株式会社バンダイナムコゲームスは、11月29日に発売を予定しているプレイステーション 3用シミュレーションRPG「第2次スーパーロボット大戦OG」の新情報を公開した。

　「第2次スーパーロボット大戦OG」は、プレイステーション 2用ソフトとして発売された「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」、「スーパーロボット大戦OG外伝」の続編となるタイトル。今回紹介するのは、本作より新たに加わった戦闘システム「マキシマムブレイク」の詳細。

■ 戦闘システム：マキシマムブレイク

　「マキシマムブレイク」とは、2つのツインユニット（計4機）が、支援武器による一斉攻撃を行なった後、任意の武器（全体武器を除く）を使って4機が連続攻撃を行なうというもの。「マキシマムブレイク」を使用するには複数の条件（後述）に加え、使用後は攻撃を行なったツインユニットのメインとサブの気力が「10」低下する（参加する側のツインユニットの気力は低下しない）。

　このため使用するタイミングの見極めが必要となるが、「マキシマムブレイク」は一斉攻撃と4機による攻撃で大ダメージを与えるだけでなく、全ての攻撃が先行して行なわれるので敵に反撃の隙を与えることなく撃墜できるメリットがある。

　さらに、一斉攻撃は必ず敵に命中するので素早い敵に対しても有効な攻撃方法となる。ただし、敵が「ひらめき」を使っている場合に限り回避されてしまうので、敵の動きには注意が必要となる。

マキシマムブレイクを使用すると、参加者全員のパイロットカットインが挿入され、同時に参加機体が1つの画面に集合するという演出から始まる

4機の支援武器による一斉攻撃後、画面が上下に分割されてメインとサブが攻撃を仕掛ける。ここからさらに参加側の攻撃が始まる。敵の反撃はこの攻撃の後に行なわれる

【マキシマムブレイクの流れ】
カイ・キタムラのパイロット能力画面。特殊スキル「統率」は、パイロット養成では修得できない特殊なものとなっている	量産型ゲシュペンストMk-II改・タイプNの武器性能画面。武器に「F」が表示されているものが支援武器を意味する	攻撃するツインユニットと参加するツインユニットが隣接し、全ての条件が揃うと、「マキシマムブレイク」の文字が
攻撃目標がツインユニットの場合、一斉攻撃の後に個別攻撃を行ない、シングルユニットの場合は集中攻撃になる	「マキシマムブレイク」に参加する4人（この場合は、カイ、ラミア、ゼオラ、アラド）のパイロットカットインが挿入される	同時に、量産型ゲシュペンストMk-II改・タイプN、アンジュルグ、ビルトファルケン、ビルトビルガーが一画面に集結！
4機の支援武器による一斉攻撃が始まり、その後、各ツインユニットの攻撃が行なわれる

■ 戦闘システム：コンビネーション攻撃

　敵ユニット同士が隣接している場合や敵がツインユニットの場合に、味方がその敵に隣接して攻撃を行なうと、1回の攻撃で2機以上の敵にダメージを与えることができる。これを「コンビネーション攻撃」と呼ぶ。「コンビネーション攻撃」を使用するには、パイロットが特殊スキル「連続攻撃」を修得しており、機体が「コンビネーション武器」を所持している必要がある。「コンビネーション武器」とは、武器パラメータにある「種別」の項目に「C」と表示されている武器。

　特殊スキル「連続攻撃」には1から4までのレベルが設定されており、レベルが1の場合は1回の攻撃で2機に攻撃ができ、レベル4の場合は5機まで攻撃することができる。なお、敵に与えるダメージは2機目以降から、70％、65％、60％、55％と低下する。

【コンビネーション攻撃の流れ】
ラミア・ラヴレスのパイロット能力画面。コンビネーション攻撃に必要な特殊スキル「連続攻撃」を修得している	敵ユニット同士が隣接、もしくは敵がツインユニットなら、コンビネーション武器でコンビネーション攻撃を行なえる	2機目以降の敵は反撃を行なわないが、回避または防御を行なうことがあるようだ
アンジュルグが敵機体3機を相手に攻撃を仕掛けるシーン。コンビネーション攻撃で複数の敵機体を攻撃した場合でも、消費ENと弾数は1機を攻撃するのと同じなので、積極的に狙っていくと良いだろう

※画面は開発中のものです。
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