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1/16スケールのRCモデル「陸上自衛隊 10式戦車」がいよいよ発売!
走行中も主砲の向きを自動調整する「砲安定装置」搭載の超本格モデル
(2015/3/28 00:00)
タミヤは、諸般の理由で発売を延期していた1/16RCタンクシリーズ「陸上自衛隊 10式戦車 フルオペレーションセット(プロポ付き)」を3月28日頃より、タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店をはじめとした全国のホビーショップで発売を開始する。価格は118,800円。
「陸上自衛隊 10式戦車」は、タミヤ初のRCモデル「1/16 M4シャーマン」の誕生から40周年を記念し、陸上自衛隊の全面協力により誕生した次世代の電動RCモデル組み立てキット。118,800円という子供を寄せ付けない価格設定に、従来のRCモデルでは実現できなかったリアルなギミックを搭載している。
まず、走行については、車体後部に組み込んだユニット式ギアボックス内の2個のモーターにより、低速から高速まで力強い走りを実現。前後進、左右の緩旋回、超信地旋回まで、現代戦車ならではの機動が楽しめる。各転輪には金属製バネを使用したサスペンションを採用し、路面からのショックをスムーズに吸収して優れた走破性を実現する。
そして安定した射撃が可能となるように、1/16RCタンクシリーズでは初となる「砲安定装置」を搭載。車体と砲塔それぞれに制御基板を搭載し、砲塔制御基板にはジャイロも内蔵。これにより、走行中の車体姿勢と砲塔の向きを感知して、砲身の上下と砲塔の左右の動きを自動的に調整してくれる。プロポであらかじめ砲身の位置を調整するだけで、常に主砲を設定した方向に向けながらの走行が可能。これらのギミックにより、実車の10式戦車の特徴である「スラローム射撃」をイメージしたアクションが楽しめる。
主砲塔の旋回、上下操作、そして主砲発射は、すべてプロポ側で操作でき、主砲発射時は反動による車体の振動と、砲身が後座し、自動的に俯仰して装填角となってから元の位置に戻る、実車同様のアクションも再現している。
車両ライトは、白色、赤色のLEDと光ファイバーにより点灯ギミックを実現。通常時と管制灯火時の切り替えや、ブレーキ時、行進時など、車体の動きに合わせた点灯パターンを再現する。
また、別売の「バトルシステム」を装着することで、同システムを装着した戦車同士で、戦車戦が可能となる。「バトルシステム」は、赤外線を使用したタミヤ独自の光学システムで、発光と音で、戦況を表現する。具体的には、30mの範囲内で、被弾音やエンジンの不調音、速度低下、LEDの発光などで被弾状況を表現するという。価格は9,800円(税別)。