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【TGS2014】日本マイクロソフト、Xbox One「D4」を9月19日に発売
SWERY氏が手がけるXbox One専用ミステリーアドベンチャー
(2014/9/18 13:05)
日本マイクロソフトは、東京ゲームショウ 2014において、Xbox One専用タイトル「D4: Dark Dreams Don't Die」を9月19日よりダウンロード専用タイトルとして発売することを明らかにした。ダウンロード価格は1,500円。ファイルサイズは9GB前後。
「D4」は、「レッドシーズプロファイル」や「ロード オブ アルカナ」などを手がけてきた日本人ゲームデザイナーSWERY氏率いるアクセスゲームズの最新作。2013年にXbox OneのKinect専用のミステリーアドベンチャータイトルとして発表されたが、最終的にはKinectでもコントローラーでもどちらでも遊べるタイトルとして開発されている。
ただし、「D4」では単純なQTE以外に、文字通り走ったり、前に体を押し出したり、大声を出したりなど、全身を使ったアクションシーンが最大のウリとなっており、Kinect推奨タイトルであることは間違いない。
ちなみに今回の発売決定は、事前には一切知らされておらず、メディアにとってもユーザーにとってもサプライズとなった。これについてSWERY氏は、「東京ゲームショウは、日本で開発されている「D」をアピールする絶好の機会だと考えた。あとは(スティーブ・)ジョブズみたいなこともしてみたかったというのもある(笑)」とにこやかに答えてくれた。配信時間は日本時間の9月19日9時前後の予定だという。
ビジネスモデルについては、発表以降、売り切り、エピソード販売、Free to Playなど様々な可能性を模索していたが、最終的な仕様は、プロローグとエピソード1、エピソード2の3つのストーリーを盛り込んだ「シーズン1」を、1,500円でダウンロード販売する形で落ち着いた。
このシーズン1だけでは、2年前に殺害された妻の事件の真相は解決されず、謎が謎を呼ぶ形でシーズン2以降にバトンを渡す形になる。シーズン2以降の展開については現時点では確定しておらず、リリース時期も未定となっている。
その代わり、様々なゲームとのコラボレーションを予定しており、毎週、月曜日にコラボタイトルの発表、水曜日にコラボアイテムの無料配信というサイクルを当面続けていく方針だという。コラボアイテムは、主人公デイビッド・ヤングをはじめとした4人のキャラクターのアバターアイテムで、ダウンロードすることでそのアバターアイテムを着てゲームが楽しめる。
このシーズン1のボリュームは、ストレートに遊んで6~7時間前後。コレクタブルアイテムの収集などやり込み要素も含めて15時間程度だという。
今回は初公開となるエピソード2の貨物室のシーンが公開され、Kinectを使ったQTEシーンや謎解きなどを、日本で提供される英語音声日本語字幕バージョンで披露。Xboxブースではエピソード1が公開される。
SWERY氏は、「Kinectを使ったミステリーアドベンチャーです。このゲームの魅力は遊んでいただかないと伝わらないので、ぜひ怖がらずに触れていただければと思います」とメッセージを寄せてくれた。ぜひ日本のXbox Oneユーザーは待望の純国産タイトルをプレイしよう!