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【特別企画】「超合体SFロボット 藤子・F・不二雄キャラクターズ」インタビュー
ドラえもん、パーマン……楽しいキャラクター達が大集合して巨大ロボに!
2014年11月25日 11:00
バンダイは超合金「超合体SFロボット 藤子・F・不二雄キャラクターズ」を11月29日に発売する。このロボットは、超合金40周年、藤子・F・不二雄氏生誕80周年を記念したものだ。
「超合体SFロボット 藤子・F・不二雄キャラクターズ」は、「ドラえもんロボット」、「ドラミロボット」、「パーマン1 号ロボット」、「コロ助ロボット」、「チンプイロボット」、「ゴンスケロボット」の6体のロボットに加え、「タイムマシン型メカ」、「ベレー帽型メカ」、「カブラペントライデント」が変形合体し、1体の巨大ロボットになる。
今回、発売に先がけ、商品プロデューサーであるバンダイコレクターズ事業部の寺野彰氏に話を聞いた。寺野氏は以前「超合金 ハローキティ」のインタビュー「でも話を聞いているが、今回は特に“合体”の部分にフォーカスし、想いを語ってもらった。
また、11月25日には公式ホームページで新ムービーが公開されている。ロボットの魅力が強く伝わるムービーとなっているので、こちらも合わせて楽しんで欲しい。
巨大ロボットとしてのアレンジ、胸はドラえもんの顔!
「超合体SFロボット 藤子・F・不二雄キャラクターズ」はバンダイの「超合金40周年」の1つとして生まれた商品だ。バンダイは2013年3月に「超合体キングロボ ミッキー&フレンズ」でディズニーキャラをロボットにし、変形合体させ巨大ロボットとしている。このノウハウを活かしつつ、生誕80周年を迎える藤子・F・不二雄氏のキャラクターを“合体”させようというのが、「超合体SFロボット 藤子・F・不二雄キャラクターズ」のコンセプトだ。
「超合体SFロボット 藤子・F・不二雄キャラクターズ」では6体の藤子・F・不二雄氏のキャラクターが合体変形する。今回、まず最初にパッケージを見ることができたが、パッケージには「ポコニャン」や「エスパー魔美」など多くのキャラクターが描かれており、キャラクターの賑やかな雰囲気が良く出ている。しかもこのイラストは商品の“秘密”に繋がっているという。
各ロボットを見ていきたい。胴体となる「ドラえもんロボット」。ドラえもんそのものは“猫型ロボット”だが、ドラえもんそのものではなく、ドラえもんをモチーフとしたロボットとなっている。最大の特徴は“巨大ロボットの記号”をふんだんに取り入れているところだ。頭には水色のラインが入り、口には放熱ダクトのようなスリット、脚は四角くてシャッター状のモールドが入っており、顎の両脇はライトのような機械がある。丸い頭には謎のモールドがたっぷりだ。
寺野氏はこのアレンジのデザインに苦労したと語る。ドラえもんやコロ助など藤子・F・不二雄氏のロボットキャラクターは、「変形合体するロボット」には見えない。合体機構でパーツが分離したり、違う形状に変形したときの違和感が大きくなってしまう。このため“巨大ロボットの記号”を盛り込み、合体ロボットとしてアレンジすることが必要になったという。
しかしダクトや、パーツの合わせ目のライン、ライトやスジ彫りなどは「どうしてこうなっているのか、ここにどんな意味や機能があるのか」というのは説明しにくい。また、「超合体SFロボット 藤子・F・不二雄キャラクターズ」は、「超合金 ハローキティ」と違い金属パーツが表面に出ている部分が少ないが、それは、藤子・F・不二雄氏のキャラクターが持つ“柔らかさ”を大事に表現するためだ。この「バランス」は寺野氏をはじめとしたスタッフが、苦労したポイントだという。
ドラえもんロボットは合体時には最も大きく変形する頭が前後に離れ、そして胴体部分が分離し、左右にわかれ上半身パーツになる。この時、顔パーツが一端大きく開いてからもういちど収まるときのギミックなどは、アニメの巨大ロボットの合体シーンのようで面白い。また、ドラえもんロボットの時の“黒目”が合体形態に変形するときに見えなくなるところもいい。各ロボットにも黒目が描かれているのだが、合体形態時にはこれがなくなる。それぞれのロボから1つの巨大ロボになる雰囲気が良く出ているギミックで、ニヤリとさせられる。
ドラえもんの胴体部分、巨大ロボの腰には「チンプイロボット」が入る。頭が大きく、かわいらしいチンプイロボットは劇中そのままのプロポーションで、首を上を向かせるような形のシンプルな変形だが、ここでキチンと黒目が消えるようになっている。耳も動いてしっかりはまるようになる。
変形する楽しさの1つは“隠れキャラ”!?
足になるのは、「コロ助ロボット」と、「ドラミロボット」だ。同じようなプロポーションだが、それぞれ全く印象が異なるのが面白い。背中に大きな板状のものを背負っているのが昔の超合金の合体ロボを思わせる。この処理もこだわりポイントで、足底パーツを使うことで、ドラミとコロ助のキャラクター性を活かした柔らかなデザインにできたと寺野氏は語った。
確かに本体の曲線と、背中の脚底パーツの無骨さの対比は楽しい。そしてコロ助のパーツにキャタピラ、ドラミの後ろパーツにローラーがついているのも、左右の足なのにどうして違うのか? よく考えれば理屈に合わないかもしれないが、「それがいい」のである。本体の方もコロ助の胸のハッチは中から何か出てきそうだし、ドラミは膝部分に銀色のパーツがついているのがいかにもロボット的だ。
ドラミとコロ助の変形は頭から身体部分まで大きく開き、内側に折りたたまれていた太ももパーツを取り出すという大胆なものだ。太ももパーツを出すと同時に黒目が消える。手は太ももパーツを取り出してできた空間に折りたたんで収納する。昔の超合金の変形だとこの腕パーツなどは取り外すところだが、「超合体SFロボット 藤子・F・不二雄キャラクターズ」はパーツを取り外さず、余剰パーツなしで変形できるいわゆる“完全変形”を実現しているのだ。
太ももパーツもこだわりの部分だ。言われなくてはわからないような、ものすごいこだわりなのだが、ドラミの方は「スモールライト」、コロ助の方は「如意光」をイメージしているのだ。如意光は「キテレツ大百科」の発明道具で、機能はスモールライトとビックライトを兼ねた機能を持つもの。なぜスモールライトなのか? それは本来等身大の藤子・F・不二雄キャラクターが巨大なロボットに“巨大化”しているからなのである。明確な設定や理由ではないが、太ももがこの形状で、それぞれドラミからスモールライトが、コロ助から如意光が出てくるのは、“こだわり”だからなのだ。
もう1つ、今回“秘密”が明らかになった。ドラミを変形させるための展開をさせたとき、パーツの内側に「ポコニャン」と「エスパー魔美」の“コンポコ”が描かれているのだ。「超合体SFロボット 藤子・F・不二雄キャラクターズ」はこのように、“隠しキャラ”がいて、変形時などで探す楽しさがあるという。パッケージに藤子・F・不二雄キャラクターがふんだんに描かれているのはひょっとして……これは、変形させることに楽しさを加えたいというアイディアであり、購入した人のお楽しみである。














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