「FFXIV: 新生エオルゼア」ホットフィックス（10/15）を適用

　スクウェア・エニックス10月15日は、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」においてメンテナンスを実施し、ホットフィックスの適用を行なった。メンテナンスの終了は19時（10月15日17時50分現在）が予定されている。

　ホットフィックスは、バグフィクスをメインとした修正プログラムのことで、「FFXIV: 新生エオルゼア」においては正式サービス直後から、定期的に実施されている。今回のホットフィックスは正式サービス開始から数えて6度目となるが、ボリュームとしては過去最大規模となる。なお、俗に「パッチ2.05」と呼ばれている、年末のパッチ2.1の前に実施される“繋ぎパッチ”が予定されているが、今回のアップデートはそれは含まれておらず、アイテムソート等の機能追加は行なわれていない。

　ホットフィックスの内容は、こちらで公開されている。

　概略だけかいつまんで紹介すると、まずイベント関連では、グランドカンパニーの「少尉」昇格のための条件変更や、飛行艇や定期船の運賃値下げ、園芸師／採掘師のギルドリーヴで得られる経験値量の引き上げなど、ゲーム難易度の微妙な緩和が行なわれている。

　バトル関連では、高レベルキャラクターの増加に合わせてサーバーの増強を行ない、高レベル向けインスタンスダンジョンの同時に処理できるインスタンス数を増やしたほか特定の高レベルダンジョンにおける「アラガントームストーン：哲学」や「アラガントームストーン：神話」の入手量が引き上げられたことに加え、さらに道中のモンスターがギルをドロップするようになっている。

　システム関連では、園芸師、採掘師のレベル16以降の取得経験値が引き上げられてレベリングが緩和されたほか、RMT対策の一環として1日に作成できるキャラクター数が1サービスアカウントに付き8キャラクターまでに制限されるようになっている。これで新規キャラクターの作成と削除を繰り返して、低レベル帯のチュートリアルクエストをループさせてギルを集めるRMT行為が絶滅することになる。

　そのほかに、PC版で発生していたゲームパッドの十字キーが反応しない場合がある不具合や、バディが戦闘不能の状態でエリア移動した場合、バディを呼び出せなくなる不具合など、30項目以上の不具合が修正されている。

　中には、“インスタンスダンジョン「遺跡探索 カルン埋没寺院」において宝箱から得られる装備品に「呪具」および「魔道書」が含まれていない不具合”など、2度見してしまうようなクリティカルなものも含まれているので、自分のロールに関係あるホットフィックスが適用されていないか、フォーラムの投稿を確認しておきたいところだ。