「セガメモリアルセレクション」を10月17日に配信開始

各作品ごとに「オリジナル」と「アレンジ」を収録


10月17日 配信予定

価格:800円

CEROレーティング:A(全年齢対象)


セガ エイジス2500シリーズ「セガメモリアルコレクション」のパッケージ

 セガは、プレイステーション 3用ゲームソフト配信サービス「PlayStation 2アーカイブス」(PS2アーカイブス)で、バラエティ「セガメモリアルセレクション」を10月17日より配信する。価格は800円。CEROレーティング:A(全年齢対象)。プレイ人数は1~2人。

 今回配信される「セガメモリアルセレクション」は、1970年代後半から1980年代前半までのテレビゲーム黎明期に人気を博した作品を1本にまとめたコンテンツ。収録タイトル数は、「ヘッドオン」や「トランキライザーガン」など合計で10本となっている。


【メニュー画面】
各タイトルごとに、「オリジナル」バージョンと「アレンジ」バージョンが収録されているようだ

● ヘッドオン

 1979年のアーケード作品。対抗車を避けながら、迷路のような画面上のドットを消していく、元祖・ドットイートゲーム。ボタンを押している間、プレーヤーの車のスピードはより速くなる。真っ青な画面の迷路を高速で駆け抜けていく赤い車の美しさと、響くエンジン音など耳に残る独特のサウンドが印象的で、全国のゲームセンターで人気を博した。


● ヘッドオン アレンジバージョン

 迷路を高速で走り抜けるドットイートの爽快感がさらにパワーアップしたアレンジバージョン。プレーヤーは“光”となり、2段階の加速を使い分けながら迷路を走り抜けていく。分岐を加えた複数のマップや、新しいアイテムを追加。単純なルールの中で反射能力を高める新感覚ドットイートレースゲームとなっている。


● トランキライザーガン

 1980年のアーケード作品。迷路と化したジャングルに潜むヘビ、ゴリラ、ライオン、ゾウの4種類の猛獣たちに麻酔銃一丁で立ち向かうハンターの活躍を描くアクションゲーム。猛獣の種類によって必要な麻酔銃の弾数が異なり、獲物から逃げるか留まって撃ち続けるか、あるいは捕らえた獲物をジープへ連れ帰るかどうかの駆け引きが熱い奥の深い戦略性が人気を博した。


● トランキライザーガン アレンジバージョン

 9種類の迷路を冒険するマップスクロールアクションへと進化。スタート時に与えられた条件をクリアしていく。3種類に増えた銃や、新たなリロードシステムなど白熱した駆け引きが味わえる。


● ボーダーライン

 1981年のアーケード用シューティングゲーム。赤いジープを操作して、ルールの異なるフィールドを冒険してターゲットを破壊していく。可変則・縦スクロールで進んでいく第1ステージ、草むらを掘り進む第2ステージ、迷路で戦う第3ステージ、最終ターゲットを撃破する第4ステージのバリエーション豊かな4種類のステージが用意されている。ステージごとに新たな展開がある点が当時としては新しかった。


● ボーダーライン アレンジバージョン

 アナログスティック2本を駆使する、全方向スクロールシューティングゲームへと全面的に進化。巨大な敵エリアを移動しながら、基地にあるすべてのターゲットを破壊していく。ソードやファイアなど、3種類の武器をセレクトして戦う。


● コンゴボンゴ

 1983年のアーケード作品。いたずらゴリラへ復讐するため、探検家がゴリラの待つゴールへと向かっていく、クォータービューのジャンプアクションゲーム。オリジナルのアーケード版は「ティップタップ」としてリリースされていたが、PS2版などでは「コンゴボンゴ」と名称を変え登場した。


● コンゴボンゴ アレンジバージョン

 シンプルなジャンプアクションはそのままに、完全新規ステージ&アレンジステージの全10ステージにパワーアップ。秘境の奥にある宝を求めて冒険する前半ステージと、ゴリラと宝をめぐって対決する後半ステージで構成されている。オリジナル版から、敵の種類や仕掛けなどが追加された。


● どきどきペンギンランド

 1985年に発売されたSG-1000の作品。ペンギンを操作し、タマゴをうまく転がしながら、ガールフレンドへタマゴを届けるパズルアクションゲーム。誰でもすぐに理解できる単純なルールながら、頭を使わないとクリアできない多彩なステージが多数用意されておいる。


● どきどきペンギンランド アレンジバージョン

 基本ルールはオリジナル版と変わらないが、キャラクターのかわいらしさが倍増し、新たにタマゴのパワーアップアイテム、新ブロック、新エネミーが追加されている。収録ステージ数は合計30ステージ。


(C)SEGA

(2012年 10月 10日)

[Reported by 中野信二]