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3DS「ブレイブリーセカンド」スペシャルステージ
新ジョブや新アビリティ、さらに便利になった快適プレイ機能を紹介
(2014/9/19 15:34)
スクウェア・エニックスが今冬発売予定の「ブレイブリー」シリーズ最新作、ニンテンドー3DS「ブレイブリーセカンド」。その気になる内容について伝える、スペシャルステージが行なわれた。ステージに登場したのは、浅野智也プロデューサー、前作でイデア役の声優を務めた相沢舞さんら。
物語の舞台になるのは前作の舞台ルクセンダルクの数年後。クリスタル正教の法王となったアニエスが囚われの身になってしまうという。そこに登場する本作の主人公達は、聖教騎士団三銃士と呼ばれる「ユウ・ゼオネルシア」、「ジャン・アンガルド」、「ニコラス・ニコラニコフ」の三人と、魔王バスターを名乗る少女「マグノリア・アーチ」が加わった4人だ。
一番謎めいているのは、やはりマグノリアで、彼女は、突如現われた「魔王」によって、最後の1人となってしまった月の民の生き残りを自称しているということなのだが……。ちなみに「魔王」とは、前作のパワーアップ版になる「フォーザ・シークウェル」にて配信されていたボス敵の中でも、強いものが魔王となっていたが、浅野プロデューサーによると「彼女は、それを倒すから魔王バスター」と名乗っているという。
ブースに出展している試遊バージョンを実際にプレイしつつ、新要素について紹介も行なわれた。試遊バージョンの物語は本編とは関係のないオリジナルストーリーで、この内容は今後に体験版等の形で配信する予定とのこと(ただし、ゲーム内容等にブラッシュアップ的に手を入れることはあるそうだ)。
行方不明になった子供を捜索するというのが目的で、聖教騎士団三銃士にマグノリアが加わった4人での、イスタンタールの街の散策、ダンジョン的な森での探索&バトル、そして最後にはボスも待っている。ちなみに、スタート地点のイスタンタールの街は学園都市と呼ばれており、魔法の研究が盛んな模様。主人公の1人「ユウ」の生まれ故郷でもあるそうだ。
メニュー画面を開くと、ペンダントを通じてこちらの様子をうかがっているアニエスが下画面に現われる。ゲームのナビゲーション役になってくれるようだ。また、「教えてアニエス」という会話機能では、より詳しくゲームのアドバイスになるようなことをアニエスが話してくれるのだとか。このTGS試遊バージョンでも、実はシーンが進むにつれアニエスの喋る内容は変わるそうで、試遊の際にはそこもチェックしてもらいたいということだ。
Rボタンを押せば、すぐさまエンカウント率の調整が可能になったのもポイント。0%にすれば敵が出ないし、レベル上げの時には100%にすれば時間短縮になる。ワンボタンで項目を呼び出せるので便利になった。また、オートバトルの設定もより細かく、複数のものを作成できるようになっている。「フォー ザ・シークウェル」で搭載されていたバトルスピード4倍速機能など、その他の便利な機能もしっかり引き継がれているのが確認できた。
ジョブでは、この試遊バージョンだとユウが「ウィザード」という新ジョブになっている。新魔法には攻撃に特化している「精霊魔法」と、補助に特化している「月魔法」があり、さらに「ウィザード」はそうした魔法に「修飾」という、魔法に性能を足すアビリティを持っていた。
「修飾」には、このバージョンでは「ダーツ」、「ハンマー」、「ブラスト」、「ミスト」があり、「ダーツ」を加えると“ターンの最初に攻撃できる魔法”という性能になる。同様に「ハンマー」は魔法が打撃属性に、「ブラスト」は全体化、「ミスト」は3ターン継続発動するという効果になっている。例えば、オートバトルに魔法とダーツを組み合わせた“先制魔法攻撃特化”のようなものを組むと、雑魚敵を1ターンで倒せて便利、というように、いろいろと使い方や組み合わせが楽しめそうだ。
なお、この試遊バージョンでは、本作のサウンドコンポーザーを務めるsupercellのryoさんによる新楽曲も3曲使用されており、これが初披露となっている。来場されるかたは新しい楽曲面の魅力にもご注目頂きたい。
ステージでは、実演プレイの他にも魔王バスターマグノリアの「1/8スケールフィギュア」の現物も披露された。細かなディテールを紹介するなかには、「彼女は月の民なので、月と言えばうさぎ。というわけで跳ね上がるようなバネのヒールがついたブーツになっています」など、デザイン案と共に、マグノリアのバックグラウンドもちらほら伺えるような、気になる言葉も出ていた。
ちなみに本作ではまだ出演の機会があるのか定かでなかった相沢舞さんだが、このステージでは「これからたくさん収録させてもらいます」と浅野プロデューサーの発言が。最新作でもなんらかの役でたっぷりと登場するようだ。
最後に浅野プロデューサーは、「開発現場は休日返上でがんばっていますので、これからもお付き合いください」とイベントを締めくくった。
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MAIN CHARACTER DESIGN : Akihiko Yoshida.