の「キャンペーン」のほかにユニークな目的に向かって国を運営していく「特殊なミッション」が用意されている。「チーズ王への道」ではプレーヤーはトロピコの特産品をチーズにし、上質なチーズ作りを国の柱にすべく努力する。
チーズを作成するために、まずは「牛」や「ヤギ」を育ててミルクを生産する必要がある。畜産に関連した建物は牧草が豊富な場所にしか建てることができない。そしてミルクの準備が整ったら、チーズ工場を建設。ミルクの産出量にあわせ、工場を増やしたり、より高く売れる交易相手を探していく。もちろんチーズが引き金に革命が起こることだってある。「特殊なミッション」は今後もDLCとして提供される予定だ。
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