株式会社バンダイナムコゲームスは、9月29日に発売を予定しているプレイステーション 3用シミュレーションRPG「第2次スーパーロボット大戦OG」の新情報を公開した。

　「スーパーロボット大戦OG」は、「スーパーロボット大戦（スパロボ）」シリーズに登場したオリジナルキャラクター（ロボット）だけで構成されたシミュレーションRPG作品。第2報となる今回は、OGシリーズ初参戦となる機体を中心に、これまでのシリーズでも活躍してきた機体を紹介する。

■ 登場メカ＆キャラクター紹介

■ ブランシュネージュ

デザイン：大輪充
登場作品：GBA「スーパーロボット大戦D」

　リ・テクノロジストによって開発された人型機動兵器で、空中戦及び射撃戦を重視した機体。両腕に内蔵されたヴェクター・ガン、フォース・バスターに加え、WBH（ウェポン・ボックス・ハンガー）であるアルスノーヴァから武器を射出し、両腕を換装することが出来る。

　パイロットはクリアーナ・リムスカヤ（リム）。ジョッシュのエール・シュヴァリアー同様、「シュンパティア」と「レース・アルカーナ」を搭載している。

■ クリアーナ・リムスカヤ

CV：桑島法子
デザイン：糸井美帆
登場作品：GBA「スーパーロボット大戦D」

　ジョシュア・ラドクリフ（ジョッシュ）の義妹で、ブランシュネージュのパイロット。南極の遺跡から発掘され、リ・テクノロジストによって復元されたシステム「シュンパティア」の実験に長期間携わっており、そのせいで二つの人格（クリスとリアナ）に分かれてしまう。それぞれ互いの存在を認識しており、会話を交わすことも出来る。ブランシュネージュ搭乗時は、リアナが操縦や戦闘を受け持つ。

リムの人格の1つ、クリスは大人しい性格の持ち主。戦闘を担当するリアナは、気が強い。破壊力抜群のフォース・バスターを発射すると、俯瞰視点に切り替わるようだ

■ アレス・ガイスト

デザイン：斉藤和衛
登場作品：PS2「リアルロボットレジメント」

　プロジェクト・イデアランツで開発された重機動兵器。「ファウ・ケルン」と呼ばれる高出力ジェネレーターを搭載しており、接近戦と射撃戦の両方をこなすパワーファイターである。ただし、重装備・重装甲のため、運動性にはやや難点がある。

■ ドゥバン・オーグ

デザイン：河野さち子（STUDIO G-1 NEO）
登場作品：PS2「リアルロボットレジメント」

　アレス・ガイストのパイロット。頭脳明晰で自尊心が高く、人型機動兵器のパイロットとしても優秀。フリッケライ・ガイストのパイロットであるアリエイル・オーグと深い関わりを持つ。

敵機を目がけて突撃攻撃を仕掛けるアレス・ガイスト。重装甲ならではの攻撃スタイルで敵機を破壊していく。止めは、頭部のレッド・ホーンで敵機を突き刺すという豪快な攻撃も

■ メディウス・ロクス

デザイン：斉藤和衛

　ツェントル・プロジェクトで開発されたTEアブゾーバーの試作5号機。自己修復が可能な金属「ラズムナニウム」で作られた装甲を持ち、その機能のテストや各種データ取得を行なうための機体。格闘兵器としても使用できるディバイデッド・ライフルを携行する。

　パイロットは、ヒューゴの元上官であるアルベロ・エスト。

遠距離ではライフルとして、近距離では白兵兵器として使える万能型の武器「ディバイデッド・ライフル」を自在に操ることができる。試作機とは思えないほど高性能な機体だ

■ アンジュルグ

デザイン：斉藤和衛、藤井大誠

　ラミア・ラヴレスが搭乗する特殊人型機動兵器（スーパーロボット）。有機体に近いウィング、女性型の甲冑のようなデザインが特徴。物質化させたエネルギー体を槍状、弓矢状にして放つ攻撃を行なう。材質や動力源などについては謎が多い。

　また、ラミア以外の者がこの機体を操縦することは出来ない。

遠距離にいる敵機を正確に狙い撃つことができる「イリュージョン・アロー」

■ ART-1

デザイン：カトキハジメ

　EOTの信頼性と安定性を高めるための「レイオス・プラン」の1つ、「RXR計画」で作られた新型パーソナルトルーパーである。次世代機開発に備え、R-1とヒュッケバインMk-IIIのデータを基にして試験的に開発された。R-1の特性を受け継ぎ、同機のアッパー・バージョンとも言える機体になっており、近～中距離戦闘で優れた能力を発揮する。

　飛行形態（ART-ウィング）への単独変形機構を持つが、他のRシリーズとの合体機構はない。

ART-1（アートワン）のパイロットはSRXのメンバーであるマイ・コバヤシ。両腕のチェーンソー・トンファーを使った攻撃、「T-LINKブレードナックル」で敵機を破壊する

(C)SRWOG PROJECT