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【スマホアプリ今日の1本】「サクセス」抽出型野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」

それなりボリュームの「サクセス」で、チームはどんどん自分色に。その先の対戦が燃える!

2014年12月18日 配信(Android)

2014年12月23日 配信(iOS)

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

スマホ版の「サクセス」も、「パワプロ」色は十分。楽しく選手を育成できる
野球シーンも登場。「サクセス」中も対戦モードの「スタジアム」でも野球シーンが登場する

 KONAMIの人気野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」のスマートフォン版「パワフルプロ野球TOUCH2014」に引き続き、早くも最新作が登場した。タイトル名は「実況パワフルプロ野球」(以下、パワプロ)とそのままなネーミングとなったが、12月半ばに配信されてから早速100万ダウンロードを突破しており、スマートフォンユーザーからは歓迎されている。

 タイトル名からはわかりづらいが、「パワフルプロ野球TOUCH2014」がペナントレースや他ユーザーとの野球ゲーム対戦をプレイする内容だったのに対し、本作は「サクセス」モードを中心とした内容になっている。

 「サクセス」モードはシリーズでも人気の高いコンテンツで、1人の選手を選択式のアドベンチャーゲームをプレイするように育成していくというもの。育成方針によって能力が大きく変わるほか、登場キャラクターとの交流やストーリーも楽しむことができる。育成した選手がプロ野球入りすれば、他のモードでも選手として使用できるようになる。

 本作ではこの「サクセス」を繰り返しプレイして選手を作っていき、自分オリジナルのチームオーダーを組むことが可能。他プレーヤーとの対戦する「スタジアム」も用意されており、チームの順位を上げていくことが最終的な目的となる。

 「パワプロ」ユーザーとして嬉しいのは、「サクセス」がしっかりとした内容になっていること。1人の選手の育成が終わるのはセリフやイベントをスキップしても30分ほどかかり、この30分をライトと取るかヘビーと取るかはプレーヤーによってわかれるところだが、打撃、走力、守備など数あるパラメーターをどう伸ばしていくか、「アベレージヒッター」や「盗塁○」といった特殊能力をどう付与していくかを選手ごとに考えて実行していくには、ちょうど良いボリュームとなっている。なおデータを一時的に保存して中断し、その場面から再開することも可能だ。

 「サクセス」でのミソはプレイ開始時に設定できる「イベントキャラクター」で、「イベントキャラクター」の能力によって育成中の能力の伸びが左右される。「イベントキャラクター」には得意な練習メニューが決まっていて、プレイ中に親密度を最高値にすれば特殊効果が発動してステータスが一気に伸びる。

 また「イベントキャラクター」はガチャ要素になっており、レア度が高ければ能力の伸びもそれなりに変わる。「矢部明雄」や「猪狩守」などシリーズでもおなじみのキャラクターが登場するし、キャラクターごとに異なるイベントも発生するため、キャラクター集めもやりこみ要素の1つだ。

 野球チームは9人で構成されるが、控えの野手8人と投手8人を含めると最低限でも25回「サクセス」を繰り返さないとオリジナルチームが完成しない計算となる(最初は仮の選手が登録されている)。苦労はするものの、自分のチームらしさがどんどん濃くなっていくので、その先の対戦モードはより思い入れを持ってプレイできるというのが本作のもう1面の楽しさだ。

 対戦モードでは試合中のチャンスとピンチの場面だけ野球をプレイするものとなっており、その際には対バッター/ピッチャーの駆け引きを楽しめる。操作はスマートフォンに最適化されてタッチ操作だけで十分プレイできるので、「パワプロ」らしさも堪能できる。

 あえて言うなら野球シーンの難易度がコンソール版に比べるとかなり簡単になっているように感じるが、より手軽に楽しめるという点では本作くらいのバランスが良いと思われる。「パワプロ」の、特に「サクセス」好きは思い切り楽しめる1作だ。

【スクリーンショット】
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(安田俊亮)