レベルファイブブースレポート

「レイトン教授VS逆転裁判」など、最新タイトルの試遊台を多数設置


9月20日~9月23日 開催(20日、21日はビジネスデー)

会場:幕張メッセ1~8ホール

入場料:前売1,000円/当日1,200円(一般)
    無料(小学生以下)
    前売3,000円(TGS サポーターズクラブ)


 レベルファイブブースは、ブースエリアのほぼすべてを使って新作タイトルの試遊台を多数設置。プロモーションムービーを流すモニターが数台並んでいる程度で、とにかく多くの来場者に体験プレイを楽しんでもらおうという意志が伺える。

 発売間近のタイトルが多いこともあり、実際にプレイした感想とともに、試遊台のポイントもまとめたので、来場される方は参考にしていただきたい。ちなみに同社の試遊台は、すべてTGSのために調整した体験版となっており、登場するキャラクターたちのセリフの一部も体験版ならではの内容になっているので、そういったところも見所の1つとなっている。

 なお、いずれかの試遊台で体験プレイをした人には、「ファンタジーライフ」のクリアファイルと、同社作品の最新映像を収録した「レベルファイブ プレミアムDVD」がプレゼントされる。

レベルファイブのブースはほぼすべてが試遊台とその待機列用のスペースになっている


■ 3DS「レイトン教授VS逆転裁判」

 同社の「レイトン教授」シリーズと株式会社カプコンの「逆転裁判」シリーズによるコラボレーション作品。両作品の主人公である、考古学者のエルシャール・レイトンと弁護士の成歩堂龍一の2人が、異世界「ラビリンスシティ」で交錯するという、ナゾトキ・法廷アドベンチャーゲームとなっている。

 試遊台ではレイトン教授がメインのアドベンチャーパートと、成歩堂がメインの裁判パートの2つのモードを収録。それぞれ両作品のウリである、“ナゾトキ”と“法廷バトル”が体験できる。また、アニメーションがふんだんに盛り込まれており、ゆっくり楽しんでいると試遊の制限時間(10分)があっという間に過ぎてしまうボリュームなので、体験版の中でもレイトン教授が語っていたが、ヒントを活用してナゾトキの時間を短縮することをオススメしておく。

 そして、両作品のファンにとっては気になるレイトン教授と成歩堂が絡むシーンは、裁判パートの最後にちょっとだけ見られるので、そこもチェックしてほしいポイントだ。

 発売日は11月29日。価格は5,980円。


【スクリーンショット】

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■ 3DS「レイトン教授と超文明Aの遺産」

 全世界で累計1,350万本以上を出荷した「レイトン教授」シリーズの最新作となるナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー。シリーズ6作目にして完結編となる今作では、「ナゾトキ×世界旅行」をテーマに、主人公エルシャール・レイトンの最後の冒険が描かれる。

 「生きているミイラが発見された」という不思議な手紙を受け取ったレイトン教授が、ルークやレミとともに雪の街を訪れるところから物語が始まる。そこで氷漬けになった少女アーリアに出会ったことをきっかけに、太古の文明にまつわる壮大なナゾを解明するべく、飛行船で世界を飛び回ることになる。

 試遊台では、物語の序盤にあたるであろうストーリーと、雪の街で遭遇する最大3つの“ナゾトキ”が体験できる。1回の試遊時間はこちらも10分となっているため、ナゾトキに時間をかけすぎると最後まで見られなくなってしまうおそれがあるので、注意していただきたい。

 2013年発売予定。価格は未定。

【スクリーンショット】

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■ 3DS「ファンタジーライフ」

 ファンタジー世界を舞台に、世界を救う物語を進めながら、自分だけのアバターで“ライフ”と呼ばれる職業を自由に選んで生活するという、完全新作となるRPG。音楽は植松伸夫氏、イメージイラストは天野喜孝氏が手がけている。

