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【TGS2014】日本マイクロソフト、Xbox One「D4」を9月19日に発売

SWERY氏が手がけるXbox One専用ミステリーアドベンチャー

9月18日~21日 開催(一般公開日 20日~21日)



会場:幕張メッセ1~9ホール



入場料:
前売り 1,000円
当日 1,200円
小学生以下無料

 日本マイクロソフトは、東京ゲームショウ 2014において、Xbox One専用タイトル「D4: Dark Dreams Don't Die」を9月19日よりダウンロード専用タイトルとして発売することを明らかにした。ダウンロード価格は1,500円。ファイルサイズは9GB前後。

【D4: Dark Dreams Don’t Die – ローンチトレーラー】

SWERY氏自らが説明を担当してくれた
メニューも当然日本語化されている
エピソード2は、女性捜査官と共に行動するステージとなっている。女性捜査官を押したりする何気ないインタラクションが楽しい
パズルを解くミニゲーム。これもKinectで操作する
アクションシーンはQTEが中心だが、走ったり、体を動かすことも。カットシーン中にいきなり入ることもあるため気が抜けない

 「D4」は、「レッドシーズプロファイル」や「ロード オブ アルカナ」などを手がけてきた日本人ゲームデザイナーSWERY氏率いるアクセスゲームズの最新作。2013年にXbox OneのKinect専用のミステリーアドベンチャータイトルとして発表されたが、最終的にはKinectでもコントローラーでもどちらでも遊べるタイトルとして開発されている。

 ただし、「D4」では単純なQTE以外に、文字通り走ったり、前に体を押し出したり、大声を出したりなど、全身を使ったアクションシーンが最大のウリとなっており、Kinect推奨タイトルであることは間違いない。

 ちなみに今回の発売決定は、事前には一切知らされておらず、メディアにとってもユーザーにとってもサプライズとなった。これについてSWERY氏は、「東京ゲームショウは、日本で開発されている「D」をアピールする絶好の機会だと考えた。あとは(スティーブ・)ジョブズみたいなこともしてみたかったというのもある(笑)」とにこやかに答えてくれた。配信時間は日本時間の9月19日9時前後の予定だという。

 ビジネスモデルについては、発表以降、売り切り、エピソード販売、Free to Playなど様々な可能性を模索していたが、最終的な仕様は、プロローグとエピソード1、エピソード2の3つのストーリーを盛り込んだ「シーズン1」を、1,500円でダウンロード販売する形で落ち着いた。

 このシーズン1だけでは、2年前に殺害された妻の事件の真相は解決されず、謎が謎を呼ぶ形でシーズン2以降にバトンを渡す形になる。シーズン2以降の展開については現時点では確定しておらず、リリース時期も未定となっている。

 その代わり、様々なゲームとのコラボレーションを予定しており、毎週、月曜日にコラボタイトルの発表、水曜日にコラボアイテムの無料配信というサイクルを当面続けていく方針だという。コラボアイテムは、主人公デイビッド・ヤングをはじめとした4人のキャラクターのアバターアイテムで、ダウンロードすることでそのアバターアイテムを着てゲームが楽しめる。

 このシーズン1のボリュームは、ストレートに遊んで6~7時間前後。コレクタブルアイテムの収集などやり込み要素も含めて15時間程度だという。

 今回は初公開となるエピソード2の貨物室のシーンが公開され、Kinectを使ったQTEシーンや謎解きなどを、日本で提供される英語音声日本語字幕バージョンで披露。Xboxブースではエピソード1が公開される。

 SWERY氏は、「Kinectを使ったミステリーアドベンチャーです。このゲームの魅力は遊んでいただかないと伝わらないので、ぜひ怖がらずに触れていただければと思います」とメッセージを寄せてくれた。ぜひ日本のXbox Oneユーザーは待望の純国産タイトルをプレイしよう!

(中村聖司)