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量産型オーラバトラーを立体化、「ROBOT魂 〈SIDE AB〉 ドラムロ」

ずんぐりとしたデザインながら、多彩なポーズが可能なアクションフィギュア

5月発売予定

価格:6,480円(税込)

膝立ちが可能。コクピットハッチも開閉する

 バンダイコレクターズ事業部は、アクションフィギュア「ROBOT魂 〈SIDE AB〉 ドラムロ」を5月に発売する。価格は6,480円(税込)。全高13cm。

 ドラムロはアニメ「聖戦士ダンバイン」に登場するロボット(オーラバトラー)で、バイストンウェル初の“量産型オーラバトラー”という設定だ。番組初期から様々なキャラクターが搭乗し、多数の機体が登場した。番組終盤の最終決戦まで運用され、オーラバトラーを象徴する機体といえる。

 デザイン面から見れば、ダンバインが人間に近い四肢のバランスを持つのに対し、ドラムロはずんぐりとした体型で、手は鍵爪となっており、手のひらに当たる部分は固定武装である「フレイ・ボム」を装備している。カニかテントウムシのようにも見える特徴的なシルエットだ。アニメではダンバインタイプの機体は多数登場したが、ドラムロの後継機にあたるメカは登場していない。しかし、オーラーバトラーの“幅”を広げるデザインは、独特の魅力を感じさせる。

 「ROBOT魂 〈SIDE AB〉 ドラムロ」は劇中のイメージを再現しながら、ディテール表現にこだわった造形となっており、バンダイの最新技術が注ぎ込まれたアクションフィギュアとなっている。短い手足でありながら幅広い可動域を持ち“膝立ち”も含め、多彩なポーズが可能となっている。立体化の機会の少ない印象のあるオーラバトラーだったが、“決定版”といえる完成度の商品となりそうだ。

【ROBOT魂 〈SIDE AB〉 ドラムロ】
短めの手足だが、劇中そのままのポーズがとれる

(勝田哲也)