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さらなる高みを目指し進化するFPS「サドンアタック2」

AIキャラクターを指揮し戦う「Squad War」を搭載

11月20日~23日開催



会場:韓国釜山BEXCO

 韓国で高い人気を誇るオンラインFPS「サドンアタック」。その待望の続編が登場する。「サドンアタック2」は様々なパワーアップを行ない制作されている。夏にαテストを行ない、今後さらにテストが繰り返される予定だ。

 今回、NexonGT開発本部長DaeHwon Kim氏によるプレゼンテーションが行なわれ、本作のこだわり、そして新しい挑戦となる新モード「Squad War」が明らかになった。

【サドンアタック2: Technical Innovation】

打撃、カスタマイズ、そしてAI……こだわりを込めて制作される「サドンアタック2」

NexonGT 開発本部長DaeHwon Kim氏
「サドンアタック2」は様々なこだわりを持って制作されている
4人を1人で制御する「Squad War」

 「サドンアタック2」はUnreal Engine3によって制作されており、グラフィックスを前作から劇的に向上させた。マップの配置は同じで感触はそのままでも、受ける印象は大きく異なるリアルな景色を作り出したのだ。

 攻撃を当てたときの打撃感「Hit Impact」もこだわったポイントで、「サドンアタック2」では撃たれた敵は派手に血しぶきをまき散らしながら倒れる。その残酷で派手な表現は敵を倒したときの印象を強めてくれる。

 攻撃は音にもこだわっており、実銃の収録はもちろん、様々な方法で“らしい音”を収録している。リアルさと演出、両方にこだわった音が、爽快な打撃感を生むのだとKim氏は語った。

 さらにこだわったところは「銃のカスタマイズ」だという。様々なパーツを付け替え、同じアサルトライフルでもプレーヤーが使いやすいようにカスタマイズできる。バレルの長さや、ストックの長さ、形状、スコープの位置や種類、ストックの材質、細かいカスタマイズで自分なりの銃を追求できるのだ。

 そしてKim氏達開発チームが提示する従来のFPSとは違うゲームモードが「Squad War」だ。プレーヤーはコマンダーを操作しAIで動く3人のキャラクターに指示を出す。「Squad War」では4人1組のチーム同士で戦う、シミュレーション要素の強いモードなのだ。2人対戦でもぶつかる人数は4対4。部下をどう動かし、自身はどう動くかが試される、従来のFPSとは異なる戦いが楽しめるという。

 「Squad War」でのキモとなるのはAIの出来だ。開発チームは力を入れて強いAIを作ろうと努力している。指示を出すためのインターフェイスも研究中であるという。開発者の“意地”を見せる要素であり、完成度には注目したいところだ。

【サドンアタック2: Squad War Teaser】

【サドンアタック2】
グラフィックスは大きく進化する
打撃感は音にもこだわりが
4人を動かす新しい楽しさを提示

(勝田哲也)