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「DEAD OR ALIVE 5 Official Tournament 2013」開催
早矢仕プロデューサー「13年ぶりに『DOA』のアーケード版をリリースします!」
(2013/7/7 00:00)
コーエーテクモゲームスは、プレイステーション 3/Xbox 360用格闘エンターテインメント「DEAD OR ALIVE 5」の公式大会「DEAD OR ALIVE 5 Official Tournament 2013」を東京のコーエーテクモゲームス市ケ谷事業所で7月6日に開催した。
公式大会としては2012年12月9日以来となる2回目の公式大会となり、韓国、台湾からも事前にエントリーする選手がいるなど規模の大きな大会となった。会場には多くの来場者が訪れ、選手達の活躍に大きな歓声をあげた。大会は1日中行なわれたが、夕方からベスト16が出場した決勝トーナメントは、ニコニコ動画やUSTREAMでもリアルタイム中継が行なわれた。
日本の公認プレーヤー4名、韓国のトッププレーヤーTestTeam選手を含む16名が順次戦っていき、ベスト4にコマを進めたのは、烏龍茶選手、漢字の人選手、餅A選手、TestTeam選手の4人。
準決勝1戦目は烏龍茶選手の「ブラッド」と漢字の人選手の「クリスティ」の戦い。しかし公認選手である漢字の人選手の前になかなか思い通りの戦いを展開できず、観客の大きな声援を力に変え試合の流れを変えることができず3-0、3-0、3-0という一方的な結果となった。
準決勝2試合目は、餅A選手とTestTeam選手の対戦という、奇しくも前回の決勝と同じ顔合わせとなった。餅A選手は「サラ」、TestTeam選手は「クリスティ」。初戦こそ3-2という接戦となったが、ここで緊張の糸が切れたのか第2戦、第3戦は3-0、3-0という一方的な戦いとなりTestTeam選手が雪辱を果たした。
決勝戦の前に行なわれた3位決定戦は餅A選手と烏龍茶選手の戦い。準決勝に9戦連続で敗れた烏龍茶選手は、その痛手を引き摺っていたのか3-1、3-1で後がなくなったが、ここで会場から大きな声援がとび、3戦目でついに3-2で試合を自分の手元に引き戻した。さらに4戦目も3-2で勝利し逆にリーチをかける展開に。最終戦も烏龍茶選手は健闘したが、餅A選手の前に3-2で敗れ、残念ながら表彰台に上がることはできなかった。
決勝戦は漢字の人選手とTestTeam選手という公認プレーヤー同士の戦いとなった。海外で特に評価が高いというクリスティ同士の戦いとなった決勝戦。初戦をTestTeam選手が取れば、漢字の人選手が取り返すなど緊張の幕開けとなったが、3-1でTestTeam選手が先取。2戦目も取ったり取られたりの展開となったが、やはり3-2でTestTeam選手が取りリーチをかけた。圧倒的に手数が多いTestTeam選手に対し、投げ技などで対応しようとした漢字の人選手だったが、攻撃が分断され流れに乗れず、3戦目も2-3で破れてしまい、日本の公認選手を全て破ったTestTeam選手が優勝を決めた。
表彰式を終えた早矢仕洋介プロデューサーは、「もう1回公式大会をやりたいと思い、こちらからアナウンスした今回の大会ですが、発売10カ月経ち多くの人が集まるのかどうか不安だったが、熱い大会になって嬉しい」と大会を振り返った。
その上で9月5日の発売が予定されている「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate」についても触れ、「みなさんのフィードバックを得て、対応していこうと思う。オンライン対戦には力を入れており、究極の『DEAD OR ALIVE 5』として発売したい」と完成に向けての意欲を語った。
ここで早矢仕氏は、「オンライン対戦も重要だが、対戦格闘は顔をつきあわせてやりたい。だから、13年ぶりにアーケードをやります!」と突然の発表を行ない、会場からも大きな歓声が上がった。早矢仕氏は「冬には届けたいし、リリース前にロケテもやりたいと思っています。『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』の公式大会も考えており、(今後も)輪を広げていきたい。無料版で練習してアーケードで本領を発揮して欲しい」とアピール。大きな盛り上がりのうちに大会は幕を閉じた。
なお、「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate」の体験会が7月7日に大会が開催された場所と同じコーエーテクモゲームス市ケ谷事業所で開催される。時間は10時にエントリーが開始され、18時に終了する予定。ミニイベントが開催される予定もあるという。そもそも「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate」の開発が行なわれているのは、ここ市ケ谷事業所であり、最新のROMを使った体験会となるので、気になるプレーヤーはぜひ参加していただきたい。
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