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タミヤ、陸上自衛隊の最新戦車「10式戦車」のプラモデルを発売
新型砲塔や装備品など、最新鋭戦車を細部まで再現!
(2013/7/8 15:26)
タミヤはプラモデル「1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.329 陸上自衛隊 10式戦車」を7月20日に発売する。価格は4,830円。全長は27.3cm、全幅9.5cm。
陸上自衛隊 10式戦車は2009年に制式化された陸上自衛隊の最新国産主力戦車。開発は防衛省技術研究本部で、生産は三菱重工業が担当している。「C4Iシステム」を搭載し、各部隊が連携した戦闘が可能となっているところが大きな特徴。主砲は44口径120mm滑腔砲で、新型徹甲弾を使用できる。自動装填装置や自動追尾機能を持ち、攻撃力をアップさせながら、砲塔などにモジュール装甲を配して防御力と運用性の向上もはかっている。
プラモデルの「陸上自衛隊 10式戦車」では自衛隊の全面協力のもと徹底した取材を行ない、120mm滑腔砲や傾斜した装甲を持つスリムな車体、くさび形のシルエットを再現している。給弾ハッチや、環境センサーやアンテナ部品、さらに車体に施された滑り止め模様などの表現も細かい。砲塔はモジュール装甲を装備した状態となっている。
車体上部に設置されたコマンダー用ハッチやM2重機関銃もシャープな仕上がりとなっている。履帯はリアルさと、手軽差を両立できるベルト式でパーツ化している。リアルさを追求しながらパーツ構成は組み立てやすさも意識しているという。「富士学校機甲科部」の他3種類のデカールも付属しているほか、付属品としてコマンダーとガンナーのフィギュアが同梱されている。
戦車戦をたっぷり楽しめるゲームとしてはWargaming.netのWindows向けシューティング「World of Tanks」がある。こちらは第2次大戦のころの戦車戦をモチーフにしている。北米やヨーロッパ、アジア地域など様々な国でプレーヤーを獲得しており、2013年のE3ではXbox 360への展開も発表された。カジュアルな対戦が楽しめる作品だ。