ディズニーキャラが合体!? 「超合体キングロボ ミッキー&フレンズ」登場

ミッキーやドナルドダッグ型のロボが変形合体する超合金、2013年3月発売


2013年3月発売予定

価格:13,440円



 バンダイはディズニーキャラクターをモチーフとしたロボが変形合体する超合金「超合体キングロボ ミッキー&フレンズ」を2013年3月に発売する。価格は13,440円、全高は約22cmで、対象年齢は15才以上となる。

ディズニーキャラクターが変形合体するという驚きのコンセプトの「超合体キングロボ ミッキー&フレンズ」

 「特命戦隊ゴーバスターズ」などの“戦隊もの”の合体ロボットの超合金を作り続けるバンダイが、ディズニーキャラクター6人が変形合体して巨大ロボットになるという非常にユニークでインパクトの強い作品を発表した。「超合体キングロボ ミッキー&フレンズ」はミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダック、グーフィー、プルート、そして蒸気船ウィリーをモチーフにしたロボットが変形合体するという前代未聞の超合金だ。

 各ロボットは目の部分がコクピットになっており、頭部の部分を回転させるとコクピットに座るディズニーキャラクター達が確認できる。ミッキーマウスが搭乗するロボットは「ジェットミッキー」。背中に翼を背負っており、大空を高速で移動できる。ミニーマウスが乗る「スカイミニー」は額にハートの飾りがあり、天使の羽のようなデザインの翼で軽やかに宙を舞う。ドナルドダッグの「ダイバードナルド」は水中型ロボだ。よく似たデザインのデイジーダッグの「アクアディジー」は水上移動能力を持つ。

 グーフィーの「ランドグーフィー」は地上を力強く移動できる。プルートは犬小屋もロボットパーツとなっている。プルートの乗る「ダッシュプルート」は高速で地上を移動でき、「イヌゴヤ」は補助エネルギーの貯蔵タンクとなっている。さらに蒸気船ウィリーの形をした「エースウィリー」が“ファンタジックフォーメーション(合体)”することでキングロボ ミッキー&フレンズとなるのだ。

 ジェットミッキーは胸部となり、スカイミニーは背中。ダイバードナルドとアクアディジーは左右の腕となり、ランドグーフィーは右足、ダッシュプルートとイヌゴヤは左足と腰になる。そしてエースウィリーが頭部として合体することで、ファンタジックフォーメーションは完成する。キングロボ ミッキー&フレンズは右手に「ドリームステッキ」を持ち、左手には真実を映し出す「マジカルミラー」を持つことができる。ドリームステッキからは「キングミッキーイリュージョン」を放つという。

 「超合体キングロボ ミッキー&フレンズ」はかっこよさとかわいらしさを合わせ持つ、ユニークな造形となっている。ディズニーキャラクターの特徴をよく現わしている各ロボットが1体の巨大ロボットになるのが面白い。特に2足歩行のグーフィーと、ふつうの犬の姿をしたプルートで、大きく異なっているように見えるデザインの機体が右足と左足になるのは驚かされる。イヌゴヤが腰になるというアイディアも秀逸だ。合体時は胸にミッキーの顔がくるのも、ヒーローロボットのデザインを踏襲している。ディズニーキャラクターを“変形合体巨大ロボ”にするという思い切ったアイデアを、見事具現化した作品だ。

 ディズニーキャラクターはこれまでもタカラトミーでトランスフォーマーとして登場したこともあるが、今回の超合金の展開も興味深い。「超合体キングロボ ミッキー&フレンズ」では初回特典としてミッキー達が描かれたポストカード6枚セットが付属する。また、バンダイの特設ページでは今後も情報が公開されていくようだ。こちらもチェックしていきたい。

 ディズニーキャラクターはさまざまなゲームに登場するが、コラボレーションという視点では、スクェア・エニックスのキャラクターと競演する「キングダムハーツ」シリーズが大きな話題となった。東京ゲームショウ2012では、PS3「キングダム ハーツ -HD 1.5 ReMIX-」と「キングダム ハーツ for PCブラウザ(仮称)」が発表され、こちらの今後の情報も気になるところだ。また、ディズニーと言えば先日ルーカスフィルム買収と、「スター・ウォーズ エピソード7」の制作を発表し、話題を集めている。この大きな動きはゲーム業界にも大きな影響をもたらしそうであり、注目していきたいところだ。

【超合体キングロボ ミッキー&フレンズ】
キングロボ ミッキー&フレンズと、ジェットミッキー
スカイミニーとダイバードナルド
アクアディジーとランドグーフィー
ダッシュプルートとイヌゴヤ、そしてエースウィリー

(C) Disney
※画像は公式ページのものです

(2012年 11月 2日)

[Reported by 勝田哲也]