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動物系ディフェンスゲーム「助けて!アニマル戦隊」を先行体験

かわいらしい見た目とは裏腹。「地形」要素で奥深いゲームシステムに

10月中旬 配信予定

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

かわいらしい動物と「地形」要素が特徴のディフェンスゲーム
「助けて!アニマル戦隊」プロデューサーの清水景氏。手に持っているのは事前登録で当たるかもしれないNexus 7

 CJインターネットジャパンは、iOS/Android用ディフェンスゲーム「助けて!アニマル戦隊」の配信を10月中旬(予定)に開始する。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。現在事前登録中で、事前応募で新型Nexus 7や1,500円分のプリペイドカードが当たるキャンペーンが実施されている。配信前の本作を、今回は先行体験することができた。案内は「助けて!アニマル戦隊」プロデューサーの清水景氏が行なってくれた。

 「助けて!アニマル戦隊」は、さらわれた動物たちを救出して悪の博士「ウィキッド」に立ち向かう2Dスクロールタイプのディフェンスゲーム。プレーヤーは主人公「ルル」となってフィールドを行き来しながら、仲間の動物たちを召喚したり自ら攻撃に参加してステージクリアを目指す。プラットフォームはGREE。

 ディフェンスゲームとして大きな特徴となっているのは、「下り坂」や「上り坂」などという地形の概念があること。仲間の動物は平地、上り坂、下り坂で違う能力を発揮するものもおり、例えば「パンダ」は平地と上り坂では棒で叩くようにして攻撃するが、下り坂では坂を転がって強力な体当たりを繰り出せる。また「カモノハシ」は、通常は接近系の攻撃をするが、水のある地形では体が大きくなってHPと攻撃力が増大する。

 また「ルル」も戦闘においては重要で、矢の雨を降らせたり、仲間の動物を近くに瞬間移動させたりできる「魔法」が使用できる。なお敵が落とすゲーム内通貨やアイテムは「ルル」が触れないと拾うことができないため、細かな移動が必要となる。

 戦闘は2Dタイプのオーソドックスなディフェンスゲームを踏襲しており、さらに「地形」要素が加わることで、ステージが進めばなかなか戦略を練らされる構成となっている。動物がモチーフということでキャラクターの特徴がわかりやすく、地形によって変化する動きに注目するのも楽しみの1つとなっている。なお動物のかわいさは社内の女性スタッフにも評判がいいそうだ。

 ゲームには成長要素もあり、ルルや動物たちをレベルアップさせたり、装備を変更することで強化していける。レベルアップにはゲーム内通貨が必要で、装備はステージ内で拾うことができる。さらに強力なアイテムが欲しいという場合は課金が必要となる。

 なおオンライン要素としては、GREEの友だちとステージのスコアを競う対戦モードや、友だちが持っている動物を助っ人として呼ぶことが可能となっている。

 本作はチュートリアルがわかりやすく、最序盤のステージでは背景にまでヒントが書かれているので何をすべきか迷わなくて済むというのがいい。仲間となる動物が増えていけばメニュー画面の動物も増えて賑やかになるので、奥深いゲームを求める人、かわいらしさを求める人の両方におすすめできるタイトルだ。

【スクリーンショット】

(安田俊亮)