 選べる“ライフ”は、王国兵士、魔法使い、狩人、傭兵、木こり、採掘師、釣り人、大工、裁縫師、鍛冶屋、料理人、錬金術師などがあり、冒険の途中でも自由に変更できる。ゲーム中では、主軸となる世界を救う冒険に出る物語と、それぞれのライフごとに用意された、心温まるほのぼのとしたストーリーが楽しめる。

 試遊台では、各パーツを組み合わせて、自分だけのアバターを作るところから始まり、王国兵士、傭兵、狩人、魔法使い、木こり、採掘師、釣り人のいずれかのライフを選び、1つのクエストが体験できる。

 発売日は12月27日。価格は5,800円。


【スクリーンショット】

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ILLUSTRATION/(C)YOSHITAKA AMANO


■ PSP/PS Vita「ダンボール戦記W」

 テレビアニメやプラモデル、漫画などにクロスメディア展開されている「ダンボール戦記」シリーズの最新作となるプラモクラフトRPG。「LBX」と呼ばれるホビー用小型ロボットを自由にカスタマイズして、簡単操作で迫力あるバトルを繰り広げられる魅力はそのままに、新たなストーリーが展開する。

 今作では、PSP版とPS Vita版が同時発売され、両機種間での通信対戦・協力プレイに対応。また、アドホックパーティーにも正式対応し、遠く離れた人とも通信対戦が楽しめる。

 LBXは、頭、胴、右腕、左腕、脚の5カ所のパーツで構成され、各パーツごとに見た目だけではなく性能も変化する。過去に登場したパーツだけではなく、テレビアニメで活躍中の機体やゲームにしか登場しないLBXも大量に追加され、パーツは7,000種類以上にも及ぶ。また、パーツの一部の色を塗り替えられるカラー変更機能も搭載されている。

 試遊台では、最大3人で協力して、キラードロイド「ミノタウロス」との戦いが楽しめる。

 発売日は10月18日。価格はUMD版およびPS Vitaカード版が4,980円、ダウンロード版は4,480円。CEROレーティングはA(全年齢対象)。


【スクリーンショット】

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■ Wii「イナズマイレブンGO ストライカーズ 2013」

 超次元バトルサッカー「イナズマイレブン ストライカーズ」シリーズの最新作。現在テレビアニメとして放送中の「イナズマイレブンGO クロノ・ストーン」に登場する新しいキャラクターや必殺技が追加されているほか、新システムとして、化身を鎧にまとうことで化身の力を最大限に発揮させる「化身アームド」や、2体の人物(または動物)のオーラを融合させて両方の力を持ったキャラクターを誕生させる「ミキシマックス」といった新要素も搭載されている。

 試遊台では、用意された何通りかのチームの組み合わせの中から選んで、1試合(前後半、各3分)をプレイ可能。「プロトコル・オメガ」など、今作で新たに登場するチームも選択できる。

 発売日は12月20日。価格は4,980円。


【スクリーンショット】

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■ 3DS「イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン ネップウ/ライメイ」

 現在放送中のテレビアニメ「イナズマイレブンGO クロノ・ストーン」の原作となる、収集・育成サッカーRPG。サッカーの消去を目論む未来からの強大な敵に立ち向かうため、主人公の松風天馬たち雷門イレブンが、「時空最強イレブン」を集めるため、時空の旅に旅立つというストーリーが描かれる。

 「ネップウ」と「ライメイ」の2つのバージョンは、それぞれ戦えるチームや仲間になるキャラクター、化身、秘伝書などが異なる。

 試遊台では、ジャンヌ・ダルクのいる1427年フランスを舞台に、オルレアン橋での試合が楽しめる。試遊台には「ミキシマックス」や「ミキシトランス」、「化身アームド」といった本作のオリジナル要素の解説も画面写真付きで紹介されており、実際にゲームの中でこれらのシステムも体験できる。

 発売日は12月13日。価格は各5,500円。


【スクリーンショット】

(C)LEVEL-5 Inc.

(2012年 9月 21日)

[Reported by 滝沢修]