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PS3/Xbox 360「DEAD OR ALIVE 5」決勝大会を開催
早矢仕氏がPS Vita「DEAD OR ALIVE 5 PLUS」実機デモを披露!
(2012/12/10 18:27)
コーエーテクモゲームスは、プレイステーション 3/Xbox 360用格闘エンターテインメント「DEAD OR ALIVE 5」の公式大会「Official Tournament 2012」決勝決勝大会を東京のコーエーテクモゲームス市ケ谷事業所で12月9日に開催した。
開始に先立ち、プロデューサーの早矢仕洋介氏は「『DEAD OR ALIVE 5』は開発初期段階で『こういった大会が開ける本格的なタイトルにしたい』と開発一同、そういう目標を持って開発してきた。本日は開発にとって夢のような、1個目標が達成できた記念すべき日」とコメント。「せっかく今日きていただいたので」という早矢仕氏は、大会使用バージョンが12月11日配信予定のDLC「サンタコスチューム」が入ったバージョンであることをアナウンス。文字どおり、一足早いクリスマスプレゼントといった格好だ。
決勝トーナメントは、先日まで行なわれた全国大会のほか、韓国大会、午前中に行なわれた当日予選をそれぞれ勝ち抜いた計22名が参加。順々決勝までは1ラウンド60カウント、3ラウンド先取の1試合設定。使用ステージはランダム。コントローラーは持ち込みが可能。準決勝からは同設定のうえ2試合先取方式。賞品として、優勝者には商品券3万円、準優勝には商品券2万円、3位には商品券1万円ぶんがそれぞれ贈呈される。
決勝戦に進出したのは、韓国大会の勝者「TestTeam」氏と「DEAD OR ALIVE 5」公認プレーヤーの「餅A」氏。使用キャラクターはTestTeam氏がこころ、餅A氏がサラ。ホールドを駆使した“流れ”と逆転性により、一瞬たりとも油断できない本作の攻防。ゆえに準決勝まではペースを握った側が3ラウンド立て続けに先取する展開が目立ったのだが、決勝戦は真の猛者ならではの“強靭な精神性”が随所で炸裂、どちらも驚異的な粘りを見せる。1勝1敗で迎えた最終戦を制したのは餅A氏。公認プレーヤーという重圧をはねのけ、見事第1回公式大会の覇者となった。
表彰式後、早矢仕氏は「みなさん、次、もう1回やりたいですよね? 次の機会はこういうトラブルがないよう我々も万全を期して対応したいと思います。その最は、みなさんぜひご協力をお願いします」とニコニコ動画の生中継など進行の不備を詫びるとともに、次回大会の開催を発表。第1回以上に白熱した戦いが披露されそうだ。
次回大会も発表され、このまま閉会かと思われた刹那。「今日、実は……実機で動くものを世界で初めて見ていただこうかなと思います」と、ポケットからPS Vitaを取り出す早矢仕氏。ここで、先日アナウンスされたばかりのPS Vita「DEAD OR ALIVE 5 PLUS」の実機デモが行なわれた。
「PS Vitaでどれくらい動くのか心配だった方々もいらっしゃったでしょうけど、開発途中ですがほぼ60フレームで動いています」という早矢仕氏。PS3/Xbox 360版と遜色のないグラフィックとモーションにどよめく会場からは「早矢仕さん! しあわせ投げやって!」、「パワーボムが見たいな!」など笑いを誘う声が投げかけられ、デモは大盛り上がりのうちに終了。
PS Vita版を出そうと決めたのは、「DEAD OR ALIVE 5」ユーザーから「移動中でも遊びたい」という声が多数寄せられたためといい、当初は予定がなかったものの「DEAD OR ALIVE 5」の開発終了後に開発を進めてきたという。続けて早矢仕氏は「3月20日発売予定。そのときに、できればこういう会を開きたいと思います。あ、PS Vitaではやらないんですよ……(考えなおす様子で)両方やりましょうか? 色々考えていますので、ぜひ皆さん参加してください」とコメント。1月予定のPS3/Xbox 360版アップデートなど、ファンは3月末まで熱い日々が続きそうだ。
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