回転堂、「ウルトラセブン」の“ウルトラガン”のレプリカモデルを8月下旬に発売

オールドファン感涙! ウルトラ警備隊のレーザー銃をアタッチメント付属で再現


8月下旬発売予定

価格:13,650円



 回天堂こと、マベル有限会社は特撮番組「ウルトラセブン」の劇中に登場したレーザー銃のレプリカモデル「ウルトラセブン アタッチメント付きウルトラガン」を8月下旬に発売する。価格は13,650円。スケールは1/1で、全高33cmとなっている。

“未来”を感じさせる独特のデザインを精密に再現

 「ウルトラセブン」は1967年に放映された特撮番組で、宇宙人に侵略を受ける地球を舞台に、様々な脅威に最先端の科学で立ち向かうウルトラ警備隊と、宇宙人でありながら正体を隠し、警備隊員モロボシダンとなった“ウルトラセブン”が活躍を描かれる。

 不気味な宇宙人とのシリアスなドラマや、巨大なウルトラセブンと怪獣達の格闘戦、そしてウルトラ警備隊が駆使する様々な未来兵器に当時の子供達は夢中になった。その後ウルトラセブンは“ウルトラ兄弟”の1人としてシリーズに組み込まれ、現在ではウルトラセブンの息子である“ウルトラマンゼロ”も登場している。

 「ウルトラセブン アタッチメント付きウルトラガン」は、劇中ウルトラ警備隊が使っていた銃で、レーザーを発射し、怪獣や宇宙人にダメージを与えることができる。ウルトラ警備隊の基本装備と言える銃で、劇中ではこの銃で様々な宇宙人を倒しただけでなく、出力を調整することでショックガンにもなり、対象を気絶させることもできる。サイレンサーのような円筒形のアタッチメントをつけることで、実弾や熱線なども発射できるなど“万能銃”とも言える武器だ。

 「ウルトラセブン アタッチメント付きウルトラガン」は劇中に登場したウルトラガンを細部まで精密に再現している。「ウルトラセブン」では時代設定は劇中で明言されていないが、様々な未来兵器が実用化されている世界となっており、ウルトラガンも“未来的”なイメージのスマートなデザインとなっている。レプリカモデルの材質はポリストーン(高分子素材と石粉、石膏を混ぜたもの)で、細かく塗装されている。

 さらにアタッチメントをつけることで、「ウルトラセブン」での様々なシーンを再現できる。放映当時では適わなかった「劇中そのままのウルトラガンが欲しい」というファンの夢を叶えてくれるアイテムだ。実在の銃の“トリガーガード”を思わせる部位はあるのに、引き金そのものがなかったり、曲線で構成された本体部分と、黒いパイプを何本も束ねた銃身など、改めて細かくデザインがチェックできるのもファンにはたまらないところだろう。

 ウルトラシリーズにおいて、ウルトラマンを助けるチームもドラマを支える重要な存在だ。特に、ウルトラ警備隊はパワフルなイメージがあり人気が高く、過去には「ウルトラ警備隊-MONSTER ATTACK」などウルトラ警備隊を主役にしたゲームも登場している。20011年1月にニンテンドーDS用に発売された、怪獣に人間達が立ち向かう「怪獣バスターズ パワード」でも、ウルトラ警備隊の制服が登場する。初登場から40年以上がたっているが、これからもウルトラ警備隊はゲームでも取り上げられていくだろう。


【ウルトラセブン アタッチメント付きウルトラガン】
ウルトラガンはアタッチメントをつけることで様々な機能を発揮する。劇中同様取り付けることが可能だ

(C)円谷プロ

(2012年 8月 27日)

[Reported by 勝田哲也]